ジャマー団 [編集]
デュエル・マスターズ プレイスに登場する敵組織。
下っ端による名乗り口上は「理想と愛と夢を追い、天下にその名を轟かすアンダーグラウンド組織」との事。
試練の塔に襲撃したり、「カード狩り」と称して一般市民のカードを襲奪したりしている。
活動のためなら過激な手段も厭わない。建造物の爆破や、「カード狩り」の一環で市民に暴行する姿も確認されている。
五守護でさえ知らなかった試練の塔の構造を熟知しているなど、謎の多い組織。
ロイがリーダーとして指揮を執る。
ただしロイ自身も、さらに高位の組織からの命令で動いていることが示唆されている。
ロイやこの高位組織のメンバーは、超獣世界や漫画・アニメで描かれた勝舞らの住む世界など、並行世界の存在を認知している。
ジャマー団の活動の一環として10年前に超獣世界と繋がる「ゲート」を開通させたことがあるほか、現在もこの「ゲート」開通に関連する物質「デュエ粒子」を収集すべく活動している。
「ゲート」の開通による超獣世界との接続を利用して世界を手中に収めることを目論んでいるようだが、その詳細は不明。
またこの計画はジャマー団の他団員には周知していないらしく、スペイやキョウカなどの幹部もその全容を知らないような描写が見られる。
構成員 [編集]
- ロイ・マッカラン (CV,喜多田悠)
- ジャマー団のリーダー。常に笑顔を絶やさない大男。称号は「野望のために」。
メインストーリーで彼と対戦する際には、プレイヤーが敗北した際には諦めずに再び挑んでくるよう促すなど、好漢として描かれる。一方で「老人」らの計画に従いつつも個人的にも何らかの野望を持って動いているような、単に豪快なだけでない計算高さも示唆されている。
当初から世界征服には興味が無かった。JJの望みである (とロイが認識していた)、彼女をクリーチャー世界に帰還させることを目的としていた。争いを好まないようで、デュエマシティの活性化という平和的な方法でデュエ粒子を集めていた。
後にJJが自身の真の望みを明かし、クリーチャー世界に帰るよりロイの傍にいたいと語ったことで、総統から離反する。
- 度々ジャマー団と行動を共にするザキラに対しては心を許していないようで、余所者の彼を警戒する発言をしている。
以下のJJとは血縁はないものの10年来の義親子関係にあり、義父として実子同然に養育してきた。メインストーリー中の節々からは子煩悩な性格が窺える。
- 他の団員のいないところで「老人」らと個人的に会議を開き、その中では彼らの計画の「執行役」として扱われている。
「執行役」というのががジャマー団リーダーの別称なのか、あるいは先述の高位組織の役職名なのかは不明。またこの「執行役」は、彼らの計画の当初はロイの父親が担っていたのを、途中から引き継いだものであることが描写されている。
- 野生動物に対するフェティシズムを有する。
- JJ (CV,飯田ヒカル)
- 超獣世界出身。ゴスロリを纏い、ロイ以外のほとんどの人物に対して嗜虐的な言動が目立つ少女。
ルピコ、アークとともに、10年前のジャマー団による「ゲート」開放に巻き込まれ、デュエプレ世界にやってきた。以来ロイに養育され、父親として慕っている。
なおこの際開かれた「ゲート」は、彼女のカットちゃんが誤って刺さったことで破壊されている。
- ストーリーでのバトルの際には闇文明主体のデッキを使用し、除去やハンデスを連発する。ハンデスの代名詞ジェニーの面目躍如といったところか。デッキには《解体人形ジェニー》登場前には《汽車男》を、登場後は《ジェニー》をそれぞれ4積みしている。
- その容姿や言動から元は《解体人形ジェニー》だったと思われるが、デュエプレ世界に来たと同時に現在の人間的な身体に変わった。
- ジャマー団の団員に対し「イタズラ」と称して体罰を与えているような描写が見られる。超獣世界にいた頃はルピコがその被害を受けていたようで、「ゲート」開放に巻き込まれた際も彼女の右翼と左翼を付け替えるべく追走していた最中だった。
- ルカは、ゴスロリ衣装を率直に褒め合ったり、ルカに諭されて言う事を大人しく聞くなど、JJからの嗜虐的でない態度が描写された数少ない人物となっている。
- スペイ(CV,秋葉佑)
- ジャマー団の幹部男性。関西弁口調で話す。世界征服には興味が無く、ロイへの忠誠心で動いている。称号は「先手必勝」。
