公式Q&A 2024年4月5日更新版 [編集]
Q.自分の《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》で攻撃した時、まずその「攻撃する時」の能力で、マナゾーンから《蒼き団長 ドギラゴン剣》を手札に戻しました。
続けて、手札に戻した《蒼き団長 ドギラゴン剣》の「革命チェンジ」を使い、攻撃中の《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》と入れ替えられますか?
A.いいえ、できません。
「革命チェンジ」は、クリーチャーが攻撃した際、他の能力を解決しはじめる前に手札から相手に見せて使用宣言を行う必要があります。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》は《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》が攻撃した時点では手札に無かったため、能力の使用宣言も行えていません。そのため、その「革命チェンジ」を使うこともできません。
引用元
Q.自分の《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》で攻撃した時、手札から《蒼き団長 ドギラゴン剣》の「革命チェンジ」を使いたいです。
《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》は「攻撃する時」の能力を持っていますが、「攻撃する時」の能力と「革命チェンジ」はどういう順番で使えばいいですか?
A.好きな順番で能力を使えます。
「革命チェンジ」と、クリーチャーの「攻撃する時」の能力はそれぞれトリガーし、待機します。待機している自分のカードの能力が複数ある場合、それらは待機した順番に関わらず、自分の好きな順番で解決し、効果を処理できます。
また、先に「革命チェンジ」の効果を処理して《蒼き団長 ドギラゴン剣》を出したら、それによって新たに待機した「ファイナル革命」や、「ファイナル革命」で出たクリーチャーの「出た時」の能力を、《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》の「攻撃する時」の能力より先に解決できます。
引用元
Q.相手の《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》がいる状況です。
自分のターン中、自分は《流星アーシュ》で攻撃し、《蒼き団長 ドギラゴン剣》の「革命チェンジ」を宣言しました。
この時、処理はどうなりますか?
A.《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》の2つ目の能力によって《蒼き団長 ドギラゴン剣》がバトルゾーンに出ないため、何も起きません。《蒼き団長 ドギラゴン剣》は手札にとどまり、《流星アーシュ》が攻撃を継続します。
今回のように、効果によってカードの移動が正常にできない場合、その入れ替えは実行されません。
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| | (総合ルール 701.26b)
| - 701.26b
- バトルゾーンのクリーチャーを入れ替える効果を解決する際、置換効果等によって結果的にカードの移動が正常に行われない場合、その入れ替えは実行されません。それぞれのカードはゾーンを移動せず、状態は一切変化しません。
例: 《爆熱DX バトライ武神》で攻撃する時に《蒼き団長 ドギラゴン剣》の革命チェンジを使用した場合、龍回避によってカードがバトルゾーンを離れないため入れ替えは実行されない。結果として、《爆熱DX バトライ武神》は攻撃を継続し、《蒼き団長 ドギラゴン剣》は手札にとどまる。 例: 《真・天命王 ネバーエンド》で攻撃する時に革命チェンジを使用し、入れ替えに際して真・エスケープを使用する場合、入れ替えは実行されない。結果として、《真・天命王 ネバーエンド》はバトルゾーンを移動せず、真・エスケープは解決されない。
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引用元
Q.「革命チェンジ」とはどういう能力ですか?
参照:《蒼き団長 ドギラゴン剣》
A.条件を満たすクリーチャーが攻撃した時に、手札から「革命チェンジ」を持つクリーチャーを相手に見せ、能力の使用宣言をすることで、「革命チェンジ」を持つクリーチャーと攻撃クリーチャーを入れ替えられる能力です。
攻撃していたクリーチャーは手札に戻り、「革命チェンジ」クリーチャーは通常タップ状態でバトルゾーンに出て、その攻撃を継続します。
例えば、《蒼き団長 ドギラゴン剣》の「革命チェンジ」は火か自然のコスト5以上のドラゴンが攻撃した時に使えます。
《流星アーシュ》で攻撃した時に《蒼き団長 ドギラゴン剣》の「革命チェンジ」を使いたい場合、まず手札から《蒼き団長 ドギラゴン剣》を見せて「革命チェンジ」を使うことを相手に伝えます。
効果の処理時、《流星アーシュ》は手札に戻り、《蒼き団長 ドギラゴン剣》がタップ状態でバトルゾーンに出て、その攻撃を《蒼き団長 ドギラゴン剣》が継続します。
引用元
Q.相手の《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》がいる状況です。
自分のターン中、自分は《ヘブンズ・ゲート》を唱えて手札から《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》を出そうとしました。
《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》の2つ目の能力がありますが、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》は「EXライフ」シールドを墓地においてバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せません。《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》は墓地に置かれ、「EXライフ」のシールド化は行われません。
《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》の2つ目の能力は置換効果を生成します。置換効果によって、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》はバトルゾーンに出ずに墓地に置かれます。
「EXライフ」は、それを持つクリーチャーがバトルゾーンに出る際に効果を発揮するので、今回のようにバトルゾーンに出ない場合はシールド化も行われません。
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| | (総合ルール 609.)
