慈愛妖精(じあいようせい)カーネ》 [編集]

慈愛妖精カーネ UC 水/自然文明 (4)
クリーチャー:ジャイアント・スノーフェアリー 4000
各ターンはじめて、プレイヤーが呪文を唱えるかクリーチャーを召喚した時、自分はカードを1枚引いてもよい。
このクリーチャーが破壊される時、かわりにマナゾーンに置く。

DM23-BD6で登場した/自然ジャイアント・スノーフェアリー

ターン誰かに呪文クリーチャー使われるたびに1ドローできる。
大抵のデッキは大部分を呪文クリーチャーが占めているので、デッキ構成を意識せずとも能力がトリガーする条件を満たすことができるだろう。
それは相手のターンでも同様で、一応相手依存な条件ではあるものの、これを満たさずに使えるカードは少なく、安定した往復2ドローが見込める。

これを厄介に思った相手が除去しに来てもそれも呪文クリーチャーcipマッハファイターであればドロートリガーとなり、更に破壊されるかわりにマナブーストにも繋がって増えた手札を活用できる。

デュエパーティーでは人数分往復のドローが増えるため更に強力。

  • このクリーチャーを召喚したターンにはドロー効果を発動させることはできない。「召喚した時」という誘発条件は、着地置換効果で実際にバトルゾーンに出せなくても待機できる特徴があり、バトルゾーンに置く処理の前に誘発が完了する。したがって自身が範囲に含まれていてもイベント時点で自身がバトルゾーンにないので誘発できない裁定があるためである(類似例)。
    • 《慈愛妖精カーネ》を召喚してから、同じターンに別のクリーチャーを召喚したり呪文を唱えたりしても、それはこのターンの2回目以降の召喚や詠唱なため、《カーネ》の1ドローがトリガーしない。
  • カード名は母の日に母親へ送る花として有名なカーネーションからと思われる。
    また、《カーネ》は《恋愛妖精アジサイ》《情熱妖精ヒガンナ》の母親である可能性が高い。《アジサイ》と《ヒガンナ》は、色々なカードのフレーバーテキストで姉妹であることが判明しており、さらにはたびたび母親について言及している。そしてこのカードのフレーバーテキストでは《カーネ》がこの姉妹に言及している。ほかにも、カードイラストではメガネをかけているが、レンズが白く光っていて目元が見えないこと、眼鏡のブリッジがひし形のような形になっていることなど、姉妹と似ているように描かれている。よってこのカードのカード名とも合わせると、《カーネ》がこの姉妹の母親であると考えられる。
    • このほか、カードイラストでは水の球のようなものを手にしているが、そこには水晶玉のように人物が映し出されている。髪型や髪飾りからして《アジサイ》だろう。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 1つ目の能力について

Q.《慈愛妖精カーネ》の「各ターンはじめて、プレイヤーが呪文を唱えるかクリーチャーを召喚した時」の能力は、自身を召喚した時もトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。
召喚とは、コストを支払ってクリーチャーをバトルゾーンに出せる状態にすることです。そのため、「召喚した時」という能力は、召喚したクリーチャーが実際にバトルゾーンに出る前にトリガーします。
《慈愛妖精カーネ》を召喚した時点では自身がバトルゾーンにいないので、能力のトリガーもしません。

+  総合ルール 701.3.

引用元(2024.1.19)

Q.自分はそのターン中はじめて使うカードとして《慈愛妖精カーネ》を召喚してバトルゾーンに出しました。
同じターン中、次に自分が呪文を唱えたり、相手が「S・トリガー」で呪文を唱えたりクリーチャーを召喚した場合、カードを1枚引けますか?
A.いいえ、引けません。
《慈愛妖精カーネ》自身がターン中はじめて召喚したクリーチャーなので、そのターン中は誰かがクリーチャーを召喚したり呪文を唱えたりしてもカードを引けません。
引用元(2024.1.19)