伝説事変(でんせつじへん) ガイグレン》 [編集]

伝説事変 ガイグレン SR 火文明 (12)
クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 10000
G・ストライク
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、火のコスト6以下のドラグハートを1つ、自分の超次元ゾーンから出す。それがウエポンなら、このクリーチャーに装備する。
龍マナ武装7:このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンに火のドラゴン・クリーチャーが7体以上あれば、ドラグナー・メクレイド10する。

DM25-BD3で登場したガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー

cipでコスト6以下の火のドラグハートをバトルゾーンに出す。龍マナ武装7により、攻撃するたびにドラグナーメクレイド10を行える。

現代でもかなり数の少ない部類である、《無敵王剣 ギガハート》を出せるカードのひとつ。

正規の12マナを支払って出すには、コストに対して能力やパワー・打点が力不足。
素のコストに加えて龍マナ武装も相当重い為、コスト踏み倒しでの使用でもフルスペックを発揮できるようになるまで時間がかかるのが難点。

自分のマナゾーンに一切の不要札をチャージしていなくても、攻撃開始時に最低7マナまで伸ばしてからでないと《「助けて!モルト!!」》《爆熱剣 バトライ刃》などで踏み倒してもcipだけがカードの出力となる。龍マナ武装を達成していない限り、同様のコンボで出せるドラグナーたち、ドラゴンたちと比較して劣化点や素出しできない汎用性の低さが目立つ。
アタックトリガーなので龍マナ武装達成前にバトルゾーンに出しておき、後々からマナを追い足しして達成するという方法もなくはないが、スピードアタッカーでタイムタグなく効果を使えるため、着地ターンにそのまま達成済みであって欲しいのが本音だろう。

《次元龍覇 グレンモルト「覇」》《二刀龍覇 グレンモルト「王」》などが持つ、火指定の「マナ武装 7」からさらに縛りを加えたものと考えれば、デッキカラー・種族両面で入るデッキを選ぶカードになっている。デッキ全体から極限まで濁りを減らしつつ、《伝説龍覇 グレンアイラ》《ボルシャック・栄光・ルピア》を使って7マナまで伸ばしてからが本番。しかも「ドラグナー・メクレイド」の相性まで考えれば《ボルシャック・栄光・ルピア》といったドラグナーではない火のドラゴンも極力減らしたいのである。
ここまでお膳立てをして盤面を壊しにかかるという動きは登場時点の環境では流石に厳しいため、採用する場合でも主軸ではなくサブプランというのが望ましいだろう。

マナ事情に関わらず踏み倒しが成功した時点でフルスペックなドラグナーには既に《夢双龍覇 モルトDREAM》が存在しており、あちらは更に出せるドラグハートの幅が広く、その気になれば《無敵王剣 ギガハート》も装備できる上、《爆熱剣 バトライ刃》を装備して自前の2回攻撃をすることでおおよそのドラグナー踏み倒しも可能。
あちらのスペックを超えるのはなかなか難しい。

G・ストライクを持つことは間違いなく他の重量級ドラグナーの持たない利点であるため、デッキ全体の防御力に不安がある時に採用するなどしてやりたい。

  • 名目コストが10以上なクリーチャーは、一般には《流星のガイアッシュ・カイザー》によって実用性が大きく上がることが多いのだが、そのサポートをしたくても「火のドラゴン・クリーチャーではない」「ドラグナーではない」と二重に濁りとなっているのでデッキに落とし込む際の相性は悪い。その上4軽減できたとしても8マナと中々に厳しいコストのままである。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


[1] このクリーチャーのコストが12のため、「ドラグナー・メクレイド10」で連鎖しない。