転生編(ジェネレート・ギア)背景ストーリー (デュエプレ) [編集]

該当弾 [編集]


概要 [編集]

六王戦争が終結し、多色の力が封印された世界となって200年。
新たな文明間の戦争が起ころうとしていた。

闇文明は再び自然文明への侵攻を開始し、フィオナの森に生きる民を捕虜にしようと画策した。
度重なる闇の暴挙を前に自然文明の怒りは頂点に達する。
かつて顕現した《聖獣王ペガサス》の生命エネルギーは、今でもフィオナの森を活性化させ癒し続けていた。
そのエネルギーを戦いへと転じて凄まじいパワーを手に入れた自然文明の戦士たちは、フィオナの森の化身である《護りの角フィオナ》や大地の守護者たる《大勇者「二角牙」》を筆頭として最大規模の反撃に踏み切った。
その力が《インビンシブル・パワー》と呼ばれる超兵器「インビンシブル」の1つだったことに、自然文明が気付いていたかは定かではない。

一方、水文明も《英霊王スターマン》がもたらした叡智によっていち早く《インビンシブル・テクノロジー》の開発と発動にこぎつける。
しかし、水文明が知ったのは火文明闇文明により強大なインビンシブルが存在しているという事実であった。
闇文明が擁する《インビンシブル・アビス》は、邪悪な存在を復活させる秘術の研究の副産物である。
そして火文明の地からは、世界を揺るがすほどの破壊力を秘めた最古の兵器《インビンシブル・フォートレス》が発掘されていた。
超兵器「インビンシブル」。それが世界に惨劇を招くことになるとも知らず、各文明は各々の巨大な力を手にした。

やがて闇文明は秘術の研究を完成させ、《邪霊神官バーロウ》の儀式の下で悪魔の中の悪魔である《悪魔神バロム》を復活させる。
《悪魔神ドルバロム》。世界を永遠の闇に覆う最恐の悪魔によって、闇文明が全ての覇権を握るかと思われた。
しかし、バロムの復活を察知していた光文明も《聖霊王アルカディアス》の復活に着手していた。
《聖騎士ヴォイジャー》が導を紡ぎ出し、《アルカディアス》は《聖霊王アルファディオス》として復活を遂げる。
互いに呼応するかのように目覚めた、最強の悪魔神と最強の聖霊王。文明の頂点たる存在の激突は世界を揺るがした。

そこに加え、火文明もまたドラゴンの恐怖を思い知らせるべく光文明への侵攻を開始する。
龍族を統べる《超竜ヴァルキリアス》と超克せし伝説龍《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》を筆頭に、《メテオキャノン・ドラゴン》などの数多のドラゴンが続いて光文明に苛烈な攻撃を加える。
対する光文明も武を司る《聖霊王エルフェウス》や英霊王の技を振るう《太陽の精霊マルシアス》でドラゴンに対抗する。
その戦争の中で、遂に火文明の《インビンシブル・フォートレス》が火を噴いた。

《ドルバロム》と《アルファディオス》の激突、そして世界を揺るがす古代兵器の発動。二つの衝撃は世界そのものを崩壊させていった。
光文明は全生命を護るべく自らのインビンシブルである《インビンシブル・オーラ》を発動したが、時すでに遅しであった。
あまりにも凄まじい衝撃によって時空の裂け目が生じ、あらゆるものをブラックホールのように飲み込みだしたのだ。
世界は僅かな名残を残して消滅し、多くの種族が滅び去った。

それまでの世界は旧世界と呼ばれ、一万年の時が過ぎた新たな世界で時空の裂け目からの侵略者「フェニックス」が現れ、次世代の戦争が始まることとなる。

(各カードのフレーバーより)

参考 [編集]