シャチホコ [編集]
漫画およびアニメ「ビクトリー」の登場人物。アニメ版の担当声優は矢部雅史氏。
オンセンとリキシと行動を共にし、切札 勝太らとは敵対関係にある。
一人称はアニメでは「あたくし」、漫画では「わたし」で、語尾が「〜デスマス」という独特の口調。
口癖として「シャチ」もあり、笑い方は「シャシャシャ」。
頭には名古屋城のしゃちほこをイメージした被り物をつけており、グラサンをかけている。
アニメでは勝太達からは、その被り物から「エビフリャ頭」と呼ばれる事も多く、憤慨する事も多い。
切り札は《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》。
「策略のデュエリスト」を自称し、日本一ビクトリーなヤツ決定戦の予選でぶっちゃけに勝利し、第31話から第32話のヨーデル戦では奇策の限りを尽くし、《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》の覚醒リンクを完成させ、集中力を欠いた彼の《豪遊!セイント・シャン・メリー》を撃破した。
続く第33話から第34話で2人の敵討ちに出た勝太と対戦する。リキシが勝太のビクトリーモードを発動させない策略を使用し追いつめたが、ドラゴン龍の激励によって打ち砕かれ、《激竜王ガイアール・オウドラゴン》と《雷獣ヴォルグ・ティーガー》の覚醒リンクを完成したことで形勢逆転され、敗北した。
第42話では大会終了後に起きたアクシデントに乗じてデュエマを仕掛け、リキシとのタッグでデュエルヒーロー・ユウ&アツトと対戦する。
リキシはアツト、自身はユウと戦い、本来は完全に負けが決まっていたが、途中で互いのキーカード(手札にあった《デーモン・ハンド》とリキシの手札にあった《炎獄デス・サンライズ》)を交換するというズルい行為を行い、逆転勝利している。
オンセン、リキシ同様にエイリアンと契約しており、それによって賢い頭脳を手に入れたという。
漫画ではアニメより早い段階で初登場。
決勝トーナメント第1戦でヨーデルと対決。こちらでは「謎多き愛のデュエリスト」と呼称される。
何の理由もなくヨーデルと醜いドローゴー合戦を始め、シャチホコが15マナ時点で《ロスト・ソウル》を唱えるまでは一切カードのプレイを行わなかった。
チキンレース同然の均衡を破ったことで観客からブーイングを受けて萎縮するも、ゲームの主導権を握ることには成功した。
豊富な手札とマナによってヨーデルのクリーチャーに対処しつつ、最終的に《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》の覚醒リンクを完成させて勝利する。
続く勝太との対戦場面はほぼ描かれず、あっさり負けている。
さらに、観客は同時に行われているドラゴン龍とオンセンの対戦に集中し、勝太との対戦の観客は0人だった。
- アニメ「デュエル・マスターズ!!」第15話において(夢の中での出来事ではあるが)『デュエマグランプリ』の参戦者としてオンセンとリキシを差し置いて再登場。切り札は《激天下!シャチホコ・カイザー》[1]と紹介されているが、実際に使われることは無かった。
デュエマランクは29位。因縁の相手であるヨーデルと再び漫画「ビクトリー」と同様にドローゴー合戦をし、その後は他の出場者と共に力尽きて倒れたシーンがワンカットで描かれている。此方に矢部氏の声は充てられていない。また、オンセンに続いて2Dの絵になっている。
関連カード [編集]
参考 [編集]
『ビクトリー』当時にはリーダーであるオンセンが使用している。