【転生ライザー】 [編集]

山札操作からの《転生プログラム》で高速で《竜星バルガライザー》を呼び出すコンボ及び、それをコンセプトとしたデッキ。【連ドラ】の派生形の一つともいえる。

竜星バルガライザー P 火文明 (8)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 7000
スピードアタッカー
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。そのカードが進化以外のドラゴンであれば、バトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー
転生プログラム R 水文明 (3)
呪文
S・トリガー
クリーチャーを1体破壊する。そうした場合、そのクリーチャーの持ち主は、自分自身の山札の上から進化以外のクリーチャーが出るまでカードを表向きにする。そのプレイヤーは、出たクリーチャーをバトルゾーンに出し、表向きにしたそれ以外のカードを持ち主の墓地に置く。

構成は主に通常の【連ドラ】を踏襲するが、自然のブーストカード等のスペースに代わりに《アクア・アナライザー》《パルピィ・ゴービー》《テンペスト・ベビー》などを搭載する。

通常のいわゆる《コッコ・ルピア》型に比べ、早い段階で《竜星バルガライザー》を始動できることや、《転生プログラム》用の積み込みカードが《竜星バルガライザー》のアタックトリガーに対しても有用なことが利点。
逆に踏み倒し用の種を除去されてしまうと積み込みが無駄になったり、積み込みカードや《転生プログラム》を早期に引けなかったときの始動が《コッコ・ルピア》型よりも遅い事などが弱点といえる。
デッキ操作できるため、色が合わずともドラゴンなら案外何でも採用できる。
《光神龍スペル・デル・フィン》などが有力だろう。

DM-10《転生プログラム》が登場してから、細々と作られていた連ドラの派生形の1つであった。しかし、《竜星バルガライザー》や、多くのファイアー・バードを無効化する《ローズ・キャッスル》の登場までは、《龍仙ロマネスク》の強力なブースト能力を擁する【ロマネ連ドラ】の陰に隠れ、主流であるとは言い難い状況だった。

月刊コロコロコミック2009年1月号付録で《竜星バルガライザー》が登場した当初、現実的には《紅神龍バルガゲイザー》《竜星バルガライザー》《ボルシャック・大和・ドラゴン》各4枚、《戦攻竜騎ドルボラン》3枚の15枚程度メインデッキドラゴン枚数を確保することが精一杯で、折角山札操作カードを利用しても山札事故により1枚も山札の一番上にドラゴンを仕込めないということが、十分起こり得ることであった。身も蓋も無い話、事故を起こしてる内に《ボルシャック・大和・ドラゴン》素出しできる6マナに達することもままあった。

その後も《超天星バルガライゾウ》を軸とした【バルガライゾウ連ドラ】に注目が集まったことでさらに衰退。最終的には2011年1月15日付けの《転生プログラム》殿堂入りでデッキの核を失い、このデッキタイプはほぼ消滅してしまうこととなった。

参考 [編集]