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友情の誓い P 光/水/闇/火/自然文明 (5) |
DMフィールド |
自分の最初のターンのはじめに、このフィールドが自分の手札にあれば、自分の手札にある他の多色カードを1枚、相手に見せてもよい。そうしたら、このDMフィールドを出す。 |
多色カードを自分のマナゾーンに置いた時、そのカードをアンタップする。 |
自分のマナゾーンにある多色カードのマナの数字を1にする。 |
初手でこのカードと他の多色カードが手札にあれば、タダで出せる。なるべく序盤に手札に来てほしくない5色レインボーの弱点を克服できる。
多色特有のマナゾーンにタップイン、5色レインボー特有のマナ数が0というデメリットを帳消しにして、マナ基盤になるという恩恵だけを受けられるのは魅力。
問題はこのカードが1ターン目に手札に来るかどうか。当然来なければ、このカードが5色であることが重くのしかかる。能力も手打ちで出したいほどは強力とは言い難いため、1ターン目に手札に来るか来ないかで、戦局が大きく変わる。
4枚積みした《友情の誓い》が自分の最初のターンのはじめ(先行でも後攻でも5枚)の手札に含まれる確率は、約42.7%と現実的な値となる。ただし実際は《友情の誓い》の他の多色も引く必要があるので成功率はそれ以下の確率になる(山札40枚のうち多色が《友情の誓い》含め15枚の場合は約35.0%、山札40枚のうち多色が《友情の誓い》4枚のみの場合は約6.90%になる)。
要するに、57.3%以上の確率でかなり不利な状況からデュエルが始まることになる。もっと言えば、初手で出せたとしても、手札が1枚少ない状態から始まることもあって、確実な勝利、もしくはそれに近い確率の勝利を約束してくれるものでもないため、このカードを入れて大会で勝ち続けるデッキを作るのはかなり困難。
役割分担できる《大雪原だョ!全員集合!》が登場したとはいえ、《友情の誓い》を初手で出せた場合限定のコンボデッキが1ターン目で頓挫する確率は一切改善されておらず、現時点ではネタカードの域は出てない。