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二角魚 UC 水文明 (4) |
クリーチャー:フィッシュ 3000 |
S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい) |
このクリーチャーが出た時、または離れた時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。 |
cipとバトルゾーンを離れた時に敵1体をバウンスするS・トリガー獣。
S・トリガーとしては最低限《ゼッキョーすらい太》や《「青空の大波」》と同等のスペック[1]を持ち、手打ちも何とか不可能ではないコスト帯であり、素直で扱いやすい性能をしている。
一方、離れた時に発動するバウンスの誘発は、ブロッカー等の自力退場手段を持たないため、もう1枚何らかのカードを使うか相手の殴り返しに期待する必要がある。
場にいるだけでは単なるバニラであるこのクリーチャーが殴り返しされるような局面は限られるので、基本的には自分のクリーチャーを犠牲にするタイプのカードと組み合わせたい。しかし、その場合であってもより強力なpig持ちが優先される可能性はかなり高い。破壊以外のアドバンテージの取れるマナ送りやセルフバウンスでも反応することを活かして差別化してやりたい。
また、種族もサポートが絶無と言っていいフィッシュであり、バトルゾーンに残ることにメリットが見出しづらい。
ただ、それは相手から見ても同じことであり、わざわざ除去されて離れた時の能力を使う機会がまずない、殴り返しもそうそうされないということは逆に言うとハイパー化のコストにするリスクもまずないと言える。あからさまに相性が良さそうなタップ誘発持ち等と違い、先に置いておいても繰り返し寝かせていても生き残りやすいのはある意味相性が良いのかもしれない。
特に《楽識の夜 フミビロム》であれば取り敢えず誰でもパンプアップして戦力にできるのでそれらタップ誘発が来ても完全には仕事を失わない点で噛み合う。
《一角魚》と異なり、バウンスは相手クリーチャー限定かつ強制。自分のクリーチャーを戻せてしまうと自身をバウンスして離れた時効果を誘発することで、使い減りしない無条件バウンスとなってしまうからだろう。しかしそれゆえに、発動条件の緩さも相まって各種cipの再利用などに逆用されやすい点には要注意。
DM24-RP1の「このクリーチャーが出た時、または離れた時」で始まる能力を持つクリーチャーサイクル。