《氷牙要塞(ひょうがようさい)クランヴィアV世(ごせい)》 [編集]

氷牙要塞クランヴィアV世　R　水文明　(5)
進化クリーチャー：マジック・リヴァイアサン/ナイト　4000
墓地呪文進化：呪文を1枚自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。
自分の手札から呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにこのクリーチャーの下に置いてもよい。
メテオバーン：このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にある呪文を1枚墓地に置いてもよい。その呪文が自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストであれば、コストを支払わずに唱えてもよい。

DM23-EX2で登場した水の進化マジック・リヴァイアサン/ナイト。

超無限墓地呪文進化の下位種である墓地呪文進化を持つ。手札の呪文を唱えた時に自身の下に置く能力と、メテオバーンで自身の下にある呪文を唱える能力を持つ。

似た能力を持つ《不夜城艦 クランヴィア》や《極限邪神M・ロマノフ》と比べると、仕込む呪文を任意で選べるようになったかわりに、マナを増やす必要ができた。それらでできた、出していきなり《ティラノ・リンク・ノヴァ》や《オールデリート》を唱えて一気に畳み掛ける戦法は取りづらくなっている。
一方で文明の指定もなくなっており、文明は合わないが唱えたい呪文だけをタッチで入れる運用が可能になった。

種族もマジックかつナイトと優秀。
ナイト・マジックはもちろんのこと、変わったところだとマジックへの革命チェンジを利用して擬似的な墓地回収を行うこともできる。
コスト5であるため、ちょうど《芸魔王将 カクメイジン》のチェンジ先候補になれるのもポイント。メテオバーンで唱えた呪文は墓地に置かれるため、《カクメイジン》で再度唱えることもできる。
他にはマジック・メクレイド5の当たり札として採用しても良いだろう。

また、進化クリーチャーになったことで《時空工兵タイムチェンジャー》などに対応するようになり、ツインパクトを利用しての詠唱先調達はよりやりやすくなった。もっとも、上述の通りマナコストの問題はあるが。

ループの手順 [編集]

手札に《芸魔隠狐 カラクリバーシ》、《緊急再誕》、《魔弾ソウル・キャッチャー》各1枚が必要。進化元に《凶鬼90号 ゾレーゴ／「大当たり!もう一本!!」》1枚が必要。マナゾーンにカードが5枚以上必要。

無限ドローループ [編集]

  1. 《クランヴィアV世》の攻撃時に《カラクリバーシ》の革命チェンジを宣言。
  2. メテオバーンで進化元の《「大当たり!もう一本!!」》を唱える。
  3. 《「大当たり!もう一本!!」》により《カラクリバーシ》のcipが2回誘発。
  4. 《カラクリバーシ》のcip1回目で《緊急再誕》を唱える。《カラクリバーシ》を破壊しつつ《「大当たり!もう一本!!」》を進化元に手札の《クランヴィアV世》をバトルゾーンに。唱え終わった《緊急再誕》は《クランヴィアV世》の下に。
  5. 《カラクリバーシ》のcip2回目で《ソウル・キャッチャー》を唱え、《カラクリバーシ》を墓地回収。唱え終わった《ソウル・キャッチャー》は《クランヴィアV世》の下に。
  6. 1.に戻る。これを繰り返すことで無限ドローができる。

ちなみに《クランヴィアV世》が場にある時には《ソウル・キャッチャー》1回で2枚墓地回収できるため、無限ドローループの際に2枚目の《カラクリバーシ》が見えた時点で《ソウル・キャッチャー》1回分をパスしても問題ない[1]。つまり、《カラクリバーシ》のストックを作ることができるため、そのタイミングで《お清めシャラップ》を使って墓地枚数を調整したり、《イデア・パラドックス》で相手獣を除去したりできる。
上記のループ手順、パーツとは若干異なるが、途中から革命チェンジ先を《ミラクル1 ドレミ24》に切り替えることで山札を削らずにループしたりもできる。

+  《ドレミ24》型ループの一例

フィニッシュループ [編集]

ここでは《水上第九院 シャコガイル》で〆る型を紹介する。

  1. 上記ループにより、山札を1枚、墓地を0枚にする。墓地にカードがある場合は《お清めシャラップ》などで調整すること。
  2. 《クランヴィアV世》の攻撃時に《カラクリバーシ》の革命チェンジを宣言。
  3. メテオバーンで進化元の《「大当たり!もう一本!!」》を唱える。
  4. 《「大当たり!もう一本!!」》により《カラクリバーシ》のcipが2回誘発。
  5. 《カラクリバーシ》のcip1回目で無限ドローループによって手札に加えた《強欲の王国》を唱え、マナを9枚以上にする。
  6. 《カラクリバーシ》のcip2回目で《緊急再誕》によって《水上第九院 シャコガイル》を呼び出し、そのまま次のターンにエクストラウィン。

その他 [編集]

  • メテオバーンはよく見るとどのゾーンから唱えるか書かれていない。そのため、相手が《空間型無限収納ストラトバッグ》で墓地送りをマナ送りに置き換えても、対象を見失わないと思われる。
    • 上記のとき追跡処理は適用されない。紛らわしいが置換効果は効果の発生源を変えない[2]ため、《氷牙要塞クランヴィアV世》自身がアタックトリガーで「攻撃する時、このクリーチャーの下にある呪文を1枚マナゾーンに置いてもよい」したことになる。ゆえに「その呪文」としか書かれていないためマナゾーンから唱えることができる。
      • 「自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストであれば」を確認するタイミングは、《チューン・アゲイン》を参考にするとカードをマナゾーンに置いた後の状態を見ると思われる。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]

タグ: 進化クリーチャークリーチャー水文明青単単色コスト5マジック・リヴァイアサンマジックリヴァイアサンナイトパワー4000墓地呪文進化墓地呪文進化：呪文進化進化：呪文呪文サポート呪文コスト踏み倒し唱えた時置換効果クリーチャーの下下に置くメテオバーンアタックトリガーマナゾーンのカードの枚数以下コスト踏み倒しRレアKOUSAKU

[1] 上記4.で《カラクリバーシ》の回収を一度破棄しても、2回目の同タイミングで2枚一気に回収できる。
[2] 例：相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力でAされる時、Aするかわりに捨てる置換効果を使うと、相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力で捨てられた扱いになる。