《フォック=ジャック》 [編集]

フォック=ジャック UC 闇文明 (2)
NEOクリーチャー:アビスロイヤル 1000+
NEO進化:水、闇または火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
自分の墓地にあるカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置いてもよい。

DM25-RP1で登場したNEOアビスロイヤル

パワード・ブレイカーを持つNEOクリーチャー
アタックトリガーで2枚墓地肥やしでき、自分の墓地1枚につき1000ずつパンプアップしていく。

コスト2獣がアタックトリガーで公開領域を広げるというのは悪くはないが、結局攻撃が伴うとシールドブレイクのリスクは避けられない。
単純に初動墓地肥やし要員としての性能のみを見るならばタップ誘発《シックル=シーク》の方に軍配が上がるだろう。《邪龍 ジャブラッド》との相性が良い点でも同様。

しかしこのクリーチャーの強みは、わざわざ《アビスベル=ジャシン帝》《邪魂龍 ジャビビルブラッド》等を用意せずともNEO進化により召喚酔いを自ら打ち消せる点や、パワード・ブレイカーと自身のパンプアップ能力で終盤へ近付くに連れフィニッシャー適性が増していく点である。
特に【黒単アビスロイヤル】ではフィニッシュへ向かう際に墓地の枚数が15~20枚以上となる事が多く、たった2コストの軽量獣でありながら余裕でT・ブレイカーQ・ブレイカー以上の打点が見込まれる。それに伴いパワーの数値も超大型獣並みに変貌するため、墓地リセットを入れない限り殴り返す事すら難しくなるだろう。墓地が0枚の状態でもアタックトリガーでパワー3000となれる他、直前に《邪侵入》を放っておけば自身の墓地肥やしと合わせてパワー+6000とW・ブレイカーが確定化する。
【黒単アビスロイヤル】は基盤の強さが長所だが、このクリーチャーの真の強さはその点と密接と言える。リソース系がフィニッシャーに化ける事の強さとはそういう事である。

コスト2の軽量NEOクリーチャーであるため、純粋に召喚で出しやすくバトルゾーンの超魂Xを取り込んだり、様々な踏み倒し効果の対象となりやすい点等も独自の強みと言える。進化元にのクリーチャーも指定可能な点も見逃せない所。

比較対象になるのは《刻一黒の成長 グレートブリテン》だろうか。墓地のカードが0枚でも自壊しない、進化して自前で召喚酔いを消したり超魂Xとシナジーを形成可能という部分ではこちらの方が勝る。もちろんあちらにも強みがあり、アウトレイジであるため《秘密結社アウトレイジ》とのコンボを形成している。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]