カイトからは「グレンと同じタイプのバカ」と見なされており、実際計画をべらべら喋るなどあまり頭はよくないが、架空の思い出話で時間を稼ぐなどそれなりに頭はキレる方。また、関西弁に誇りを持っている模様。
- 足が速く、逃走中に一般団員が彼の先導に追いつけず膝をつく描写がある。
- キョウカ(CV,風間万裕子)
- ジャマー団の幹部女性。コタロウとは同郷の仲。世界征服には興味が無く、ロイへの忠誠心で動いている。称号は「影の執行者」。
スペイ同様カイトからは「グレンと同じタイプのバカ」と見なされており、実際計画をべらべら喋るなどあまり頭はよくない。
- 出身地では忍術の教育を受けたらしく、解錠などジャマー団としての活動に活かしている。
- ジャマー団1号、2号 (CV,1号:上西哲平、2号:小田切優衣)
- 名無しの団員。便宜上の区別のためか、1号は男、2号は女となっている。どちらも称号は「粛正を始める」。
公式Twitterでの紹介 [編集]
関係者 [編集]
- ザキラ
- 邪藩 牛次郎
- W(ホワイト)
- ジャマー団は彼らが超獣世界とは別の異世界からの来訪者であることを理解し、その上で互いの利益の一致から協力している。
したがって彼らはジャマー団の団員ではなく、ロイら団員とも上下関係にはない。そのためロイと「老人」らの会議にザキラが無断で割って入るなど、ジャマー団の意図しない行動も見られる。
ザキラは超獣世界に行き最強のカードを手に入れる事、総統はクリーチャーの力でデュエプレ世界を手に入れる事を目的としている。
- 謎の老人/総統 (あるいは老人)
- ロイより立場は上の模様。その言動について、ロイには疑念を抱かれている。目的はクリーチャーの力を利用した世界征服。ロイの離反を想定しており、邪藩 牛次郎を後任に選んだ。
しかし本心では目的達成後は牛次郎の事は切り捨てるつもりであり、牛次郎本人も総統を洗脳してやろうとしていたようだ。
- 五守護
- 五守護はジャマー団のカード狩りなどの所業を食い止めようと妨害する。
一方で謎の老人やロイは彼らを「我らの実行力」「すでに私の手足も同然」と見なし、彼らの抵抗が計画の範疇であることが描写されている。
真の役割は「戦争におけるクリーチャーの指揮官」。
- チュリン
- 五守護のうち、森で暮らす自然の守護者。野生動物と心を通わせる能力を持つ。
ロイは巨額の寄附を自然保護団体に行い、チュリンはオオカミなどの動物をロイと触れ合わせフェティシズムを満たさせる、という形でロイとチュリンは個人的な互助関係にある。
なおチュリンはEPISODE 6 第2話まで、ロイがジャマー団のリーダーであるとは知らなかった。
- エレナ
- 五守護のうち、光の守護者。EPISODE 6終盤以降、彼女がジャマー団の計画に加担していることが示唆されていたが、結局そんな事は無かった。
EPISODE 8(ネタバレ注意!) [編集]
最終計画が明かされ、五守護全員とルピコが洗脳される。
洗脳された五守護達は全員プレイヤーの奮闘により倒され正気に戻ったが、超獣世界のゲートが開くまで時間はもう無い。加勢した黄昏 ミミ達が時間稼ぎを行うも力及ばずこのまま万事休すと思われたが、切札 勝舞によってすんでの所で洗脳から解放されたホワイトこと白凰の機転により装置が破壊され計画は失敗となる。
装置破壊により大量のデュエ粒子が放出された事で大爆発の危機が迫る中、激昂したザキラは計画失敗を嘆いていた総統を八つ当たり気味に殺害。計画失敗の元凶であるプレイヤーをデュエルの果てに道連れにしようとするもロイの指示で助けに来たスペイとキョウカにプレイヤーは救出され失敗、地底遺跡の爆発に呑み込まれ生死不明となった。
ジャマー団は解散されるがロイの支持者達で再編され、カード狩り被害者への補償や残党の排除を行うようだ。
逃亡した邪藩 牛次郎は指名手配扱いとなっている。
遺跡に残留している大量のデュエ粒子を狙う勢力が現れないよう事の顛末は秘匿されており、表向きは「暴徒ジャマー団を鎮圧した」と報じられている。
EPISODE 9以降 [編集]
ジャマー団は世界規模の巨大組織であり、政界などとの結び付きがある事が明かされた。そのため、ロイはジャマー団を潰すべく世界各地を回っているらしい。
関連項目 [編集]