#author("2024-11-27T21:23:00+09:00","","")
#author("2024-11-27T21:26:54+09:00","","")
*&ruby(かくめい){革命};&ruby(ゼロ){0};トリガー [#k5a6bb02]

[[DMR-17]](初出は[[プロモ>プロモーション・カード]]による先行収録)で登場した[[キーワード能力]]。

|革命の鉄拳 R 火文明 (3)|
|呪文|
|革命0トリガー―クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。|
|自分の山札の上から4枚を見せ、その中から火のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャー以下のパワーを持つ相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札に加えてシャッフルする。|

|ボルシャック・ドギラゴン LEG 火文明 (7)|
|進化クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍 12000|
|革命0トリガー―クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、このクリーチャーを手札から見せてもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードが火の進化ではないクリーチャーなら、バトルゾーンに出し、このクリーチャーをその上に置く。|
|進化−自分の火のクリーチャー1体の上に置く。|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。|

[[ダイレクトアタック]]が成立しかけている瀬戸際のみに有効な防御手段。
手札からノーコストで発動できるが、革命0トリガーを入れすぎると防御力の低下やカードの不発のリスクが高まるデザインになっている。

メジャーな防御手段である[[S・トリガー]]と比較した場合の相違点は以下の通り。
-[[《無双恐皇ガラムタ》]]等で[[S・トリガー]]が使えない状況でも使用できる。
-手札にあればいいので、[[《エメラル》]]等で下準備をする必要がない。
-[[シールド]]から手札に加わった場合でも発動条件を満たせればその後の相手の[[クリーチャー]]からの攻撃で発動できる。
-手札にこの[[カード]]がなければ当然使用できないので、発動[[タイミング]]の前に捨てさせることのできる[[《暗黒秘宝ザマル》]]等に弱い。[[《死神明王 XENOM》]]は[[ブレイク・ボーナス]]で手札に加えられた後に捨てる処理のため、特に相性が悪い。
-[[シールド]]を減らす必要があり、相手の[[クリーチャー]]の攻撃時であるため、[[《マーシャル・クイーン》]]等で能動的に発動できない。
-[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]等で発生する[[コスト踏み倒し]]はすべて[[召喚]]ではない。

**ルール [#p8007a5f]

-誘発[[タイミング]]としては[[《光霊姫アレフティナ》]]の[[クラッチ]]とほぼ同じ。そのため[[ブロック]]宣言後に使うことはできず、相手の攻撃宣言時に発動する[[《アクア・アンカー》]]等で引けたとしても使用することはできない。

-呪文の場合、「どこから[[プレイ]]するか」は記載されていないが、通常は手札から使用されようとすることになる。相手ターン中、[[ダイレクトアタック]]が成立しかけている前に[[《♪面白き こともなき墓地を 面白く》]]でこのターンに墓地の革命0トリガーを指定しておけば、墓地から[[使用宣言]]することができる。
--クリーチャーの場合は「このクリーチャーを手札から見せてもよい」とあるため、手札からしか[[使用宣言]]できない。

-特に制限はないため、一度の[[ダイレクトアタック]]に対して何枚も革命0トリガーを使用することが可能。ただし、唱える場合は唱える枚数をあらかじめ[[使用宣言]]して相手に公開し、後々唱える必要性がなくなったとしても必ず宣言した枚数分使う必要がある。また、一度革命0トリガーの処理に移るとそこから唱える枚数を追加することはできない。これらの諸事項も[[アタック・チャンス]]と同様。

-複数枚革命0トリガー呪文を[[使用宣言]]した時、まだ使用していない革命0トリガー呪文は手札の中である。例えば、[[《革命の鉄拳》]]を革命0トリガーで2枚[[使用宣言]]して、1枚目で[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]を破壊したとすると、その[[pig]]で相手が手札を見ようとしている時、この時2枚目の《革命の鉄拳》は手札に無ければならない。(2018年4月29日正式回答)

-[[呪文]]の革命0トリガーの山札の上チェックは革命0トリガー能力の中に含まれないが、[[クリーチャー]]のものは含まれる。呪文は山札の上が別のカードで無意味に終わっても唱えたことには変わりないため[[《イグゾースト・II・フォー》]]など[[誘発型能力]]を使える。
--なお、[[《革命の防壁》]]を複数枚宣言して、1枚目で[[シールド追加]]したことで「自分のシールドが1つもなければ」が満たせなくなった場合の不発は、唱えたことにならず手札に残る。

