#author("2025-10-02T03:03:00+09:00","","") #author("2025-10-03T00:43:36+09:00","","") *&ruby(デデデ・デンジャラ・ダッシュ){D・D・D}; [#top] |D・D・D [文明(X)](自分のクリーチャーが攻撃する時、このカードを[文明(x)]支払って自分の手札から実行してもよい)| [[DM25-RP3]]で登場した[[キーワード能力]]。 D・D・Dと書いて「'''デデデ・デンジャラ・ダッシュ'''(''D''edede ''D''angerous ''D''ash)」と読む。 |轟く邪道 レッドゾーン DMR 火文明 (6)| |G-NEOドリーム・クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 12000| |''D・D・D''[火(4)]| |''G-NEO進化'':闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。| |''T・ブレイカー''| |このクリーチャーが出た時、アンタップする。| |このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手の、パワーが一番小さいクリーチャーをすべて破壊する。| |自分のクリーチャーは、相手のカードによる攻撃できない効果を無視して攻撃できる。| 自分の[[クリーチャー]]の[[攻撃]]時に、指定された[[代替コスト]]を支払うことで手札から[[実行]]できる[[キーワード能力]]。 [[侵略]]能力や[[アタック・チャンス]]のようにクリーチャーの攻撃時に使用できる能力だが、コストを支払う必要のないそれらとは異なり、コストを支払わなければ使用できないという違いがある。 [[DM25-RP3]]時点の[[命名ルール]]は、[[《轟く邪道 レッドゾーン》]]関連の呪文だと「《危識:〜》」、[[《ARC REALITY COMPLEX》]]関連の呪文では「《(3文字の英単語)(英単語)(英単語) 》」。後者に関しては《COMPLEX》と同じく再帰的頭字語((並べられた英単語の頭文字を取ると最初の英単語になる。[[B・A・D]]、[[J・O・E]]なども該当する))が用いられている。 クリーチャーでは、[[アビス]]・クリーチャーのみ[[《至高の邪神 アビスベル》]]・[[《究極の蛇神 ヴリドガルド》]]を除いて名前に「デンジャラス」が入る。 **ルール [#rule] -類似能力に[[キリフダッシュ]]がある。能力の内容は同じだが発動タイミングや条件が異なる。 運用上の注意などは、そちらのページも参照。 -一般的にはコストは少なくなるものの、[[代替コスト]]を用意する能力であって[[コスト軽減]]ではない。 --[[代替コスト]]能力であるため、[[コスト軽減]]および[[コスト加重]]の影響を受ける。 -[[《モモモスモモモ・ダッシュ》]]で既知の裁定だが、D・D・Dが要求するマナが足りていない状態でも[[使用宣言]]は阻害されない。 例えば、自分のマナゾーンにカードが4枚あり、すべてタップしているとする。ここで支払える残りマナは0だが、あらゆるD・D・Dは宣言だけはできる。 [[《轟速 ジャ・レッド》]]の攻撃時に[[《轟く邪道 レッドゾーン》]]を宣言して、先にマナゾーンのカードを4枚アンタップし、マナ回復したそれでD・D・D[火(4)]を支払ってもよい。 -発動するゾーンは「手札」と指定がある。なので[[《貴布人 テブルカッケ=エディ》]]のような一般[[墓地召喚]]許可能力、[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]のような一般[[マナ召喚]]許可などでは[[代替コスト]]で召喚することはできず、[[パートナー]]指定にも向かない。 //《危険深淵 デンジャラス=ジャック》は『このクリーチャーの「D・D・D」を墓地から使ってもよい。』によって手札と墓地の2ゾーンからD・D・Dを使える。 -D・D・Dを持つカードの[[実行]](現時点では[[召喚]]することと[[唱える]]こと)が許可されていないと、D・D・Dの[[使用宣言]]ができない。([[裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/47372/]]) --例えば、相手の[[《サファイア・ウィズダム》]]があり相手の手札が4枚である場合、名目コスト5の[[《逢邪時》]]は使用宣言できるが、名目コスト4以下のD・D・Dを同時に使用宣言することはできない。 --[[出せない]]ロックに関しては[[実行]]することは妨げられないため、[[使用宣言]]することができ、[[《逢邪時》]]等で除去できれば[[出せない]]の適用が解除されバトルゾーンに出すことができる。 **運用について [#howto] -《レッドゾーン》から公開された能力だが、その固定観念に反して[[コマンド]]であることは全く要求されない。[[侵略]]は[[《異端流し オニカマス》]]などに弱い弱点があったが、D・D・Dはその固定観念からも外れ《オニカマス》は無効。 --この能力を持つクリーチャーがD・D・Dを使って出した場合は、クリーチャーを[[召喚]]したとして扱われるため、召喚以外を対象とする[[コスト踏み倒しメタ]]に引っ掛からない。 --[[名目コスト]]より小さいコストになるので、早出し時は[[《制御の翼 オリオティス》]]や[[《キャディ・ビートル》]]などの餌食になることはある。 -[[《轟く邪道 レッドゾーン》]]や[[《轟速 ジャ・ターボ3》]]を見る限り、現在攻撃中のクリーチャーを進化元にさせるよう導線を引いているが、実際には通常[[NEOクリーチャー]]として出したり、攻撃済みや攻撃待ちの別のクリーチャーを進化元にしたりもできる。むやみにブレイク数を増やしたくはないが、[[cip]]は有効活用したいという場合にはあえて攻撃中以外のクリーチャーで進化させてるのもテクニックの一つである。 -「[[「侵略」と「キリフダッシュ」のいいとこ取り!>https://www.youtube.com/live/_atH-rfF2kk?si=6w5KRz_Khw1tFePr&t=3180]]」と宣伝された。 --[[侵略]]と比較すると、コストを支払うようになったため、[[cip]]や[[封印]]外しを目的とする連続疑似侵略が難しくなった反面、攻撃中のクリーチャーに重ねる以外のプレイングが可能になった他、疑似侵略条件がなくなったため、特に【バイク】のプレイシーンで頻発していた「侵略元が引けない」問題が解消されている。また、上記の通り一部の[[コスト踏み倒しメタ]]が無効となった。 --[[キリフダッシュ]]と比較すると、[[オールタップ]]や除去札を踏んでしまうなど、出した後の不確定要素が増えた半面、[[ニンジャ・ストライク]]等で飛んでくる[[ブロッカー]]に阻まれたり、S・トリガー呪文の[[ハンデス]]で出そうとしていたキリフダッシュをハンデスされるなど、出す時の不確定要素は減っている。出せないと温存していたマナが無駄となってしまうので、出せることが確実になることはアッパーの向きが大きいと思われる。 **能力名について [#name] -アルファベット3文字の能力名で最初の3音が同じ音の繰り返しなのは[[G・G・G]](ゴゴゴ・ガンガン・ギャラクシー)を彷彿させる。また、手札から[[代替コスト]]で実行できる「ダッシュ」という点は[[キリフダッシュ]]を思わせる。 英語の音写として一般的な「デンジャラス」ではなく「デンジャラ」で切っていることから、[[Dスイッチ]]も意識されている可能性が高い。 [[G・G・G]]と[[キリフダッシュ]]は[[火]]の能力、[[Dスイッチ]]は[[禁断]]勢力の能力ということで、それぞれ[[《轟く邪道 レッドゾーン》]]との関連性を見出すことができる。 --元ネタとの関係として[[キリフダッシュ]]とは[[マナ]]の支払いが競合するとはいえ一部サポートを流用できるが、[[実行]]したい[[カード]]を[[手札]]に抱える必要があるため[[G・G・G]]とは相性が悪い。 -紹介されたデュエチューブの生放送で[[カティノ>カティノカード]]氏が「デデデデンジャラダッシュ」と呼んでいた。(([[参考>https://youtu.be/_atH-rfF2kk?t=5018]])) --日本向けのビデオレターなのでそのように呼んだのか、開発チームのいる英語圏でも「デデデデンジャラダッシュ」と呼んでいるのかは不明だが、カティノ氏のビデオレターでは往々にして開発側の呼称を用いることが多いため、実際に「デデデデンジャラダッシュ」と呼んでいる可能性が高い。 **D・D・Dに関連した能力を持つカード [#related] -[[《危険深淵 デンジャラス=ジャック》]] -[[《心転地と透幻郷の決断》]] -[[《弐闘路と轟点火の決断》]] **参考 [#reference] -[[用語集]] -[[キーワード能力]] -[[代替コスト]] -[[B・A・D]] -[[G・G・G]] -[[侵略]] -[[キリフダッシュ]] -[[Dスイッチ]] &tag(用語集,能力,キーワード能力,D・D・D,アタックトリガー付与,代替コスト,コンバット・トリック,手札誘発);