封魔(ふうま)バーガンティス》 [編集]

封魔バーガンティス R 水文明 (6)
クリーチャー:グランド・デビル 4000
自分のターンに1枚目のカードを引く時、もう1枚余分に引いてもよい。
相手のクリーチャーが自分を攻撃してブロックされなかった時、自分の手札をすべて捨てる。

DM-19で登場したグランド・デビル

ターンのはじめに追加で1枚ドローできる代わりに、相手の攻撃を通すと手札を捨てなければいけない大きな代償を抱える。
とはいえ手札を捨てた場合でも、実際にはブレイクされた際に加わる最低1枚と返しのターンで引く2枚により、最低3枚の手札を維持できる。

バトルゾーンにいるだけで大きなアドバンテージを稼ぎ出してくれるので、デメリット能力が誘発する前に増えた手札を効率よく消費していけるデッキや、守りを固めたコントロール系のデッキによく合うだろう。

マッドネスデッキに組み込むといい動きをする。
自分の手札に数体マッドネスクリーチャーを構えておき、このクリーチャー召喚すると、相手がこのクリーチャーを放っておけば相手とのアドバンテージの差が開くし、シールドブレイクされた時には能力手札マッドネスを展開できるという罠になる。

複数いればその分引けるためかなりのハンドアドバンテージを稼ぐことができる。そんな場面は滅多にないが。

  • 元々はドラゴンの設定だったらしいが「顔がいかつ過ぎて」グランド・デビルに変更になったとか、ないとか(絵師談)。ただし、DM-19の時点でドラゴンは絶滅している設定になっている。
    絵師が勘違いして描いたのか、はたまた後の弾に収録されるカードだったのか、この辺は我々一般プレイヤーには謎である。
  • 名前の由来は『ゴエティア』に記されたソロモン72柱の序列48位の悪魔ハーゲンティと思われる。
    フレーバーテキストの、水をワインに変える事ができるという部分もハーゲンティと似ている。同じ由来を持つカード《封魔ハーゲンディ》がある。

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-19
    水をワインにする事など造作も無い事だ。勿論毒にする事もな。――封魔バーガンティス

収録セット [編集]

参考 [編集]