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KAMASE-BURN! C 火文明 (3) |
呪文 |
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) |
GR召喚する。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そのGRクリーチャーと、選んだ相手のクリーチャーをバトルさせる。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する) |
デュエマGR爆速スタート52枚デッキセットで登場した火のS・トリガー呪文。のちにDMRP-09で本格的に登場。
GR召喚を行い、その後任意でこの呪文でGR召喚されたクリーチャーと相手クリーチャー1体と効果バトルできる。
《轟戦!爆戦!!超決戦!!!》のような単純なバトル効果による除去呪文と比較すると、やはりGR召喚を出来る点が強力。事前に盤面が揃ってなくても除去が可能であり、またマナドライブなど強力なcip効果によって更にアドバンテージを得られることもある。反面、除去できる範囲がその場でめくったGRクリーチャーに依存するランダム性が大きな弱点。「GRクリーチャーのパワーで焼けるクリーチャー」が多い環境では活躍が見込めるため、仮想敵となるデッキを考慮して採用したい。
DMRP-09期当時のカードプールでは、使用感は《ナグナグ・チュリス》に近かった。現在は高パワーのGRクリーチャーも増え、それらで超GRゾーンを固めた場合は最低でもパワー7000まで確実に除去出来るようになる。ただし、それらのクリーチャーは高パワーの代償にデメリット効果を持つ者も多く、それらで固めすぎると他のGR召喚呪文などが機能不全に陥ることが考えられる。採用するGRクリーチャーのバランスが大事と言える。
GRクリーチャーをかませ犬にするか、相手をぶちかます切り札にするか、プレイヤーの腕と運が試される呪文である。
S・トリガー付で手打ちであったため発売後環境の主流カードとなる。【赤白“轟轟轟”ブランド】や【クラッシュ“覇道”】のミラーマッチで役割対象となるクリーチャーに多く出くわすため腐りにくく、こうしたことからも当初の予想以上に採用率が伸びたと言える。同弾の《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》から連鎖的に繋がるのも高評価の一因。
このカードを使いたいがために、メインデッキに火の入るビートダウンではパワー3500以上のGRクリーチャーで超GRを固めるのが鉄則になり、逆にパワー3000を下回るGRクリーチャーの多くが敬遠される風潮が漂っていた。GRクリーチャーはこのカードと切っても切り離せない存在といっても過言ではなかった。
超天篇環境序盤の環境では【赤白“轟轟轟”ブランド】、【赤青覇道】で使用されていた。
ただ、2019年7月1日の殿堂レギュレーション改訂の影響で【赤白“轟轟轟”ブランド】は消滅し、【クラッシュ“覇道”】も《MANGANO-CASTLE!》の登場を機にGR召喚呪文をそちら1本に絞るケースが増えた。
DMRP-11で重量級マナドライブGRクリーチャーが登場すると、このカードは相対的に大幅弱体化。3ターン目に早打ちしたいこのカードと相性が悪いこと、パワーラインが低いことが原因である。
ところが2020年1月1日の殿堂レギュレーション改訂以降環境に【赤白GR】が広まると、そちらに入るパーツとして復権。