《ディープ・オペレーション》 [編集]

ディープ・オペレーション UC 水文明 (4)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーの数と同じ枚数のカードを引く。

DM-02で登場した呪文

バトルゾーンの相手クリーチャーの数だけドローができるS・トリガー呪文。

相手のクリーチャーと同じ枚数のカードを引けるので、クリーチャーを大量展開するデッキが相手であれば真価を発揮する。速攻相手でもS・トリガーシノビ手札に加えれば粘ることができる。

状況次第で大量のドローが狙えるが、相手に左右されてしまうため枚数が安定しないのが玉にキズ。終盤では大幅に引けるが、最も手札の必要な序盤に安定して枚数を稼げないのは痛い。

S・トリガー付きであり、コスト比的には平均2枚程度引ければ元は取れる計算だが、普通のデッキでは素直に《エナジー・ライト》《クリスタル・メモリー》《サイバー・ブレイン》で十分だろう。

  • 2003年3月15日に制定された最初期の殿堂入りカードの1枚だが、一緒に制限になったカードに比べると強力と言い難く、実際殿堂入り前もこのカードはそこまで使用されていなかった。《サイバー・ブレイン》《ストリーミング・シェイパー》の巻き添えを喰らった感の強いカードである。2003年に開催された公式全国大会で、構築ノウハウ[1]を持たずに適当にこれを4枚入れた【リーフ青単】で挑み、優勝を勝ち取ったことを切っ掛けに規制されたと、その優勝者本人は証言していた。
    • 殿堂から約13年後の2016年2月1日に、デュエル・マスターズでは初めてとなる「殿堂入りから無制限へ降格」という形での殿堂解除となった。《アクア・ハルカス》に並んで殿堂入りが疑問視されたカードであるが、《アクア・ハルカス》ほど環境で使われたわけでもないので、殿堂入りを果たしたカードの中では影の薄い存在となっている。
      • 超天篇環境GR召喚の登場により大量展開環境となったが、大量展開した時点で相手にターンを渡さずに勝つことが専らなのでこのカードで大量ドローする機会はほぼ無きに等しかった。
  • 海外版では殿堂入りを考慮してか、次のような調整版が登場した。日本語版は存在しない。
    Thought Probe UC 水文明 (4)
    呪文
    S・トリガー
    バトルゾーンに相手のクリーチャーが3体以上いれば、カードを3枚引く。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


[1] 当時のインターネットの普及率やデッキビルディング論の浸透度。主要プレイ年齢層などを考えると無理からぬことであった。