【青黒赤ライブラリアウト】 [編集]

、赤はを指し、それらのカードによって構成される、ライブラリアウトを勝ち筋におく【除去コントロール】デッキ

DM-06山札破壊カード《ヘル・スラッシュ》が登場したことにより、自身がドローをしても先に相手の山札を削り切れるようになったため、【黒赤ライブラリアウト】ドローソースを投入して完成したデッキタイプである。
しかしDM-07までは【化身コン】に押され気味で、主流はそちらに譲っていた。

ヘル・スラッシュ UC 闇文明 (8)
呪文
相手の山札を見る。その中から3枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。その後、相手は自分自身の山札をシャッフルする。

DM-08殿堂制施行の後、DM-09で新たな山札破壊カード《ロスト・チャージャー》が登場すると、《恵みの化身》エンジンよりも手っ取り早い、水のマナ回収のみでのライブラリアウトがメジャーになる。

このデッキはそれにそって《ストーム・クロウラー》《ミスティック・クリエーション》などの回収カードを投入し、一躍【アクアンブラック】【白緑コントロール】に対抗できるデッキとしてメタゲームの一角に。
このタイプのコンセプトは以後のライブラリアウトデッキの基本となり、環境によって4色化などで形を変えながら、ライブラリアウト全規制のプレミアム殿堂まで生き残っていく。

ロスト・チャージャー R 闇文明 (3)
呪文
自分または相手の山札を見る。その中からカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。その後、そのカードの持ち主は山札をシャッフルする。
チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)

DMC-13《凶星王ダーク・ヒドラ》が登場し、DM-10【アクアンホワイト】が強化され【アクアンホワイトブラック】へと移り変わっていくと、【青黒赤ライブラリアウト】はややデッキパワー不足になり、メタゲームから姿を消していった。

その後はを交えてブロッカー多色呪文を投入し、【白青黒赤ライブラリアウト】へと進化していくことになる。

現在ではライブラリアウトカードは根こそぎプレミアム殿堂になり、このデッキタイプはほぼ完全に消滅した。山札破壊をそれ以外の手段に頼る場合も、四で組まれることが多いだろう。

参考 [編集]