《トゥリナーツァッチ <エンパペ.Star(スター)>》 [編集]

トゥリナーツァッチ <エンパペ.Star> R 闇文明 (6)
スター進化クリーチャー:ゼロ・ドラゴン/デスパペット/レクスターズ 8000
タマシードから進化するなら、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。
スター進化:レクスターズまたは闇のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
このクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。相手がそうしなければ、自分はカードを2枚引いてもよい。

DMRP-21で登場したゼロ・ドラゴン/デスパペット/レクスターズスター進化クリーチャー

セルフハンデスとはいえ、《ジャスミンの地版》から繋ぐと最速で3ターン目に2枚の手札破壊を叩き込める。
パワーは下がるが《ゲオルグ <ゼリー.Star>》侵略に繋いでさらにハンデス枚数を稼ぐことも可能。
一通りハンデスし尽くした後も自身のドローアドバンテージ差をつけることができる。

公式裁定 [編集]

2枚目となる、「(複数枚を対象とする強制効果)。そうしなければ、(別の効果)」というテキストである。1枚目はDM-01で登場した《ギガベロス》

  • 相手の手札が0枚のときはもちろん、1枚のときもハンデスができない
    • 総合ルール「101.3. できることは全て行う カードの指示の一部が実行不可能であった場合でも、できることを全て行い、実行不可能な部分は無視します。」を考えると、相手の手札が1枚の場合、その1枚をハンデスし、少なくとも1枚はハンデスできたので2ドローはできないという処理になるはずだが……。
  • この裁定は、文中に「そうしたら(そうしなければ)」とある能力であるからと考えられる。誤解をなくすには「1枚しかない場合は、相手はその1枚を捨てない」といったテキストがあるほうが望ましいだろう。実際、《スケルトン・バイス》で、そのように枚数不足の場合の処理が書かれている。

《ギガベロス》登場時は、空撃ちはできないという公式ルールが存在しており自分のクリーチャーが1体のときに《ギガベロス》を召喚すると《ギガベロス》だけが破壊されていたと思われるが、DM-08発売前後のルール改正以後、どれが破壊されるかの公式裁定は発見できなかった。

《ギガベロス》登場時はともかく、《トゥリナーツァッチ <エンパペ.Star>》登場時は、以下の総合ルールの内容で一貫されており、このカードの裁定は違和感を覚えるものとなってしまっている。

606.2. 効果が実現不可能なことを要求している場合、可能な部分だけを実行します。

例: プレイヤーが 1 枚だけ手札を持っている場合、「手札を 2 枚捨てる」という効果はその持っているカードだけを捨てさせます。

その他 [編集]

サイクル [編集]

DMRP-21で収録されたレアスター進化サイクル

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 4つ目の能力について

Q.相手の手札が2枚ある状況で、自分の《トゥリナーツァッチ <エンパペ.Star>》が攻撃しました。この「攻撃する時」の能力で、相手は手札を1枚も捨てないことを選択できますか?
A.いいえ、できません。手札に2枚以上カードがある場合、それを必ず捨てる必要があります。この効果を解決する際に手札が1枚以下しかなかった場合のみ、《トゥリナーツァッチ <エンパペ.Star>》側はカードを2枚引きます。
引用元(2022.4.22)

Q.相手の手札が1枚の状況で、《トゥリナーツァッチ <エンパペ.Star>》の「攻撃する時」の能力を使った場合、どうなりますか?
A,相手が手札を2枚捨てられない状況なので、相手は手札を1枚も捨てず、自分は2枚引けます。
テキストに「そうしなければ」とある効果は、相手が「そうしなければ」の前に書かれた効果を実行できたどうかを確認して、後半の効果を実行するか決定します。前半の効果は一部分だけ実行できる状況では何もせず、後半の効果だけ実行します。
引用元(2022.4.22)