超暴淵(ちょうぼうえん) ボジャガイスト》 [編集]

超暴淵 ボジャガイスト SR 闇文明 (9)
クリーチャー:アビスドラゴン 9000
このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。
ハイパーエナジー(このクリーチャーを召喚する時、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、相手は自身の手札を2枚選び、捨てる。その後、相手の手札が1枚もなければ、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを–9000する。

DM24-RP4で登場したアビスドラゴン

コストは9とハイパーエナジー込みでもやや重いが、条件が整えば2ハンデスパワー低下によるパワー9000までの除去を同時に行うことができる。

ハイパーエナジーのコストで味方をタップさせることで発生する隙を自前のブロッカー除去能力である程度カバーしており、守った結果このクリーチャーが破壊されても他の味方が生き残ってさえいれば再び蘇るという設計になっている。

除去として使うには、あらかじめ相手の手札を2枚以下にしておく必要がある。少々面倒だが、ハンデスを得意とするアビスなら比較的容易。
《謀遠 テレスコ=テレス》のような置きハンデスクリーチャーと非常に相性が良い。ハイパーエナジーのコストになる、事前に相手の手札を減らせるなど、よく噛み合う。《テレスコ=テレス》の場合はあちらのパンプアップ条件も同時に満たせる。

他のハイパーエナジー持ちアビスと同じく、墓地に仕込んで《アビスベル=ジャシン帝》と組むとこれだけで4軽減できるため効率的。《超暴淵 ボウダン=ロウ》と異なりアタックトリガーを持たずブロッカーを持つためアビスラッシュとの相性は悪いが、もともと自力で自身を墓地から召喚できるためここは問題ない。

とはいえ、このクリーチャーがフルパワーを発揮できる時点でこちらは既に3体以上のクリーチャーを維持できており相手の手札はほぼ枯渇している可能性が高く、このクリーチャーを出すこと自体ややオーバーキル感が否めないのは気になるところではある。
このクリーチャーをハイパーエナジーで最小コストにするなら最低でも4体必要であり、3マナにするにしても3体必要と召喚の難易度はやや高い。これを早期に行うには、ほぼ専用デッキでしか不可能と言って良い。

環境において [編集]

登場後は【ブラックXENARCH】【青黒ハイパーエナジー】などで入賞実績が見られた。多くの場合では実質ムゲンクライム3というべき使い勝手となる他、悪くしても5マナ域の2ハンデスになればそうした動き自体が強力だった。《死神覇王 ブラックXENARCH》の自己リアニメイトの条件を満たすのにも役立つ。

DM24-BD5DM24-BD6期時点では【黒単XENARCH】(特にアビス基盤型)で1枚積みするレシピが主流。

その他 [編集]

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]