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| 剛撃雷炎アムドゥル UC 火/自然文明 (8) |
| クリーチャー：アーマード・ワイバーン/ジャイアント 13000 |
| T・ブレイカー |
DM-26で登場したアーマード・ワイバーン/ジャイアント。
レアリティがアンコモンのため入手は楽だが、準バニラのファッティでは環境で通用することは皆無に等しい。過去にはレアリティがスーパーレアだったため不評だった《黒神龍ベルザローグ》や、レアリティは下がったがデメリットがついてしまった《無双竜機ゾルバラード》が存在していたが、その例を反省したのかどうか分からないカードである。
パワーのあるアタッカーとして分かりやすいスペックのカード。初心者がとりあえずファッティを入れたい場合、目当てが手に入るまでの代用として使えるか。
そう考えると、レアリティが低いのは一番の美点かもしれない。アンコモン以下のレアリティのクリーチャーとしてはパワーは高い方。
幸い、ジャイアントであるため《西南の超人》でコスト軽減が可能。同じジャイアントの《二角の超人》を使えばマナゾーンから回収して次のターンの召喚に繋げられる。
しかし、火のファッティなのにスピードアタッカーを持たない点は痛い。殴り返しやシールドのブレイクに使うにも、召喚酔いしない方が明らかに使い勝手が良いのが現実である。同文明、同コストでは《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》や《無双竜機フォーエバー・メテオ》などが立ちはだかる。
単に高パワーのT・ブレイカーが欲しいならば、革命編で文明参照の進化クリーチャーが何体も登場している。
さらに、1コスト上に《緑神龍ディルガベジーダ》という、このカードや上記のカードのほとんどの存在意義をなくす巨大クリーチャーがDM-29で登場している。
そちらもリベンジ・チャンスを持つ《剛撃無双カンクロウ》に出番を奪われる事がある現状、このカードも苦境に立たされている。
特に同じマナコストでQ・ブレイカーとスピードアタッカーを持つ《爆剣豪 グレンモルト》の登場は致命的である。よほど種族と多色であることが重視されない限り、このカードの出番は回ってこないだろう。