公式Q&A 2021年9月7日更新版 [編集]

Q.自分のアンタップ状態の《勝利の女神ジャンヌ・ダルク》が、「マッハファイター」を持つ相手の《無双龍幻バルガ・ド・ライバー》攻撃されました。この時、攻撃されている《勝利の女神ジャンヌ・ダルク》自身の「ブロッカー」を使えますか?
A.いいえ、使えません。クリーチャーが攻撃されている時に、そのクリーチャー自身に攻撃先を変更する能力は使えません。
(総合ルール 507.1a[1]
引用元

Q.バトルゾーンに自分のアンタップ状態の《正義の煌き オーリリア》タップ状態の《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》がいる状況で、相手のクリーチャー攻撃してきました。
《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》の能力で《正義の煌き オーリリア》は「ブロッカー」を得ていますが、この攻撃に対して《正義の煌き オーリリア》の1つ目の能力と「ブロッカー」を同時に使えますか?
A.いいえ、この状況では「ブロッカー」のみ使えます。《正義の煌き オーリリア》がアンタップ状態なので、1つ目の能力は使えません。攻撃先を変更する能力を複数使用する場合は、能力を使うクリーチャーを同時に選ぶ必要があり、かつ、それらの能力がすべて適正に使用できる状態でなければいけません。
(総合ルール 507.1a[1]
引用元

Q.バトルゾーンに自分の《Disジルコン》《デスマッチ・ビートル》アンタップ状態でいる状況で、相手のクリーチャーが自分に攻撃してきました。その攻撃に対して、まず《Disジルコン》の「ブロッカー」を使い、それに対してさらに《デスマッチ・ビートル》の「ガードマン」を使って、攻撃先をプレイヤーから《デスマッチ・ビートル》に変更できますか?
A.いいえ、できません。プレイヤーへの攻撃に対して「ブロッカー」は使用できますが、「ガードマン」は使用できません。攻撃先を変更する能力を複数使用する場合は、能力を使うクリーチャーを同時に選ぶ必要があり、かつ、それらの能力がすべて適正に使用できる状態でなければいけません。
(総合ルール 507.1a[1]
引用元

Q.バトルゾーンに自分の《勝利の女神ジャンヌ・ダルク》アンタップ状態で2体いる状況で、相手のクリーチャー攻撃してきました。
その攻撃に対して、《勝利の女神ジャンヌ・ダルク》2体の「ブロッカー」を使った場合、「ブロックした時」の能力を2体分使えますか?
Aいいえ、1体分しか使えません。「ブロックした時」の能力は、ブロッククリーチャーが指定された時にのみトリガーします。ブロッククリーチャーとして指定されるのは最後に能力を解決した1体のみですので、その1体の「ブロックした時」の能力のみ使えます。
(総合ルール 507.3a[2]
引用元

Q.バトルゾーンに自分の《賢門の精霊ヘブンストライク》アンタップ状態で2体いる状況で、相手のクリーチャー攻撃してきました。
この時、自分はその攻撃に対して、《賢門の精霊ヘブンストライク》2体の「ブロッカー」を使えますか?
A.はい、一度の攻撃に対して、2体両方の「ブロッカー」を使えます。ただし、バトルするのは1体のみです。2体の「ブロッカー」を使った場合、《賢門の精霊ヘブンストライク》2体の「ブロッカー」を順番に解決して、最終的に両方の《賢門の精霊ヘブンストライク》がタップされた上で、どちらか片方の《賢門の精霊ヘブンストライク》に攻撃先が変更されます。
(総合ルール 507. 1a[1],507.2[3]
引用元

Q.自分のリンクしている《神帝ムーラ》《神帝マニ》と、《赤攻銀 マルハヴァン》《アクア・ガード》がいる状況で、相手は《トーチング・パニッシュ》唱えました。相手が効果で《神帝ムーラ》を選び、破壊する際、《赤攻銀 マルハヴァン》の「自分のコスト4以上のクリーチャーが破壊される時」の置換効果を適用し、《アクア・ガード》を破壊できますか?
A.はい、破壊できます。リンクしているゴッドは、それぞれの特性をすべて持っています。破壊される《神帝ムーラ》はコスト7のクリーチャーですので、《赤攻銀 マルハヴァン》の置換効果を適用して《アクア・ガード》をかわりに破壊できます。
(総合ルール 803.1b[4]
引用元

