《シー・スラッグ》 - デュエル・マスターズ Wiki

《シー・スラッグ》 [編集]

DM-05で登場したゲル・フィッシュ。

ブロッカーなのにブロックされないという珍しいクリーチャー。

8マナとコストが重くサポートもほとんど無いことと、W・ブレイカーが付いていないことによるビートダウン性能の低さ、《威牙の幻ハンゾウ》や《火炎流星弾》の射程に入ってしまう脆さから使われることは少ない。
根本的な問題として、この手の攻撃できるブロッカーは攻撃のためにタップすると肝心のブロッカーが活かせず攻守の両立が難しいのも難点。

後に同じパワーの攻撃できるブロッカーとして《タイタンクラッシュ・クロウラー》や《蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》が登場。どちらも各ターンはじめてタップした時にアンタップできるので、攻守の両立がしやすい。

特に後者はこちらより種族が遥かに優秀であり、アンブロッカブルも共通している。《死神戦鬼ベル・ヘル・デ・バラン》や《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》などのメタに狙われる可能性はあるものの、明らかな上位互換である。

• シー・スラッグ(Sea Slug)は英語でウミウシの意。また、スラッグ(Slug)だけだとナメクジを意味し、綴りが違うがスラッグ(Slag)には、英語で「役に立たない者」という意味がある。

• フレーバーテキストではこのクリーチャーの外見の醜悪さについて言及しているようである。使い勝手の悪いカードは数多く存在するものの、よりにもよって自身のカード名とフレーバーテキストでネガティブな扱いをされるのはかなり気の毒だといえる。エピソード2で登場した《サイバー・D・モンストレイション》らと同じく、公式が明確に失敗作としてデザインしたカードなのだろう。

• デュエル・マスターズ プレイスではDMPP-01に収録。アンコモンに格下げされた。W・ブレイカーを得たことで多少はマシな性能になったが、同パワーのアンブロッカブルW・ブレイカーであり1コスト軽い《キング・オリオン》がベーシックで存在し、ゲーム開始直後から4枚使用することが可能であるため、結局のところお呼びがかかることは少ない。持ち前のブロッカーを活かす必要があるだろう。

関連カード [編集]

• 《蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》
• 《卍 ギ・ルーギリン 卍／卍獄ブレイン》

フレーバーテキスト [編集]

• DM-05、DMPP-01
  サイバーロードは、外観の美を追究する。だが、全てが成功するわけではない。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

• illus.Naoki Saito
  • DM-05 第5弾「漂流大陸の末裔」（9/55）

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

• illus.Naoki Saito
  • DMPP-01 「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」

参考 [編集]

• ゲル・フィッシュ
• ブロッカー
• ブロックされない