《テクノ剣術(けんじゅつ) XENOFIRE(ゼノファイア) [編集]

テクノ剣術 XENOFIRE C 光文明 (3)
呪文
D・D・D[光(1)](自分のクリーチャーが攻撃する時、このカードを[光(1)]支払って自分の手札から実行してもよい)
コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出す。

DM25-RP3で登場した呪文

手札からコスト3以下のクリーチャーを1体踏み倒す呪文。

文明の支払いを無視する以外では手打ちでは3マナ払ってコスト3を出しているのみであり、手札が1枚無駄になっている。
しかし、D・D・D経由で使えば1マナ=実質2軽減で出せる。

《ヘブンズ・フォース》とは異なり、リスクのある攻撃を伴わないと2ターン目に早出しできないのが大きな弱点。
ヌル・ブレイカー《お目覚めメイ様》などの方法でシールドブレイクの裏目を作らずに唱えることはできるが、1ターン目にそれらを召喚かつ2ターン目までに素引きする難易度、コンボパーツが最低3種[1]必要なことによるデッキ圧迫など、一筋縄ではいかないカードである。

【赤白“轟轟轟”ブランド】のように高速で手札を減らすことが逆にメリットとなるデッキか、《ミセス・アクア》《シェケダン・ドメチアーレ》のように《テクノ剣術 XENOFIRE》による手札浪費を相殺ないしは浪費が痛くない溢れんばかりの手札を確保できるデッキに適性がある。

出せるクリーチャーの文明が不問という一見したメリットについて、速度重視ならデッキのメインカラーにアンタップ光マナが多数必要になり、なおかつ《テクノ剣術 XENOFIRE》を前提としてタッチで入れた異文明は、踏み倒し手段を引けないと手札で腐ることになりかねない。
《獲銀月 ペトローバ》のように同じく光単色で手札から文明不問で出せるカードを併用することで、攻撃ステップに出したいクリーチャーを手札で燻らせる事態を減らせるだろう。《単騎連射 マグナム》といった相性の良いクリーチャーを探したいところ。

漫画での活躍 [編集]

前述の漫画『デュエル・マスターズGT -Gear of the Twin heart-』の6〜7話に、当カードのフレーバーテキストにある「ゼノテクアーマー」と、当カードのカード名カードイラストに描かれた《テクノ剣術 XENOFIRE》が登場した。あらすじは以下の通り。

  • 《新世代龍覇 グレングラッサ》《新世代龍覇 グレンタレット》姉弟と、《煉獄大帝 キング・ロマノフ》に操られた祖母《華面龍覇 グレンフルール》との対決中に、《ミロク》から姉弟に「ゼノテクアーマー」が渡された。
  • 《ミロク》によれば、このアーマーは“物語”を動力元とする。《グラッサ》と《タレット》に渡された時点でゼノテクアーマーには“物語”が刻まれていなかったため十分な効果を発揮しなかった。しかし第7話にて両名が、現在進行形で歩んでいる自身の「英雄を超えんとする、“挑戦者の物語”」を刻んだことで起動した。
  • この後、《グラッサ》は「ゼノテクアーマー」を展開し、「サイバーガイサーガ」なる剣を「制限解除」[2]。ここで《タレット》が《グラッサ》に力を注ぎ、2人の力が合わさった後、祖母に向けて最後に技が放たれた。その技は作中において《グラッサ》がたびたび使用していた《爆流剣術 紅蓮の太刀》ではなく、新たな剣術《テクノ剣術 XENOFIRE》であった。《テクノ剣術 XENOFIRE》を以て姉弟と祖母との決着が付き、祖母を操っていた「仮面」も破壊された。

サイクル [編集]

DM25-RP3に収録されたD・D・Dを持つコモン呪文サイクル

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM25-RP3(57/77)
    ドラグハートに代わる新たな武器、ゼノテクアーマーを手に入れたことで爆流剣術もテクノ剣術へと進化した。
  • DM25-RP3(㊙22/㊙24)
    行くよ、また新しい冒険だ! — グレングラッサ
    ここはまかせて、お姉ちゃん! — グレンタレット

収録セット [編集]

参考 [編集]


[1] D・D・Dを誘発させるクリーチャー、《テクノ剣術 XENOFIRE》、それによって出したいクリーチャー、の3種という意味
[2] この剣は、文脈からして「ゼノテクアーマー」の一部であるか、「ゼノテクアーマー」と同時に《ミロク》から渡されていたものと思われる。