激昂(げきこう)するダッシュ・ホーン》 [編集]

激昂するダッシュ・ホーン C 自然文明 (5)
クリーチャー:ホーン・ビースト 4000+
自分のマナゾーンにあるカードがすべて自然のカードである間、このクリーチャーのパワーは+3000され、「W・ブレイカー」を得る。

DM-03で登場したホーン・ビースト単色で強化されるクリーチャー自然

自然単色なら5マナ7000でW・ブレイカー持ちと高スペックになる。

コモンでありながら、自然単色ならスーパーレア《デスブレード・ビートル》すら上回るスペックとなるため、初期の緑単デッキでは活躍していたこともあった。
数を集めやすいコモンカードという点も魅力の一つ。知名度は高くは無いものの、サイクル中では《アングラー・クラスター》に次ぐカードパワーを持つ一枚だった。

しかし、DM-14での《クラウド・メイフライ》の登場で状況は一変。
パワーは1000劣るものの、同時に登場した《フェアリー・ギフト》との併用で最短2ターンで飛び出し、小型ブロッカーをすり抜けられる突破力の高さから、多くの緑単デッキで採用され、このカードは居場所を奪われてしまった。

更に追い討ちをかけるように、DMX-13にて《寝ボケまなこのたぬ吉さん》が登場。
そちらは単色ならほぼ同等のスペックだが、こちらより1コスト軽く無色カードとの併用もでき、一概には言えないものの種族ドリームメイトとこちらよりも恵まれている。

久々の単色推薦シリーズとなったドラゴン・サーガDMR-14では、新たに《増強類 エバン=ナム=ダエッド》という対抗馬が登場。
そちらはマナ武装5という条件付きのため、《フェアリー・ギフト》で高速召喚した際にはこちらには劣るものの、普通に使えばこちらより3000もパワーが高く、おまけに自身よりパワーの低いクリーチャーにブロックされない能力まで付いている。
種族もサポートの多いコマンド・ドラゴンであり、更に肩身が狭くなってしまった。

進化でこれだけのスペックを持ったクリーチャーは現在でもそう多くは無いが、上記の上位互換達の存在を考えると、このカードの置かれている立場はかなり厳しい。

  • 「ゲキコウする」の正しい表記は「激昂する」である。カード自体は正しい文字が使われているのに、公式サイトでは「激する」[1]と誤植されている時期があった。現在では修正済み。

サイクル [編集]

DM-03の単色マナで効果を発揮するクリーチャー。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-03DMPP-01
    森をあらされた夜、彼らは星空に向かって咆哮した。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


[1] 「卬」と「卯」が違う。なお「昴」は「すばる」や「ぼう」と読む。