Q.自分のリンクしている《神帝ムーラ》《神帝マニ》《赤攻銀 マルハヴァン》がいる状況で、相手は《トーチング・パニッシュ》唱えました。相手が効果で《神帝マニ》を選び、破壊する際、《赤攻銀 マルハヴァン》の「自分のコスト4以上のクリーチャーが破壊される時、かわりに」の置換効果を適用し、リンクしている《神帝ムーラ》を破壊できますか?
A.いいえ、破壊できません。リンクしているゴッドは1体のクリーチャーとして扱います。効果でクリーチャーを参照する際、リンクしているゴッドのうち片方の特性のみを参照することはできませんので、《赤攻銀 マルハヴァン》の置換効果で《神帝ムーラ》のみの破壊はできません。
(総合ルール 803.1b[4]
引用元

Q.自分のリンクしている《神帝ムーラ》《神帝マニ》と、タップ状態の《赤攻銀 マルハヴァン》がいる状況で、相手は《トーチング・パニッシュ》唱えました。相手が効果で《神帝ムーラ》を選び、《神帝ムーラ》が破壊された時、《赤攻銀 マルハヴァン》の「自分のコスト3以下のクリーチャーが破壊された時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。リンクしているゴッドは、それぞれの特性をすべて持っています。墓地に置かれた《神帝ムーラ》はコスト3のクリーチャーですが、破壊される時点ではコスト7のクリーチャーでしたので、《赤攻銀 マルハヴァン》の能力はトリガーしません。
(総合ルール 803.1b[4]
引用元

Q.自分のリンクしている《龍神ヘヴィ》《破壊神デス》《ダーク・ルピア》バトルゾーンにいる状況で、相手は《デーモン・ハンド》唱えました。効果で《龍神ヘヴィ》《破壊神デス》を破壊する際、自分はそのうち《破壊神デス》のみを墓地に置きましたが、《ダーク・ルピア》の「自分のドラゴンが破壊された時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。リンクしているゴッドは、それぞれの特性をすべて持っています。墓地に置かれた《破壊神デス》はドラゴンを持ちませんが、リンクしていた《龍神ヘヴィ》はドラゴンを持ちますので、《ダーク・ルピア》の効果で相手のクリーチャーを1体破壊できます。
(総合ルール 803.1b[4]
引用元

Q.自分のリンクしている《龍神ヘヴィ》《暗黒破壊神デス・フェニックス》《龍神メタル》バトルゾーンにいる状況で、その《暗黒破壊神デス・フェニックス》の進化元《ボルシャック・ドラゴン》がいます。この《暗黒破壊神デス・フェニックス》のみが離れ、再構築により進化元の《ボルシャック・ドラゴン》が残る際、《龍神ヘヴィ》と《ボルシャック・ドラゴン》、《龍神メタル》はリンクしたままですか?
A.いいえ、リンクは外れます。不適正なカードのリンクは外され、それぞれバトルゾーンに別々のクリーチャーとして残ります。
また、この場合、《破壊神デス》がバトルゾーンを離れているので、リンクが外れた後、《龍神メタル》の「このクリーチャー、《龍神ヘヴィ》、《破壊神デス》の3体がリンクしていて、《破壊神デス》が離れた時」の能力で、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》を再び「G・リンク」させることができます。
引用元

Q.自分のリンクしている《龍神ヘヴィ》《暗黒破壊神デス・フェニックス》バトルゾーンにいる状況で、その《暗黒破壊神デス・フェニックス》の進化元《ボルシャック・ドラゴン》がいます。この《暗黒破壊神デス・フェニックス》のみが離れ、再構築により進化元の《ボルシャック・ドラゴン》が残る際、《龍神ヘヴィ》と《ボルシャック・ドラゴン》はリンクしたままですか?
A.いいえ、リンクは外れます。不適正なカードのリンクは外され、どちらもバトルゾーンに別々のクリーチャーとして残ります。
(総合ルール 703.4e[5]
引用元

