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Kl'avia Mondo R 水文明 (5) |
クリーチャー:マジック・コマンド 5000 |
ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない) |
自分のターンのはじめに、カードを1枚引いてもよい。 |
各ターンの終わりに、このターン中に自分が呪文を唱え、クリーチャーを召喚していれば、マジック・メクレイド8する。(マジック・メクレイド8:自分の山札の上から3枚を見る。 その中から、コスト8以下のマジックを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。 残りを好きな順序で山札の下に置く) |
ジャストダイバーと自分のターンのはじめにドローする能力に加え、そのターン中にクリーチャーと呪文を両方使っていればマジック・メクレイド8が発動する。
居座り性能の高いジャストダイバーとターン開始時のドローの組み合わせはシステムクリーチャーとして言うまでもなく優秀の一言。
純粋な設置速度としては《超次元エナジー・ホール》から《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》を出すのと同等のターン数だが、場持ちがいいので最低でも一度は追加ドローの機会を与えてくれることだろう。
手札の枚数が常に死活問題なマジックとしては無条件に継続して手札補充してくれるこのクリーチャーがもたらす恩恵は非常に大きい。
そして目玉となるのがクリーチャーと呪文の両方のカードを使わなければならないという制約の元に発動するマジック・メクレイド8。
一見すると難しく見えるが、ターン終了ステップに《Kl'avia Mondo》がバトルゾーンに登場した場合のみタイミングが過ぎてしまう[1]が、それ以外ならいつでも登場させておけば発動が狙える。
能力は相手のターン中にも発動できるが、それを狙うなら《SC龍飛→SC風流》との併用がおすすめ。
S・トリガーを使った《マジック・A・セミプーロ》や《サダイエ・ホンカドリーマー》がそのままもう片方の面も使えるので条件を達成しやすい。
また、《コーボー・マジカルショッカー》もS・トリガー付きの呪文を唱えた際にメクレイドの発動によりクリーチャーを召喚することができるので相性抜群。
とはいえ、能動的にS・トリガーを使っていく手段は現在のマジックには存在しないので、積極的に攻めてくる相手に強烈なカウンターができる程度に捉えておくべきか。無論、今後の発展により相手ターン中にもカードを使用できるようになればその限りではない。
相手ターン中での狙い目としては、ターンの最後に発動するという事でモード選択の利点を最大限に活かせる《D-Jealousy-灰撫/♪五本まで 集めて林 森ジャングル》や、大量除去が狙える《歌舞音愛 ヒメカット/♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》が有力。
このカード自身も、盤面に増えれば増えるほど威力を発揮するので踏み倒しの有力候補に入ってくるだろう。
総括して、マジックの動きに安定をもたらし時にはビッグアクションも起こせる、非常に頼もしいカードと言える。
前弾においては激しい手札消費が故に使いにくいところがあったマジック・メクレイド8だが、比較的無理なく能力を使えるこのカードの登場により高コストのカードの使いやすさも上がることだろう。
マジックをメインにしたデッキを組むのであれば是非とも検討したい1枚である。
同弾で登場したフレンド・バースト能力を使えば一発で達成できる。
《Kl'avia Mondo》自身の召喚でも可能なため、先に《魔軸の鎖 カメカメン》を出しておき、《Kl'avia Mondo》を召喚したターンに《カメカメン》のアバレチェーンで呪文を唱えるなどでも可能。他にもアタック・チャンス、《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》がスマッシュ・バーストを使うなど、攻撃ステップに呪文をコストを支払わずに唱える方法はいくつもある。
《コーボー・マジカルショッカー》はメクレイドを使う為にそもそも呪文を唱える必要があり、かつそちらのメクレイドでこのクリーチャーを召喚すれば自動的にこのカードのメクレイド条件も達成できるので非常に相性が良い。
《人気魚》のメクレイドから召喚できれば爆アド。使用可能マナをすべて残した状態でターンを開始でき、後は1枚呪文を唱えるだけでこのクリーチャーの条件を満たせる。
2ターン目のマナブースト付き2コストスノーフェアリー・エレメントから3ターン目の《妖精の裏技ラララ・ライフ》→これと繋ぐ手もある。上手くいけば3ターン目に《Kl'avia Tune》が着地する。
DM23-RP2のレア以下にいる、何らかの条件を満たしていればメクレイド8するカード。