#author("2024-10-08T02:21:42+09:00","","") #author("2024-10-30T22:37:42+09:00","","") *&ruby(プレイス){P'S};&ruby(ふういん){封印}; [#top] バトルゾーンのカードの上に裏向きでカードを置くこと、またはそうして置かれたカードのこと。 TCG版の[[封印]]を[[デュエル・マスターズ プレイス]]に持ち込むにあたってチューニングされた仕様で、[[DMPP-27]]で初登場した。 |禁断〜封印されしX〜 KDL 火文明 (マナコストなし)| |禁断の鼓動| |ゲーム開始時、P'S封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。| |バトルゾーンを離れない。| |禁断解放:この鼓動のP'S封印がすべてなくなった時、《伝説の禁断 ドキンダムX》のほうに裏返す。| |BGCOLOR(white):禁断解放後⇒[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]| **ルール [#rule] ***TCG版を踏襲している点 [#hdfa5d5d] 基本的な以下のルールはTCG版の[[封印]]と同様である。 -カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。 -封印されているクリーチャーは[[無視]]される。 --封印されているクリーチャーもバトルゾーンの[[上限枚数]]7つの1つにはカウントされる。 -[[コマンド]]が出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。 -[[《悪魔龍王 ドルバロムD》]]などの、「(バトルゾーンにある)[[カード]]に対して影響を与える能力」の影響を受ける。つまり、いわゆる[[カード指定除去]]でP'S封印を外せる。 --ただし、「カード1枚を破壊する」といったテキストはP'S封印の登場に伴い、[[エレメント]]指定除去へとテキスト変更されたため、TCGで[[《禁断〜封印されしX〜》]]のクロックを進めるために使われていた[[カード指定除去]]は軒並み使えなくなっている。 //以下の挙動については現時点では不明。 //-[[カード指定除去]]は封印を選べるのか。また、[[《禁断〜封印されしX〜》]]のように1つのオブジェクトが2枚以上の封印を含んでいた場合、任意の場所を選択可能か。 ***TCG版との変更点 [#t9f78e67] 封印を外す手段に以下の手段が新たに追加された。 -自分の[[メインステップ]]に、マナを5支払うことで自分の[[禁断クリーチャー]]以外のクリーチャーの上から封印1つを墓地に置くことができる。 --コストを支払ってP'S封印を外せるのは「[[禁断クリーチャー]]以外のクリーチャー」のみである。以下のエレメントに付けられたP'S封印はコストを支払って外すことはできず、従来通りコマンドを出すなどの方法に依る必要がある。 +++[[《禁断〜封印されしX〜》]]([[禁断の鼓動]])など、クリーチャー以外のエレメント +++禁断解放した[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]などの[[禁断クリーチャー]]。[[DMPP-27]]時点では未実装の[[《禁断機関 VV-8》]]なども同様。 以下のルールは、TCG版の封印とは完全に異なる。 -クリーチャーに[[付与]]されていた[[効果]]は、封印を付けた時点で''全て失われる。'' --TCG版においては、既に付与されていた効果は封印の前後で変動しなかった。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45072/]] -封印を外すタイミングは、カードを(連続で)[[使った>使う]]後、「(このクリーチャーが)バトルゾーンに出た時」の解決前である。 --TCG版では、「[[S・トリガーX]]でコマンド・[[クロスギア]]を踏み倒す場合、無償クロスに割り込んで封印を外すため、コマンド・クロスギアを出す直前まで封印されていたクリーチャーを無償クロス先として指定できる」とする裁定が存在する((https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43760/))。ここからの推測として、通常の[[誘発型能力]]が割り込むことができない、[[S・トリガー]]間でも封印を外せると考えられる(([[ルール質問掲示板/コメント/ログ保存014]]の「自分の場にドルマゲドン(解放前)が存在し、相手のターン中です。Wブレイクにより最終龍覇ボロフとヘブニアッシュ・サインが同時にトリガーしました。先にボロフの方を処理して封印を外し、それがクリーチャーだった場合ヘブニアッシュ・サインで蘇生することは可能ですか?」