Q.自分のリンクしている《龍神ヘヴィ》《暗黒破壊神デス・フェニックス》バトルゾーンにいる状況で、その《暗黒破壊神デス・フェニックス》の進化元《龍神メタル》がいます。この《暗黒破壊神デス・フェニックス》のみが離れ、再構築により進化元の《龍神メタル》が残る際、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》はリンクしたままですか?
A.はい、リンクした状態でバトルゾーンに残ります。リンクしていた《暗黒破壊神デス・フェニックス》の状態定義効果を、《龍神メタル》が引き継ぎます。
(総合ルール 801.4c[6]
引用元

Q.自分のリンクしている《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》バトルゾーンにいる状況で、その上に《ボルシャック・モモキング》進化してバトルゾーンに出しました。この一番上の《ボルシャック・モモキング》のみが離れ、再構築により進化元クリーチャーが残る際、下のカードはリンクしたままですか?
A.いいえ、どちらか片方のクリーチャーのみがバトルゾーンに残ります。《ボルシャック・モモキング》を出した時点で、進化元に置くカードの順番を決定する必要があります。《ボルシャック・モモキング》が離れて再構築が行われる際、重ねた《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》のうち、上に置いた方がクリーチャーとしてバトルゾーンに残り、もう一方はその下に重ねられたままになります。
(総合ルール 801.1b[7]
引用元

Q.自分のマナゾーンにカードが6枚あり、相手の《獣軍隊 ヤドック》と自分の《龍神ヘヴィ》バトルゾーンにいる状況です。自分が《インフェルノ・サイン》唱えて、効果墓地から《龍神メタル》をバトルゾーンに出す際、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の「G・リンク」と、《獣軍隊 ヤドック》の置換効果の適用はどちらが先になりますか?
A.置換効果の適用が先です。置換効果によって《龍神メタル》が実際にバトルゾーンに出ない場合、状態定義効果は何もしません。結果的に、《龍神メタル》のみが《獣軍隊 ヤドック》の置換効果でマナゾーンに置かれます。
(総合ルール 110.4f[8]
引用元

Q.自分のマナゾーンにカードが7枚あり、相手の《獣軍隊 ヤドック》と自分の《龍神ヘヴィ》バトルゾーンにいる状況です。自分は《龍神メタル》リンクした状態でバトルゾーンに出す際、このリンクした《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》は《獣軍隊 ヤドック》の置換効果でマナゾーンに置かれますか?
A.いいえ、マナゾーンに置かれません。バトルゾーンに出る《龍神メタル》はコスト7のクリーチャーです。《獣軍隊 ヤドック》は実際に出るクリーチャーの情報のみを参照しますので、《獣軍隊 ヤドック》の置換効果は適用されません。
(総合ルール 803.1d[9]
引用元

Q.自分のマナゾーンにカードが7枚あり、相手の《奇石 ミクセル / ジャミング・チャフ》と自分の《龍神ヘヴィ》バトルゾーンにいる状況で、自分は《龍神メタル》リンクした状態でバトルゾーンに出しました。このリンクした《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》は≪奇石 ミクセル≫の「相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを相手がバトルゾーンに出した時」の能力で山札の一番下に置かれますか?
A.いいえ、山札の一番下に置かれません。バトルゾーンに出た《龍神メタル》はコスト7のクリーチャーです。≪奇石 ミクセル≫の能力は実際に出たクリーチャーの情報のみを参照しますので、≪奇石 ミクセル≫の能力はトリガーしません。
(総合ルール 803.1c[10]
引用元

Q.《緊縛の影バインド・シャドウ》と自分のアンタップ状態の《龍神ヘヴィ》バトルゾーンにいる状況で、自分は《龍神メタル》リンクした状態でバトルゾーンに出しました。このリンクした《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》はタップ状態になりますか?
A.いいえ、アンタップ状態です。バトルゾーンに出る《龍神メタル》はのクリーチャーです。《緊縛の影バインド・シャドウ》は、実際に出るクリーチャーの情報のみを参照しますので、《緊縛の影バインド・シャドウ》の状態定義効果は適用されません。
(総合ルール 803.1d[9]
引用元

参考 [編集]

