キズナプラスP'S(プレイス) [編集]

攻撃する時、このクリーチャーのキズナ能力を使う。その後、自分の他のクリーチャー1体のキズナ能力を使う。

DMPP-32で登場したキーワード能力
TCGのキズナプラスデュエル・マスターズ プレイス向けに改良された。

ロロカゲティ C 自然文明 (2)
NEOクリーチャー:グランセクト 2000
NEO進化:自然のクリーチャー
キズナプラスP'S
KZ−自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。

キズナプラスから特に大きな変化は、クリーチャーの下のカードを墓地に置かなくなったことと、強制化の2点。

無条件のアタックトリガーであるため、この能力を持つクリーチャーが生き残っている限り何度でも使える。

また、NEO進化させずに出したクリーチャーも能力を使用するチャンスがある。
キズナプラスで同じことをしたい場合、《貝獣 ヒヨク》《珠を放つ者 シャケックラ》などを使う必要があり要求値が高かった上に、1回使用するとまた準備が必要だった。進化クリーチャーを指定する《時空工兵タイムチェンジャー》《時空の庭園》とも相性が悪かった。
一方、キズナプラスP'Sは、何らかの方法で召喚酔いを解けばいつでも能動的に使用できる。

中量級以上のNEOクリーチャーは元々盤面を整えてからNEO進化させて出すことが多かったため、恩恵を受けるのは主に軽量級、特にコスト2のマナカーブを埋める要員である。
例えば《ロロカゲティ》は無条件にマナブーストできるようになり、ほぼ《成長の面 ナム=アウェイキ》といった使用感になった。3ターン目に《貝獣 アオミ》を出せば、一気に2マナブーストと手札補充(または1マナブーストと2枚手札補充)も可能。

キズナ能力は強制テキストが多いため、発生源となるキズナプラスP'Sも強制になったことで若干制御に不安を抱えるようになった[1]
上限枚数に達したゾーンのカードの枚数をさらに増やすようなキズナ能力はディスアドバンテージに繋がり、最悪ライブラリアウトするリスクもある。
ただ、DMPP-32時点では使用率の高い《貝獣 マジュガイ》が比較的空撃ちしやすいキズナ能力を持つため、《マジュガイ》をバトルゾーンに残す意識を持ってプレイすれば最低限ライブラリアウトはしづらい。

上記の通り、下のカードを墓地に置かなくなったのは基本的には強化だが、TCGで墓地肥やしに利用していたデッキでは部分的に弱体化でもある。
特に【グスタフループ】で致命的な変化になりかねないためか、《グスタフ・アルブサール》のキズナ能力に「このクリーチャーの下にあるカード1枚を墓地に置く」が追加された。

ルール [編集]

  • テキストの通り、盤面での並び順に関係なく①攻撃しているクリーチャーのキズナ能力の解決、②選んだキズナ能力を持つクリーチャーのキズナ能力の解決の順で行う。なお、①の解決によって誘発した能力は②を解決した後で解決する。(公式FAQ
  • 「その後」で使うキズナ能力は、攻撃しているクリーチャーのキズナ能力を解決した後で選ぶ。攻撃しているクリーチャーのキズナ能力によって、キズナ能力を持つクリーチャーを出した場合、出したばかりのクリーチャーのキズナ能力を使える。

その他 [編集]

参考 [編集]


[1] キズナプラスは下のカードを墓地に置くかが任意