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魔誕の獅子デスライガー SR 自然文明 (10) |
クリーチャー:デーモン・コマンド 11000 |
W・ブレイカー |
自分のクリーチャーすべてに「マッハファイター」を与える。 |
W・ヨビニオン(このクリーチャーが召喚によって出た時、自分の山札の上から、これよりコストが小さいクリーチャーが2体出るまで表向きにしてもよい。そのクリーチャーを出す。残りをシャッフルし、山札の下に置く) |
自分のクリーチャーすべてにマッハファイターを付与するW・ブレイカー。さらに、W・ヨビニオンを持つ。
W・ヨビニオンによって2体も踏み倒すことができ、このクリーチャー自身のコストも高いので、踏み倒しのコスト範囲も広め。
しかし、W・ヨビニオンは召喚にしか対応しておらず、単体でコスト軽減を持たないのでマナ加速を加味しても出すのに一苦労。
そもそも地道にマナ加速を行うならば、所望のクリーチャーをそのまま召喚する方が確実性が高い上にコスト踏み倒しメタにも強い。
《流星のガイアッシュ・カイザー》でコスト軽減できるが、《流星のガイアッシュ・カイザー》自身が踏み倒し対象になってしまう。
自軍全体をマッハファイターにする能力を持ち、このクリーチャーのW・ヨビニオンによって踏み倒されたクリーチャーにも付与される。
しかし、ヨビニオンの天敵であるコスト踏み倒しメタはマッハファイターでの除去だと間に合わない。
自然な構築だと《流星のガイアッシュ・カイザー》や《飛翔龍 5000VT》といった優秀なコスト10未満はどうしてもデッキに投入せざるを得ないため、もしこれを主軸としたデッキを組むなら基本的にW・ヨビニオンのハズレ(つまり直接的なフィニッシャー以外のクリーチャー)は覚悟の上の構築となるだろう。
後続を呼びつつ全軍にマッハファイターを付与する10コストで自然のデーモン・コマンドということで、《哀樹の夜 シンベロム》との競合が気になる。あちらはより高パワーであり、また呼び出し対象は完全に無条件かつマナゾーンから能動的に選べるため、特定のクリーチャーを確実に使いたいと場面においてはあちらに軍配が上がると言わざるを得ない。
より多くの頭数を一手で揃えられる、マナゾーン利用メタに引っかからない、cipで呼び出すためバトルゾーンにクリーチャーがこれ1体のみであったり速攻メタを張られたりしていても仕事ができる、と差別点はしっかりあるため、デッキの性質をよく見極めて選択したい。
DM24-RP4の勝舞編のデーモン・コマンドのリメイククリーチャー。