-革命0トリガーを持つ[[クリーチャー]]は[[《革命の絆》]]のみ[[NEOクリーチャー]]、それ以外はすべて[[進化クリーチャー]]である。「そのカードが(指定文明)の''進化ではない''クリーチャー」という条件のため、[[進化クリーチャー]]であることが2枚目以降の同名カードが不発の原因になるデザインとなっている。

-革命0トリガーは、[[S・トリガー]]とは違って、れっきとした[[誘発型能力]]である。つまり、使用宣言した際に、他の誘発型能力が誘発していた場合は、その効果を先に解決してもよい。また、複数枚革命0トリガーを[[使用宣言]]した場合、1枚目の革命0トリガーを解決してから出したクリーチャーの[[cip]]の方を解決してもよいし、2枚目以降の革命0トリガーから解決してもよい。その革命0トリガーが呪文であってもクリーチャーであっても同様である。

-自分のシールドが1つ以上でも[[使用宣言]]はできる。ただし、革命0トリガーの解決時に何かしらの効果でシールドが1つ以上になっていた場合は、革命0トリガーは不発に終わる。(総合ルール 603.4)
--例えば、相手の攻撃時に2体の[[《ミラクル・ミラダンテ》]]の革命0トリガーの使用宣言を同時に行い、1体目の[[《ミラクル・ミラダンテ》]]で[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]をバトルゾーンに出して、2体目の《ミラクル・ミラダンテ》の解決の前にシールドが1枚追加されると、2体目の《ミラクル・ミラダンテ》を出すことができなくなる。

-革命0トリガーの使用宣言[[タイミング]]は、[[ニンジャ・ストライク]]の攻撃された時の使用宣言時と同じ。詳しくは、使用宣言を参照。

***進化クリーチャーの持つ革命0トリガーについて [#j1e42858]

上述の通り、[[進化クリーチャー]]の革命0トリガーは山札の上をチェックして成功した場合、そのカードを[[進化元]]にしてバトルゾーンに出る。
そしてこの時、COLOR(blue){進化元のcipは誘発する}。この点は『進化元をバトルゾーンに出す』ことを経由しない[[デッキ進化]]と異なるため注意。

-[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]や[[《超九極 チュートピア》]]がいた場合、進化元はバトルゾーンに出ず、当然進化もできない。

-[[《百発人形マグナム》]]のようなトリガー式の[[コスト踏み倒しメタ]]が立っていた場合、進化元と進化したクリーチャーの2体分メタ能力がトリガーする。

-バトルゾーンに出したクリーチャーが、[[常在型能力]]による[[パワー低下]]でパワーが0以下になった時、進化する前に[[状況起因処理]]で破壊されるため、革命0トリガーは不発に終わる。(進化元のcip能力はトリガーする)

-出した進化元が、このカードを上に置く前に適正な進化元でなくなった場合、上に置く処理は実行できず、進化元だけがバトルゾーンに残る。
--例として、[[クリーチャー]]になる条件を満たしていない[[タマシード/クリーチャー]]がめくれた場合などが該当する。

**テクニック [#y2ebdd3a]
-そもそも[[ダイレクトアタック]]が成立するか否かの瀬戸際の状況であるため、この[[効果]]で[[攻撃]][[クリーチャー]]の[[除去]]、[[シールド追加]]などを行わない限り、敗北が確定してしまう。この点を第一に踏まえなければならない。

-[[シールド]]を0にして自分のターンへと移行しやすくなるため、[[革命]][[能力]]へのサポートとしては最適。

-進化元が[[G・リンク]]してバトルゾーンに出た場合、そのリンクしているクリーチャー・オブジェクトから進化する。

-[[《超奇天烈 マスターG》]]に対して除去を行う革命0トリガー呪文は、[[山札を見る(表向きにする)場合、見ている(表向きにしている)カードは山札に属しているが、他の効果の影響を受けない>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31641/]]という裁定変更で、表向きにしていない山札のうちの一番上のカードのコストを当てる必要があると思われる((「カードを出す、またはカードを使用する効果で」に含まれるか曖昧なため、『思われる』と書いてある。))。
#region2(裁定変更前){{
-革命0トリガーで除去を行う呪文は、[[《超奇天烈 マスターG》]]に対して無力となる。唱えた後の[[シャッフル]]が挟まる前に[[置換効果]]が割り込んで偶数か奇数かのクイズを行うことになり、直前で革命0トリガー自身が山札の一番上を種明かししているため、あえて相手が外さない限り絶対に耐えられてしまうためである。

