超Z級(ちょうぜつきゅう) ゲキシンオー》 [編集]

超Z級 ゲキシンオー SR 火文明[ジョーカーズ] (9)
クリーチャー:ジョーカーズ 8000
J・O・E 2(このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりに、これを自分の山札の一番下に置く。下に置いたら、カードを1枚引く)
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある自分のジョーカーズ1体につき相手のシールドを1つブレイクする。

DMBD-03で登場した、ジョーカーズ

J・O・Eによるコスト軽減と、それにマッチしたスピードアタッカーを兼ね備えており、更にcip能力によるブレイクも行える。

《超特Q ダンガンオー》といった感じのカードであり、ジョーカーズに不足していたフィニッシャーとしての役割を見事に務めてくれる。
同じ大量ブレイクを主な仕事とする《ダンガンオー》との最大の相違点としては、コスト文明以外にも、cip能力で炸裂するブレイク能力が挙げられる。
《光牙忍ハヤブサマル》《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》で止まりやすかった《ダンガンオー》とは異なり、《ゲキシンオー》は登場時にブレイクを行うので、ほぼ確実にシールドブレイクを行える事が大きな強み。相手に防御手段が無ければそのままダイレクトアタックまで持ち込めてしまう。

そのような能力の為、《メラビート・ザ・ジョニー》との相性は最高の一言に尽きる。J・O・Eを発動してもなお重い自身のコストを無視できるだけでなく、効果発動に必要なジョーカーズの頭数までも稼いでくれる。更に、《ゲキシンオ》ーの能力を先に解決する事で、S・トリガーS・バックによって出てきた相手のクリーチャーを、《メラビート・ザ・ジョニー》能力で吹き飛ばせてしまう。(cipなどは使用されてしまうが、それもこちら側のcipが全て解決してからとなる。)

弱点としては、大量ブレイクをメインとするクリーチャー全般に言えることだが、スーパー・S・トリガーの存在だろう。
複数枚のシールドを一気にブレイクするので、危険性が飛躍的に高まる。また、《Rev.タイマン》を始めとした革命持ちのカードも怖い。特に《Rev.タイマン》は近年採用率が上昇している為、注意する必要がある。
《終末の時計 ザ・クロック》《次元波導魔法 HAL》などのターンをスキップする能力カードは、ダイレクトアタックを防がれるという意味では大きな障害となるが、山札の下に戻る効果までもが省略されるので、その場合は状況によっては逆にチャンスとなる可能性もある。

注意したい点としては、cipによるブレイクの参照には自身も含まれるという点。ブレイク能力強制なので、絶対に忘れないようにしたい。

上記の通り弱点も多いが、非常に強力なカードなので、ジョーカーズデッキを組む際には是非とも投入を検討したい。

  • ライバルは《アイアン・マンハッタン》。同コスト、同パワーであり、あちらは相手のシールドを必ず2枚残してブレイクするが、こちらは状況次第で相手のシールドを残さずブレイクできる。クリーチャーのロック性能も、こちらが追い詰められている際は必要無い。
    • 要するに、爆発力なら《超Z級 ゲキシンオー》、安定性なら《アイアン・マンハッタン》である。好みで使い分けてもいいし、両方入れて実質5〜8枚体制にしてもよい。
  • その姿は、タカラトミーが発売している『トランスフォーマー』シリーズの代表キャラ「コンボイ」に似ている。
  • アニメでは35話で切札 ジョーが使用。自爆ボタンにより崩壊した喫茶たきがわを再建するために作られた。切札 ジョー曰く「ハイパーメタル合金で出来ててどんな攻撃も弾き返す」「スーパーマックスエンジン搭載で一撃で戦車がぶっ潰すパワー」だそうだ。しかし、デッキーから「凄すぎて建築工事には使えない」と指摘を受け、《キャタピラ親方》を作り出すことに。デュエルでは《メラビート・ザ・ジョニー》マスター・W・メラビートで登場。ラビット大佐シールドを5枚全てブレイクした。その後の40話でも登場。ボルツシールドを全てブレイクした。
    • なお、ゲキシンオーの担当声優はEDクレジットの記載がないが、声質からナレーターの助役の高木渉氏の兼任と思われる。高木氏は『ビーストウォーズ』シリーズで主要キャラの「チータス」役を務めていたこともある『トランスフォーマー』とも縁の深い役者でもあり、「コンボイ」役の玄田哲章氏とは共演や『プリキュア』など同じシリーズへの出演も多い。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMBD-03
    大地を震わすゲキシンオー出陣!これにて3人のが全て揃ったのだ!

収録セット [編集]

参考 [編集]