《ヒゲ総理(そうり) [編集]

ヒゲ総理 C 火文明[ジョーカーズ] (5)
クリーチャー:ジョーカーズ 3000
S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
このクリーチャーは、アンタップしているクリーチャーを攻撃できる。

DMRP-03で登場したジョーカーズ

コスト5パワー3000でS・トリガーを持つクリーチャーという点では前弾DMRP-02で登場した《爆裂オーフェルノ》と共通しているが、こちらは効果バトルのかわりにアンタップキラーを持っている。

アンタップキラーは自分のターン中でしか発揮できない能力であるため、相手のターン中にS・トリガーでこのクリーチャーが出ても防御手段としての活躍はまず期待できない。
しかし、《爆裂オーフェルノ》効果バトルでは対処できない《異端流し オニカマス》などの小型アンタッチャブルを返しのターンに殴り倒すことができるのは、あちらにはない強みである。だが言い方を変えれば種族の違いは別としてこのクリーチャーがあちらを上回る点はそのぐらいしかない。

この約2か月後のDMBD-03では同じくS・トリガーを持つジョーカーズである《SMAPON》が登場。前述の《異端流し オニカマス》の対策にしてもそちらのほうがずっと優秀なため、相手のターン中に出たところで何もできないこのクリーチャーの立場はますます危うくなってしまった。

  • アニメ「デュエル・マスターズ (2017)」第27話にて登場。
    ヒゲを生やして偉くなろうとしたジョーによって生み出されたが反発。ペタンコプレスを拒絶して家を飛び出し、町中の人々にヒゲを生やしまわった。
    その後、《ゲラッチョ男爵》を見たジョーによって二人は兄弟という設定が付け加えられた(鼻とヒゲのクリーチャーと唇のクリーチャーという見た目から)。その瞬間《ゲラッチョ男爵》はさっきまでなかったはずの思い出を語り始め、その場にいなかったはずの《ヒゲ総理》も《ゲラッチョ男爵》に会うなり「ゲラッチョ兄さん」と呼び始めた。
    • ちなみに、ジョーが《ヒゲ総理》を描くきっかけとなったのは、実在した独裁者・ソビエト連邦共産党書記長「ヨシフ・スターリン」が部下に威張る場面をテレビで見たからである(最初に映っているのもソビエト連邦の映画「ベルリン陥落」のワンシーン)。他、劇中には「織田信長」、「関羽」、「スタン・ハンセン」、そして「ハルクホーガン」の姿もあった。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMRP-03
    ウォッホン!マスター様がいらっしゃることを記念して、ここにヒゲ国会を開会するのであーる! ― ヒゲ総理

収録セット [編集]

参考 [編集]