| 609. 置換効果
- 609.1.
- 継続的効果の一部は、置換効果でありえます。置換効果はイベントが発生する際に継続的に適用されます。事前に固定されるわけではありません。この種の効果は置換対象となる特定のイベントを待ち、その効果の全部あるいは一部を他のイベントで置換します。これはその影響を及ぼすものに対する「盾」のように機能します。
- 609.1a
- 「かわりに」という語を用いる効果は置換効果です。「かわりに」という単語によってどのようなイベントがどう置き換えられるかを示しています。
- 609.2.
- 置換効果はしかるべきイベントが発生するよりも前に存在しなくてはいけません。「時間をさかのぼって」既に起きたことを変えることはできません。
- 609.3.
- 置換効果は各イベントにつき1回だけ適用されます。
- 609.4.
- イベントが置換された場合、それは決して起こったことにはなりません。置換されたイベントの代わりに変更後のイベントが発生し、それによる誘発型能力があれば誘発します。変更された後のイベントが実行できない場合、置換する事はできません。
- 609.5.
- 置換効果があるイベントを置換する場合、そのイベントが発生しなければ、置換効果は何もしません。
- 609.6.
- 置換効果の中に、カードを引くことを置換するものがあります。
- 609.6a
- 複数枚のカードを引くことのうちの1つを置換する場合、次のカードを引くのはその置換効果の処理を全て終わらせてからです。
- 609.6b
- カードを引いてからそのカードに何かするという一連の効果があって、そのカードを引く部分が置換され、結果としてカードを引かなかった場合、その追加の部分は何もしません。
- 609.7.
- 置換効果の中には、継続的効果でないものも存在します。呪文や能力が、それ自身の解決時の効果の一部または全部を置換するそういった効果のことを自己置換効果と呼びます。
- 609.8.
- 複数の置換効果が単一のイベントを同時に修整しようとした場合、どの効果が適用されるかはターン・プレイヤーの効果を優先したうえで、同じプレイヤーが複数個の置換効果を持つ場合、そのプレイヤーがどの効果が適用されるかを選びます。
- 609.8a
- 呪文の効果が自身の移動を置換する場合、それは他の置換効果よりも優先して適用されます。
例: 《龍素記号Sr スペルサイクリカ》の能力で墓地から《ブレイン・チャージャー》を唱えた後、「チャージャー」の置換効果が優先され、《ブレイン・チャージャー》はマナゾーンに置かれる。 例: 《ブロッケン・ヴォーン》がいる状況で、マナゾーンから《生命と大地と轟破の決断》を唱えた後、呪文能力にある「墓地に置くかわりに」の置換効果が優先され、《生命と大地と轟破の決断》は山札の一番下に置かれる。
- 609.9.
- 複数のイベントが同時に発生し、それぞれを別の置換効果が修正することがあります。その場合、各プレイヤーはまず、自分が持つ置換効果をどのイベントに適用するか決定します。すべてのイベントに適用する置換効果を決定し終えたら、それらを同時に適用します。
- 609.9a
- まずターン・プレイヤーから、どのイベントにどの置換効果を適用するかを決定します。適用する置換効果によってカードの移動や位相の変更などの処理が必要な場合、この時点でその処理によって影響を受けるカードも選ぶ必要があります。ターン・プレイヤーによる置換効果の適用の決定が終わったら、次は非ターン・プレイヤーが同様の手順で適用する置換効果を決定します。
- 609.9b
- 置換効果の処理によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません。
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引用元
参考 [編集]