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超サバイバー(すべてのゾーンにある自分のサバイバーは、このクリーチャーのSV能力を得る) |
サバイバー(能力)の上位能力で、バトルゾーンだけでなくすべてのゾーンを対象とする。
瞬速のアタカマイトβ P 光/水/自然文明 (6) |
クリーチャー:ロスト・クルセイダー/[サバイバー] 3000 |
SV−S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい) |
超サバイバー(すべてのゾーンにある自分のサバイバーは、このクリーチャーのSV能力を得る) |
予言者ギャラシβ UC 光文明 (4) |
クリーチャー:ライトブリンガー[サバイバー] 4500 |
SV-<ギャラクシールド>[無色(2)](このカードを使うコストの代わりに、[無色(2)]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにシールド化する) |
SV-自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。 |
超サバイバー(すべてのゾーンにある自分のサバイバーは、このクリーチャーのSV能力を得る) |
ゲーム内の自分のサバイバーすべてに指定の能力を与えることができる。
《瞬速のアタカマイトβ》が与えるのはS・トリガーであるため、役に立つのは実質シールドと手札でのみである。
2枚目の《予言者ギャラシβ》も、召喚可能なゾーンとシールドゾーンだけで役に立つ。
本家サバイバー能力は、DMD-26で注釈文が改められたことで『自身のサバイバー能力によって、自身のアイコン能力が有効である事が定義される』ようになった。
そして、サバイバー能力はバトルゾーンでしか機能せず、バトルゾーン以外の場所ではアイコン能力の中身が自身に付与されないという裁定も下っている(参考:《ヘブンズ・ゲート》を唱えて、手札から《奇石 アゾールα》を出せますか?)。
超サバイバーについて、仮に、上のサバイバー能力と同じく『自身の超サバイバーによってアイコン能力が付与される』かつ『バトルゾーンでしか機能しない』とすると、例えば《瞬速のアタカマイトβ》はS・トリガーで、《予言者ギャラシβ》はギャラクシールドでそれぞれ自身を出す事ができない、すなわち自身を対象に自力で発動することができないという事になってしまう。
しかし、仮に今度はバトルゾーン以外の場所でも有効と解釈した場合、『バトルゾーンにいなくても(特に、非公開ゾーンにいても)、他のサバイバーに能力を付与できる』ことにもなってしまう。例えば手札[1]に《瞬速のアタカマイトβ》があるだけでサバイバーすべてがS・トリガーになってしまうのは、理不尽かつ分かりにくい。
他にも、墓地で存在が確認できたり、《ケンザン・チャージャー》などで一度でも公開して山札の中にあると証明できたら、ゲーム中常にサバイバー全体が超サバイバーの恩恵を受ける事ができるのではないか、という問題もある。
超サバイバー能力自体が『バトルゾーンでしか機能しない』という点については、「過去のよくある質問」で一度裁定が下っている(参考)ので、この解釈は無理筋だろう。
もう一つの解釈として『SV能力は最初から持っており、それを自軍に与える超サバイバーはバトルゾーンでのみ機能する』というものがある。根拠としては以下の通り:
実際に《瞬速のアタカマイトβ》もこの解釈で運用されてきた実績がある。
先述のサバイバー能力の注釈文変更によって、超サバイバーに対する解釈が変化してきている可能性もあるため、この解釈が正解と言い切るのも難しい。が、一方でデュエチューブコラボで使用したデッキのコンボ解説でもこの解釈のように(《瞬速のアタカマイトβ》が素でS・トリガーを持っているものとして)扱われており、解釈が変わっていない、あるいは公式内での解釈の齟齬が起きている可能性もある。
いずれにせよ、正確な裁定を待ちたいところ。