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深淵の背信者 ブラック=クラック P 闇文明 (4) |
クリーチャー:アビスチャンネル/コロコロイヤル 4000 |
アビスラッシュ:このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。 |
このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨てる。 |
このクリーチャーが離れた時、カードを2枚引く。 |
月刊コロコロコミック2023年4月号付録で登場した闇のアビスチャンネル/コロコロイヤル。
アビスラッシュを持ち、登場時のディスカードと、離れた時に2ドローできる能力も持つ。
手札操作の能力は、最終的には《勇愛の天秤》のようなカードの入れ替えになるが、呪文ではないためカードを引くまでタイムラグがある。
何も考えずに手札から召喚してしまったら、《骨食怪人ボーンリーパー》と大して変わらない状態で出て、相手から除去されるのを待つという正気ではない運用になってしまう。
迅速にかつ能動的に《深淵の背信者 ブラック=クラック》を退場させる方法を組み込みつつ、よっぽどの理由がない限り「手札からカードを使う」損失を減らすために墓地召喚など手札以外のゾーンから利用したい。
自前のアビスラッシュで墓地から召喚したら、4マナとコストパフォーマンスは良くないが、ターン終了ステップに山札に帰ることで自己完結で手札交換を完了でき、差し引き1枚手札が増える。
《アビスベル=ジャシン帝》で召喚コストを2軽減して墓地から使えば、《勇愛の天秤》と同等の2マナで使える。
ただしアビスラッシュで召喚した際、無策で相手プレイヤーを攻撃するのは基本的に悪手。
アビスでは《アビスベル=ジャシン帝》の置換効果のために手札をキープしておきたいため、一時的にでも手札が減った状態になるのは無視できないデメリットと言える。
アビスでセルフディスカードといえば、既に《セリヴィエット=エリー》がいる。そちらと比較すると、コストが1大きく、相手へのセルフハンデスとコスト軽減はないが、アビスラッシュで出したり《ソー=ゾー》の生贄にすればドローによって後続を引き込むことができる。
《アビスベル=ジャシン帝》1枚で1コストまで下げることはできないものの、《デス・ザ・チョイス》や《龍頭星雲人/零誕祭》といった手札に抱えたい非アビスを活用したい場合や、セルフハンデスが邪魔になりそうな場合は《クラック》に軍配が上がる。
そちらと同様、手札と墓地の枚数を調整する目的で使うだけでも強力。