の質問と回答も参照))。 --デュエプレでは上記の通り、[[S・トリガー]]や[[S・バック]]の間には割り込めない。例えば、[[S・トリガー]]で[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]と[[《インフェルノ・サイン》]]が同時に捲れた場合、①《バトクロス》がバトルゾーンに出る、②《サイン》を唱える、③火のエレメントから封印を外す、の順で実行されることになる。[[《龍素記号 Sb リュウイーソウ》]]と併用して《サイン》を[[S・バック]]のタイミングで唱えた場合も同様。 --一方、[[cip]]には優先するため、例えば[[《死神の蘇生者シュタイナー》]]を出したことで墓地に置かれた封印がパワー7000以下のクリーチャーであれば、それを《シュタイナー》の[[cip]]で[[リアニメイト]]することは可能。 **ゲームにおいて [#other] 新たな封印を外す手段の実装は、デュエプレには[[上限枚数]]の概念があり、バトルゾーン7体すべてが封印されてしまった場合、TCG版の[[封印]]では完全な詰みになりかねない状態を回避するためだろう。 -副次的な作用だが、従来[[カードを指定して>カード指定除去]]封印に直接触れる以外に外す方法のなかった[[無色]]クリーチャーの封印も容易に外せるようになった。 新たに封印を外す手段が増えたことで、TCG版の封印と比べて除去として弱体化したようにも思えるが、盤面が埋まってる状態だと進化クリーチャー以外でコマンドを出すことによる封印外しはできなくなっている。封印を外すのに5マナ支払うのも決して安いコストではないだろう。 //マナを支払うことで外せるのは[[クリーチャー]]の封印のみ。[[禁断の鼓動]]などの[[非クリーチャー]]の封印は[[コマンド]]を出すことでしか外せない。 //[[《禁断機関 VV-8》]]などの封印を前提とした[[禁断クリーチャー]]、あるいは自力で封印を外し終わった[[《禁断〜封印されしX〜》]]⇒[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の状態が[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]などでP'S封印を付けられた場合はマナを支払う外し方はできない。 封印も外せる除去カードと封印は外せない除去カードを区別できるようにするために、[[エレメント]]の概念が導入され、一部のカードのテキストがカード指定からエレメント指定に変更された。 -デュエプレの[[カード指定除去]]は結局のところ、封印も外せる[[エレメント]]除去であり、[[DMPX-01]]までとの相違点は封印を外せるか外せないかだけである。従って、それらテキスト修正により[[DMPX-01]]まででできていたことができなくなることはない。 //-[[DMPX-01]]までのカードは[[カードを指定する>カード指定除去]]テキストでも実際は[[エレメント]]除去として機能していたので、このテキスト修正により[[DMPX-01]]まででできていたことができなくなることはない。 相手クリーチャーの無力化に目が行きがちだが、デュエプレでは希少だった相手への[[アドバンテージ]]を与えない[[山札破壊]]でもある。1体に1枚と数は少ないものの、相手の盤面を乱しつつ山札を削れるため[[コントロール]]どうしの睨みあい等では勝敗を決することもあり得る。 封印されたクリーチャーはタップ状態と同様にグレーアウトし、その上から封印のマークと数が表示される。そのため、TCGと比べて一見して元の位相がわかりづらいのはやや難点。TCG同様に位相は封印後も維持されて[[アンタップステップ]]や他のカードの効果で変化することは無いため、間違えないようにしたい。そのクリーチャーの情報を確認すれば元の位相が表示される他、元がタップ状態の場合は封印の下でやや見えづらいがタップ状態を表す矢印も表示されている。 **参考 [#reference] -[[用語集]] -[[キーワード処理]] -[[封印]] ---- [[公式Q&A>公式Q&A#cfc6dcf9]] >Q.《ファントム・バイツ》の効果でパワーを-2000されている《ボルシャック・ドラゴン》の上にP’S封印が1つ置かれました。その後、そのP’S封印が外れた場合、《ボルシャック・ドラゴン》のパワーは-2000されたままですか? A.いいえ、パワーは-2000されず、元の6000に戻ります。&br;クリーチャーにP'S封印が上に置かれた場合、それに付与されていた効果はすべて失われます。 [[引用元:https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-664]] &tag(用語集,キーワード処理,除去,無視,封印,P'S封印 (デュエプレ),自己P'S封印 (デュエプレ),P'S封印解除 (デュエプレ));