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轟血鬼 ザ・ナイト UC 闇文明 (2) |
クリーチャー:ソニック・コマンド/ヴァンパイア 4000 |
このターン、カードが自分のシールドゾーンを離れていなければ、このクリーチャーは攻撃できない。 |
DM24-EX4で登場した闇のソニック・コマンド/ヴァンパイア。
自分のシールドゾーンからカードが離れたターン中のみ攻撃可能となる攻撃制限デメリットを持つコマンド。
デメリットcipを持たず、かつ条件次第で攻撃可能なコスト2以下の闇コマンドは登場時点で他に《天斬の悪魔龍 ジュランデス》のみ。そちらと比較しても攻撃可能となる条件が非常に緩い。
2ターン目にこれを出し、3ターン目に《轟血鬼 ザ・バット》《魔誕翔天マルピア》などを出してシールド回収を行えば、それだけでも即座に攻撃して《血貴き侵略 ブラッドゾーン》等への侵略が可能となる。
ただし、葛葉テーマデッキは《轟血鬼 ザ・ヴァンプ》《血貴き侵略 ブラッドゾーン》などシールドを回収することで真価を発揮するクリーチャーが主軸となっているため、このクリーチャーの攻撃のために無計画にシールドを減らしすぎないように気を付けたい。
また、上の動きは2枚コンボのため、見切り発車で2ターン目に《轟血鬼 ザ・ナイト》を召喚したのに、3ターン目に手札事故・多色事故・ハンデス等でシールド回収ができないとこのクリーチャーが棒立ちのままターンを終わる羽目になる点は注意。
このテキストは召喚酔いを消すわけではないため、2ターン目に召喚したら3ターン目が侵略開始ターンである。多色とはいえ《影速 ザ・トリッパー》は《轟血鬼 ザ・ナイト》以上にデメリット無しで3ターン目に侵略できることは覚えておきたい。
競合相手には同色同コスト同パワーかつデーモン・コマンドまで持つ《不死 デッドエンド》が挙げられる。
あちらの攻撃制限解除の条件は「自分のコマンドが存在する」ことであり、上述の《ザ・バット》《マルピア》はいずれもコマンドなので《デッドエンド》の攻撃条件も満たせてしまう。それに加えて、攻撃できずともブロッカーで足止めができる。
しかし、《デッドエンド》はcipで1枚ディスカードしてしまうため、墓地から侵略できない《血貴き侵略 ブラッドゾーン》との相性が良くない。