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金縛の天秤 UC 水文明 (5) |
呪文 |
S・トリガー |
次のうちいずれかひとつを選ぶ。 |
►カードを2枚引く。 |
►相手のクリーチャーを2体まで選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、それらのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。 |
「天秤」サイクルの水文明担当。水はドローと攻撃・ブロックに対するロック。
これ1枚で《勝利のプリンプリン》2体分のロックが可能なため、足止めとしての性能はかなりのもの。それに加えて2枚のドローという選択肢があるため、《反撃のサイレント・スパーク》と同じく相手のクリーチャーがいない時でも腐らず汎用性が高い。
妨害と手札補充を同時にこなす水のS・トリガーとしては《ドンドン吸い込むナウ》が、足止めに特化したものとしては《終末の時計 ザ・クロック》が存在するが、前者とは組み合わせる文明に縛りがなく、片方しか選べないものの対象にできる枚数が多い点で、後者とは状況に合わせて効果を選べ、手打ちも可能な点で差別化できる。
また《勝利のプリンプリン》とは違い呪文であるため、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》などで使い回すことで相手クリーチャーを数ターンにわたってロックし続けることも可能。
総じて使いやすく優秀なカードであり、水のS・トリガーの新たな選択肢となることが期待される。
革命編環境から革命ファイナル環境にかけては【カイザー「刃鬼」】や【ヘブンズ・ゲート】でポツポツと利用されていた。バトルゾーンから離さずに擬似的な除去を放てる点から、侵略に対して強いのもポイントであった。
DMR-22発売直前のチャンピオンシップで【ターボドルバロム】が初のチャンピオンシップ4位以内入賞を果たすと、そちらに3枚入っていたカードとして一部で注目される。
双極篇環境では【ゴクガサイクル】での選択肢に挙がり、ドローソース兼ギリギリの打点で攻める【デ・スザーク】などへの対処法として利用された。ここでもやはり墓地に置かない擬似除去という個性が光っている。
DMR-19の「天秤」サイクル。
全てS・トリガー呪文で、2つの異なる効果をモードで選べる。