《シャカパチを許さぬ者 バチお先生》 [編集]
シャカパチを許さぬ者 バチお先生 P 光文明 (2) |
クリーチャー:メタリカ 2000 |
相手が手札のカードとカードで音を鳴らした時、そのターン、このクリーチャーはバトルゾーンを離れない。 |
DMEX-08で登場した光のメタリカ。
相手が手札のカードとカードで音を鳴らした時、そのターン、場を離れない能力を持つ。
カード名からして、シャカパチ[1]行為をやめさせるためにデザインされたカードのようだが、「カードとカードで音を鳴らした」の基準は実に曖昧。意地の悪いことを言うのであれば、カードとカードが少しでも接触もしくは擦れた時、人の耳に聞こえないレベルでも音は発生する。それも「鳴らした」内に入るなら、相手は手札のカードをそれぞれ離した状態でプレイしなければこのクリーチャーの能力を誘発させてしまうことになる。
「手札のカードとカードで音を鳴らした時」というテキストから、少なくとも手札が2枚以上無ければ成立しない。また、手札以外のカードで音を鳴らした場合は特にペナルティは無い。
- この能力は誘発型能力であるため、能力や呪文の解決には割り込めない。例えばバトルゾーンに自分の《シャカパチを許さぬ者 バチお先生》が存在し、かつ相手がそのターン「手札のカードとカードで音を鳴らす」ことをしていない状態で《デーモン・ハンド》を唱えた時に、その直後に相手がシャカパチをしても離れなくなるのは《デーモン・ハンド》の解決が終わった後なので、相手は《デーモン・ハンド》の効果で《バチお先生》を破壊できる。
他のカード・デッキとの相性 [編集]
- 革命チェンジのチェンジ元として使用することは推奨されない。相手があえてシャカパチすることで入れ替える効果が不発になってしまう。
- このように、シャカパチに十分注意している相手に対してはバニラ以下のスペックである。
- もっとも、この手のカードをあまり強くしてしまうと、ただでさえ上記のとおり曖昧な基準なので、鳴った鳴ってないで揉める事態が多発してしまうおそれがある。ジョークカードとしてこの程度のスペックにしておかなければいけない実情も理解できる。
その他 [編集]
- コラボ先の「太鼓の達人」は、バンダイナムコエンターテインメントの人気音楽ゲーム。大手玩具メーカー「バンダイ」の名からもわかる通り、タカラトミーにとってはどちらかといえば商売敵の系列にある会社のコンテンツである。
- コロコロイチバン!で漫画が連載されているが、コピーライトはきちんと©BANDAI NAMCO Entertainment Incと書かれており、コロコロ連載漫画としての参戦というわけでもない。まさかの競合他社系列からの参戦である。
トミー時代に玩具の「太鼓の達人どこでもドンドン」を販売していたり、デュエル・マスターズのアニメのOP曲がゲーム内に収録されていたりといった縁でのコラボと推測される。
- 「バチお先生」とは同作品のチュートリアルをつとめるキャラクター。『2人なのに1人という不思議な生き物。太鼓の打ち方を親切に教えてくれる先生。とっても身軽な身のこなしが自慢である。』(公式サイトより引用)とのこと。見た目は顔と手がついた太鼓のバチ。「シャカパチ」だからと言って「パチお先生」ではないので注意。
- カードイラストでデュエル・マスターズカードとして描かれている「とらまい」、「お面小僧」も「太鼓の達人」のキャラクター。どちらも(今のところ)架空のカードである。また、周囲を浮遊している灰色の煙のような物体は「たましい」。こちらもれっきとした「太鼓の達人」のキャラクターである。
- DMEX-08発売前、先行公開の段階で禁止カードに指定したCS会場が出たことで話題になった。
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]
シャカパチとは、「シャカシャカパチパチ音を立てる」ことの略称で、能力テキストにもある通り、カードとカードで音を鳴らすことを指す。ある程度の強度がカード(スリーブ)にないと鳴らす事ができない
現在はバンダイナムコエンターテインメントに統合されており、876(バンナム)の語呂合わせも存在する。