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[1]
ブロッカーやガードマンなど、攻撃先を変更する能力を使用したい場合、非ターン・プレイヤーはその能力を使用できる1体以上のクリーチャーを選びます。複数体を選ぶ場合は同時に選びます。選ぶクリーチャーは、適正にその能力を使用できる状態でなければいけません。攻撃先を変更する能力を使用するために何らかの条件を必要とするクリーチャーは、その条件を満たせない状態では選ぶことができません。
 例:ブロッカーを持つタップ状態のクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。
 例:相手のクリーチャーがプレイヤーを攻撃している場合、ガードマンを持つクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。他にブロッカーを持つクリ ーチャーがいたとしても同様です。
 例:「ブロックされない」能力を持つクリーチャーが攻撃している場合、ブロッカーを持つクリーチャーを選ぶことはできません。
 例:アンタップ状態のブロッカーを持つクリーチャーが攻撃されている状況で、その攻撃されているクリーチャーは、ブロッカーを使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。

[2] 「このクリーチャーがブロックした時」という誘発条件を持つ誘発型能力は、その能 力を持つクリーチャー自身がブロッククリーチャーに指定されることで誘発します。
[3]
507.2.選んだクリーチャーの能力を解決します。能力を使用するクリーチャーを複数体選んでいた場合、それらの能力を非ターン・プレイヤーが好きな順番で1つずつ解決していき、結果的に最後に解決した能力によって攻撃先が変更されます。
 507.2a. 最終的に、ブロッカー能力によってその能力を使用したクリーチャーに攻撃先が変更された場合、選ばれたクリーチャーはブロッククリーチャーとして指定されます。「その攻撃」から取り除かれるか、または攻撃終了ステップまで、それはブロッククリーチャーであり続けます。
  例:2体のクリーチャーのブロッカー能力を使用した場合、最後に効果を解決した1体のみがブロッククリーチャーになります。
  507.2b. 最終的に、ブロッカーではない能力(ガードマン等)によってその能力を使用したクリーチャーに攻撃先が変更された場合、選ばれたクリーチャーはブロッククリーチャーではありません。
  507.2c. ブロッククリーチャーにブロックされた攻撃クリーチャーは、「ブロックされたクリーチャー」になります。ブロッククリーチャーが存在しないクリーチャーは「ブロックされなかったクリーチャー」になります。「その攻撃」から取り除かれるか、または攻撃終了ステップまでそのままの状態であり続けます。それをブロックしたクリーチャーが「その攻撃」から取り除かれたとしても、ブロックされたクリーチャーはブロックされたままです。

[4] リンクしたゴッドは、1 体のクリーチャーとしてそれを構成する各ゴッドの名前、能力、文明などの特性をすべて持つものとして扱います。ただし、それを構成する各カードの個別の特性を変更させるものではなく、集合体として 1 体のクリーチャーとして扱うことに注意してください。
[5] リンクしたゴッドの情報が不適正になった時、そのリンクは外れる。
[6] 再構築されたクリーチャーは新たにバトルゾーンに出るわけではなく、すでにバトルゾーンにあったものとして扱います。バトルゾーンに出た時に誘発する効果は発生しません。また、それらのクリーチャーはターンのはじめから進化クリーチャーの下に存在していたのであれば、新たに召喚酔いしません。また、再構築前に受けていた効果があれば再構築後も引き継ぎます。
[7] 複数のカードを進化元として進化クリーチャーをバトルゾーンに出す場合、進化元となるカードを好きな順番で、その進化クリーチャーの下に重ねて置きます。
[8] 状態定義効果は、カードがゾーンに置かれる際、その状態を変更させます。これらは置換効果同様に効果に割り込んで処理をしますが、置換効果として扱わず、複数の効果が同時に存在する場合、それらすべてが適用されます。置換効果によってカードが実際にそのゾーンに置かれない場合、状態定義効果は何もしません。
   例: 永遠のリュウセイ・カイザー、緊縛の影バインド・シャドウ、「超感覚の聖狗」、不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー

[9] ゴッドがバトルゾーンに出る際に、置換効果や G・リンク以外の状態定義効果が適用される場合、そのゴッドがリンクして 1 体のクリーチャーになったとしても、実際にバトルゾーンに出るカードの特性を参照します。
[10] ゴッドがバトルゾーンに出ることでカードの能力が誘発する場合、そのゴッドがリンクして 1 体のクリーチャーになったとしても、実際にバトルゾーンに出たカードの特性を参照します。