【黒赤ライブラリアウト】 [編集]

黒は、赤はを指し、それらのカードによって構成された、ライブラリアウトを勝ち筋にする【除去コントロール】デッキ
ライブラリアウトデッキの中では最も歴史が古く、デュエル・マスターズ創成期から組まれてきたデッキタイプである。

DM-06まで山札破壊カードは存在しなかったため、初期は除去を繰り返しながら気長に相手の山札切れを待つ戦法をとっていた。
その場合、自分が後攻で相手がドローカードを持たないと自分が先に山札切れを起こしてしまうため、除去用のアンタップキラー墓地回収能力を持つクリーチャーフィニッシャーにすることもあった。

デーモン・ハンド R 闇文明 (6)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の墓地に置く。
ヘル・スラッシュ UC 闇文明 (8)
呪文
相手の山札を見る。その中から3枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。その後、相手は自分自身の山札をシャッフルする。

当初はカードプールが貧弱であったため《深緑の魔方陣》《ナチュラル・トラップ》など自然S・トリガータッチすることもあった。

《ヘル・スラッシュ》の登場により、ライブラリアウトデッキの知名度は一気に高くなった。しかし当時の主流となったのはこちらよりもむしろ《恵みの化身》を核にした【化身コン】のほうで、【黒赤ライブラリアウト】はを加えて【青黒赤ライブラリアウト】へと移り変わっていくことになる。

現在でもこの二、同じコンセプトで待ち型のライブラリアウトデッキを組むことは可能だが、対応性、安定性などを考えると三以上の【除去コントロール】デッキに勝る部分はほぼ無く、実質的に存在意義が消えたデッキと言える。

参考 [編集]