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無垢なる大剣士イノス R 自然文明 (7) |
クリーチャー:ドリームメイト 5000 |
どんな種族の進化クリーチャーを、このクリーチャーの上に置いてもよい。 |
DM-22で登場した自然のドリームメイト。
《無垢の宝剣》と同じ、あらゆる種族指定の進化クリーチャーの進化元になれる能力を持つ。
だがパワーと引き換えにコストが増えてしまったため、《無垢の宝剣》と比べると使い勝手では大きく劣る。あちらは全体的に重い種族の実質的な軽量進化元としての使い道があったが、こちらの場合7マナも出せる状況ならば、いかに重量級だらけの種族であろうと大抵はこのクリーチャーより優秀な進化元を用意できてしまう。
この手のクリーチャーは進化させることを前提に使われ、いかに早く出せるかが問われることからパワーはほとんど関係ないため(一応火力やバトルには強くなるが)、重さは基本的にデメリットにしかならない。
さらに言うとコスト論的にパワーを損しているせいでW・ブレイカーすら持たないため、進化先が引けていない時に最低限の打点を持つアタッカーとして扱うことも難しい。仮に適正パワーであれば当時のメジャーな火力除去である《地獄スクラッパー》の射程外にもなり、多少は使い道があったかもしれないのだが…。
それでも登場した当初はドリームメイトであることを活かせるのではないかとも言われたが、すぐ後のDM-23で登場した《無垢なる刃ビャッコ》に完全に存在意義を持っていかれてしまった。
本人のスペックも決して褒められたものではないが、それ以上に登場する時期が悪すぎたカードと言えるだろう。