}}

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#plays]
[[ニンジャ・ストライク]]の実装が見送られたこともあり、こちらも実装を危ぶまれていたが、[[DMPP-25]]で呪文の、[[DMPP-27]]でクリーチャーの革命0トリガーが実装された。
しかしTCG版との大きな違いとして、''クリーチャーが自分に攻撃した時点で手札にあるものしか宣言出来ない''。[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]の効果で[[ブレイク]]されたシールドから革命0トリガーを持つカードを加えても、それらは使用宣言ができない。
TCG版とは明確に裁定が違う((下記[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]参照))が、公式に問い合わせた所''仕様''との事。
しかしTCG版との大きな違いとして、''クリーチャーが自分に攻撃した時点で手札にあるものしか使用宣言出来ない''。[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]の効果で[[ブレイク]]されたシールドから革命0トリガーを持つカードを加えても、それらは使用宣言ができない。
TCG版とは明確に裁定が異なる((下記[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]参照))が、公式に問い合わせた所''仕様''との事。

**その他 [#ebe758b3]

-有効になるかどうかの判断は[[山札の上]]の[[クリーチャー]]の有無によって行われる。対して革命0トリガーはほとんどが自身は対象にならないようにデザインされているため、同じ革命0トリガーを多く積んだ場合は成功率が低下してしまう。[[《賢者の紋章》]]、[[《革命の絆》]]に関しては同名カードも条件に入っているが、このうち前者は他の条件が厳しくなっている。

-[[革命編]]で登場した革命0トリガーは全て[[単色]][[カード]]だったが、[[DMR-21]]では初の[[多色]]の革命0トリガーが登場した。

-[[革命編]]では、表記が「革命0トリガー―(能力)」であるが、[[革命ファイナル]]以降は、[[再録]]含め「革命0トリガー'':''(能力)」となっている。

-この能力を持つ進化クリーチャーは、[[革命]]を持つ進化クリーチャーを差し置いて、再録する回数が多い。
進化元ごと出せるという進化クリーチャー特有の弱点を克服しているという点が大きい。

**革命0トリガーを持つカード [#ybf25c5a]
|[[光]]|[[《革命の防壁》]]・[[《ミラクル・ミラダンテ》]]|
|[[水]]|[[《革命の水瓶》]]|
|[[闇]]|[[《革命の裁門》]]([[《秘密結社holoX》]])・[[《反逆狼の紋章》]]・[[《デス・ザ・チョイス》]]|
|[[火]]|[[《革命の鉄拳》]]・[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]・[[《宇宙一のカレーパン》]]|
|[[自然]]|[[《革命の巨石》]]|
|[[火・自然>赤緑]]|[[《龍帝の紋章》]]|
|[[光・自然>白緑]]|[[《獅子王の紋章》]]|
|[[光・水>白青]]|[[《賢者の紋章》]]|
|[[火・光>白赤]]|[[《革命の絆》]]|

**参考 [#c0845a70]
-[[キーワード能力]]
-[[革命]]
-[[ダイレクトアタック]]
-[[コンバット・トリック]]
-[[鬼エンド]]

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[[公式Q&A]]

>Q.[[《革命の防壁》]]について、 ''革命0トリガー''は革命とどう違うのですか?
A.''革命0トリガー''は革命0の特殊なバリエーションです。シールドが1枚もないという革命0の条件下において、通常のタイミングではなく相手のクリーチャーが攻撃したタイミングで使うことができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37238]](過去のよくある質問より)

>Q.[[《革命の防壁》]]について、 相手のクリーチャーが攻撃したときに自分のシールドが1つありました。その後相手の攻撃したときの能力で自分のシールドがなくなった場合、''革命0トリガー''は使えますか?
A.はい、使えます。攻撃したときのタイミングは攻撃側の処理がすべて終わった後で防御側に移ります。その時点で条件を満たしていれば問題ありません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37239]](過去のよくある質問より)

>Q.手札に[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]が2枚あります。1回の攻撃で''革命0トリガー''を同時に使うことはできますか?
A.はい、使えます。''革命0トリガー''を使うにはまず手札から見せて宣言することが必要です。その後ひとつずつ能力を解決します。2枚見せたからといって、山札の一番上が進化ではないクリーチャーであれば、それだけで両方が同時に出るのではありません。山札の一番上と2番目が両方進化でないクリーチャーの場合のみ両方の''革命0トリガー''能力が成功します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37781]](過去のよくある質問より)


>Q.[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の「''革命0トリガー''」で[[《Treasure cruise》]]が表向きになった時、[[《Treasure cruise》]]が持つ「このクリーチャーがバトルゾーンに出る時」の能力は、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]に進化してから処理しますか?
A.いいえ、まず、「このクリーチャーがバトルゾーンに出る時」の能力を処理します。その後、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]に進化します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33298]](2020.2.26)

