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桜舞う門出 UC 自然文明 (7) |
呪文 |
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) |
自然の「ガードマン」を持つ進化ではないクリーチャーを2体まで、自分のマナゾーンから出す。 |
自然のガードマン版《ヘブンズ・ゲート》とも言うべき能力を持つが、あちらより1コスト高い。
名目コスト7とあちらより重いが、マナブーストを得意とする自然なので手打ちは比較的容易い。元と違ってマナゾーンから踏み倒すので、あらかじめ手札に踏み倒したいクリーチャーをキープしておく必要がないのも、手打ちのしやすさに拍車をかける。
《哀しみの夜 シンベロム・カタルシス》や《龍装者 ジスタジオ》のような影響力の大きいガードマン持ちを探して運用したい。
特に《完善武装 ルーパス》は、《フォレスト戦斧》や《瞬撃の大地 ザンヴァッカ》のバトルを強力なものにしてくれるので相性が良い。
また当カードと同じくDM22-EX1で登場した《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》とはデザイナーズコンボが成立している。あちらを踏み倒せば、大幅にマナブーストできる上に手札からもクリーチャーを踏み倒せるようになる。
その他DM22-EX1期時点では踏み倒し先の候補として、さらなるクリーチャーの展開が可能な《恐・龍覇 サソリスレイジ》や《グリージー・ファブノーレ/死的で詩的な制裁》などが挙げられる。いずれも超次元ゾーンや超GRが必要なので、これらを採用する場合はアドバンスでの使用を前提としてデッキを組むことになる。
しかし、こちらは《ヘブンズ・ゲート》にはない欠点を複数抱える。
第一に踏み倒し対象のカードプールの狭さ。非進化の自然ガードマンの総数自体は、2024年現在多色を含めれば70体もいるが、その多くがウィニー、またはインフレの影響でカードパワーが足りてないと考えれば、実践で通用する踏み倒し対象はかなり狭い。
第二に2ターン目からブレイクして来る相手だと、S・トリガーが発動してもマナゾーンにガードマンが揃いきっていない場合も考えられる。
第三にブロッカーは出せないことから、S・トリガーとしての防御力は安定しない。《蒼龍の大地》や《イメンズ・サイン》のような効果バトルもないため、攻撃誘導持ちの《瞬撃の大地 ザンヴァッカ》を除き、これと組ませても受け札として使えるケースが少ないことがあげられる。
第四に進化クリーチャーが踏み倒せない点。ガードマンにはNEOクリーチャーも居ない為、召喚酔いしない打点を作れないのは終盤では命取りに成りえる。
総じて踏み倒し先の都合により、現状ではカードパワー控えめなカードである。
ただし、自然の定番能力となったマッハファイターと同じく、今後もガードマンのカードプールは広がり続ける事が予想されるので、気長に待っておく価値はあるだろう。