《ラグーン・マーメイド》 [編集]

ラグーン・マーメイド R 水文明 (5)
クリーチャー:スプラッシュ・クイーン 4000
各プレイヤーは、山札の上から1枚目を表向きにしてプレイする。(山札の1番上のカードが入れ替わった場合、その新しく上になったカードを表向きにする)
このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。
TT−プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは自分自身の山札の上から1枚目を、一番下に置く。

DM-17で登場したスプラッシュ・クイーン

お互いの山札の上を公開情報にする常在型能力を持つ。
また、タップ能力でどちらかのプレイヤー山札の上カード山札の下に沈めることもできる。

らしいトリッキーな能力を持ったクリーチャー
山札の上が常に表向きになるため、お互いに引いたカードが分かってしまうが、同時にタップ能力でどちらかの山札の一番上のカードを山札の一番下に送れるので、その状況で腐る自分のカードを山札の下に送ってデッキの流れを良くしたり、逆に厄介な相手のカードを山札の下に封じ込めて事故を誘発させることができる。

システムクリーチャーにしてはそこそこパワーがあるため、タップ能力を使った後での殴り返し火力には最低限の耐性を持つ。

山札の上と聞いて真っ先に思いつくのは《サイバー・G・ホーガン》だが、マナコストが噛みあわないため、序盤の安定剤としては《パルピィ・ゴービー》方が優先される。

フルクリーチャーでの《神羅マグマ・ムーン》で大量展開したり、《凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ》で狙い撃ちしたり、《超奇天烈 マスターG》を確実に場にとどまらせるなど、シナジーするカードは意外に多い。

山札の一番上または一番下を言い当てるカードや山札の一番上のカード次第で発動する能力とは相性がいい。

《アドミラル・クイーン》の進化元としても考慮され、【アドミラルロック】デッキコンセプトとも合致している。

総じて癖が強く、コンボ向きなカードだと言える。やはり、このような特殊なカードは相性のいいカードと組み合わせてこそだろう。

ルール [編集]

  • 「カードをn枚引く」はルール上、「『カードを1枚引く』をn回行う」であり、1枚引く毎にこのカードの常在型能力が機能する。したがって、両者が引くカードを全て確認することができる。
  • 山札の無作為化中、つまりシャッフル中はすべて裏向きにしたままで、誰も見ることはできない。(類似例

収録セット [編集]

参考 [編集]