プロモーション・カード [編集]
イベントや関連商品の購入特典、雑誌の付録などとして配布、封入される非売品カードのこと。
レアリティが書かれていないことから当wikiではプロモーション・カードの頭文字をとってPで表す。
配布済みのプロモーション・カードについてはこちらのページを参照してほしい。
通常のエキスパンションや構築済みデッキ[1]では入手できず、基本的に非売品。コロコロコミックやカードゲーマーなどの雑誌付録や、コミックスやアニメCDなどメディアミックス作品の特典、ガムやチョコクランチなどの食玩、キャンペーンやイベント会場での配布及び商品購入特典、公認大会参加賞、優勝者賞など様々な場所で手に入れることができる。
カードイラストのどこかにデュエル・マスターズのプロモロゴが描かれているのが特徴。右下に描かれていることが多いが、イラストの構図によっては左下やマナの数字の隣に描かれているものもある。
カードによって価値の差が非常に大きい。通常のエキスパンションにも収録されているようなカードは値段も大して変わらないが、メタデッキに投入されるような強力なものだと、値が釣り上げることが多い。それが優勝者賞などであれば尚更である。
実用的なカードも多数あるが、基本的に限定的な手段でしか手に入らないため、すぐに絶版になる。よって、あまりに強いカードをこれにされるとすぐに入手困難に陥り、シングルカードのレートが容易に高騰するという問題がある。
この傾向は2012年の《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》から顕著であり、当時はデュエル・マスターズの資産ゲー化を危惧する声が多数聞かれた。また、これらのハイスペックな限定カードは週刊少年サンデーの付録によく見られた。
プレイヤーとしては、余りに強力なプロモ限定収録カードの登場は、代用が利かない分喜ばしくないところであろう。
- 最初期のプロモカードはM字のマークがついていたが、闘魂編辺りから現在のドラゴンの横顔のマークに変更された。
また、極神編期には、デュエル・マスターズ5周年を記念して5をあしらったマーク、エピソード1期には10周年を記念して10をあしらったマーク、新章期には15周年を記念して15をあしらったマーク、王来篇~王来MAX期では20周年を記念して20をあしらったマークが描かれている。
- かつてはカード名とパワーの文字が金の箔押しになっていた。しかし、ヒーローズ・カードやフルフレーム化、ホイル変更などの方法で通常版とプロモ版のカードが差別化できるようになってくると、箔押しのカードは次第に減少、覚醒編に入った辺りで箔押しのカードは廃止された。エピソード1からの新デザインではプロモ仕様の箔押しカードは登場せず、代わりにエピソード2のビクトリーから箔押しになった。
- 基本的に非売品だが、店によってはシングルカードとして購入することもできる。
- 雑誌の付録プロモはすぐに絶版になるが、単行本の付録ならば書店に並んでいるので手に入れやすい。ただし、帯の付いた初版本にしか付いていない場合が多く、あらかじめよく確認したい。
- リストを見れば一目瞭然だが、プロモーションカードの種族はダントツでドラゴン系が多い。文明的には火>闇>光>水>自然の順で多くなり、こちらは火のカードが頭一つ抜ける。人気を考えれば仕方ないことではあるが、自然と水はあからさまに冷遇されている。
- 熱狂的なプレイヤーには、デッキのカードをプロモーション・カードで固めるために同じ雑誌を何冊も買ったり、シングルカードでわざわざ買い揃えたりする者もいる。もちろん費用はそれなりにつくため、自分の財布とよく相談したい。
- 当然ながら、プロモだろうがなんだろうがカード名が同じならばゲームでの性能も全く同一である。
- しかし、デッキに複数採用しているカードは、それぞれの区別が可能か否かで情報アドバンテージに差が生まれ、絵柄をそろえるメリットや変えておくメリットが存在することもある。それらに考慮してカードを集めておくと、思わぬ場面で役に立つかもしれない。
- 公式ホームページのカードリストに載っていない物も多々ある。
- ナンバーは原則P◯◯(番号)/Y△△(期)となる[2]。登場順が前後しようとも基本的に欠番は無いようになっているが、第11期の(P30/Y11)は未だに登場していない。アニメ30分記念で配布された《勝利宣言 鬼丸「覇」》が入る予定だったのかもしれない。《クリスタル・スーパーパラディン》のように今後登場するかとも思われていたが10年経っても音沙汰がなく、ロストナンバーとなっている。
- 第15期(P26/Y15)の《フェアリー・ライフ》はデュエル・マスターズ公式HPのカードリストに載せられているものの、当初予定されていた「ハムカツとドギラゴンのカレーパン大冒険3D」入場者特典では配布されずお蔵入りとなったため、入手手段のない状態が続いている。
- プレイヤーの中には、これらのナンバーをすべて網羅することを目指すコレクターもいる。ナンバーを網羅することが目的であるため、例外ナンバーのカードは入手難易度の高さもあり、範囲外とするコレクターも多い。そんな中公認グランプリの優勝者賞である《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》等のプロモが登場。世界に数枚という最高の入手難易度を誇るにもかかわらず原則どおりのナンバリングが施され、しかも同一イラストのチャンピオンシップ版とは別で存在するという事実が、上記のコレクター達の大きな壁となった。
- チャンピオンシップ優勝者賞より下の順位で貰える景品の方のシングルレートが高いと、景品目当ての無気力試合を助長する恐れがある。
- 現時点で発行されたプロモーション・カードのバリエーションが一番多かった時期は新章デュエル・マスターズ期で、その種類は実に119枚にもなる。
参考 [編集]