>Q.自分のシールドが1枚も無い状況で、相手が自分を攻撃しました。自分は[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]と[[《革命の鉄拳》]]の「''革命0トリガー''」の宣言をしました。「S・トリガー」と同様に、呪文の効果から先に解決しなければなりませんか?
A.いいえ、好きな順番で解決できます。トリガーして待機状態の能力は、好きな順番で1つずつ解決できるためです。待機状態の能力の中に「S・トリガー」があれば、それを先に解決しなければなりませんが、「''革命0トリガー''」は「S・トリガー」ではありません。
#region2(([[総合ルール]] [[605.1>総合ルール本文#rule605_1]])){{
:605.1. |解決にあたって、待機状態の効果のうちターン・プレイヤーから自分の効果を好きな順番で解決していきます。効果がいつ待機したかの順番は関係ありません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34382]](2020.11.13)

>Q.相手のマナゾーンにカードが7枚ある状況です。自分の[[《天翼 クリティブ-1》]]が相手を攻撃し、相手は手札から[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]2体の「''革命0トリガー''」の使用を宣言しました。1体目の効果を解決したところ、山札の上から[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]が出て、その上に[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を重ねました。この時、2体目の[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の「''革命0トリガー''」と[[《天翼 クリティブ-1》]]の1つ目の能力、[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]の「出た時」の能力は、どの順番で解決しますか?
A.まず、[[《天翼 クリティブ-1》]]の効果から解決します。1体目の[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]と[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]を山札の一番下に置いてから、2体目の[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]か[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]の効果を解決します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40249]](2021.9.24)

>Q.相手の[[《ウラミ入道》]]の「攻撃する時」の能力で、相手はその[[《ウラミ入道》]]自身を破壊しました。自分は[[《光牙忍ハヤブサマル》]]の「ニンジャ・ストライク」を使えますか?&br;類似例:[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の「''革命0トリガー''」
A.いいえ、使えません。非公開ゾーンにあるカードの「相手のクリーチャーが攻撃する時」の能力や、「クリーチャーが自分を攻撃する時」の能力は、ターンプレイヤー側の攻撃する時にトリガーした待機状態の能力をすべて解決した後で、その使用宣言を行わないと使えません。使用宣言を行う前に攻撃クリーチャーもしくは攻撃先のクリーチャーがバトルゾーンを離れてしまうと、使用宣言が行えず、能力を使うこともできなくなります。
#region2(([[総合ルール]] [[505.6a>総合ルール本文#rule505_6a]])){{
:505.6a |一旦クリーチャーが攻撃クリーチャーかブロッククリーチャーとして指定されたなら、そのクリーチャーが攻撃やブロックに参加することを禁止する能力がその後で発動したとしても、そのクリーチャーを現在行われている攻撃やブロックから取り除くことはありません。ただし、何らかの効果によって攻撃クリーチャーまたは攻撃先のクリーチャーが「その攻撃」から取り除かれた場合、その攻撃は即座に終了し、攻撃終了ステップへ移行します。この時、すでに解決待ちの効果は解決されますが、(506.3d で定義される)非ターン・プレイヤーの任意で使用を宣言できる能力を新たに追加することはできません。
>(総合ルール 506.3d)
:506.3d |非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発型能力の宣言を行います。攻撃クリーチャーを指定した時点では条件を満たしていなかったものであっても、この時点で条件を満たしていれば使用宣言が可能です。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41282]](2022.5.20)
#region2(類似裁定(2022.8.5)){{{
>Q.相手は[[《終焉の覚醒者 レッドゾーンBSR》]]で自分のタップ状態の[[《ロッキーロック》]]に攻撃し、その「攻撃する時」の能力で、攻撃していた[[《ロッキーロック》]]を封印しました。この時、自分は[[《終断χ ベガスランチャー》]]の「ニンジャ・ストライク」を使えますか?&br;類似例:[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の「''革命0トリガー''」
A.いいえ、使えません。「ニンジャ・ストライク」や「''革命0トリガー''」など、非公開ゾーンでトリガーする能力を使うには、使用宣言を行う必要があります。今回の場合、ターン・プレイヤーの効果解決中に攻撃先のクリーチャーが封印されたので、その攻撃は中止され、非ターン・プレイヤーは能力の使用宣言を行うことができません。
#region2(([[総合ルール]] [[505.6a>総合ルール本文#rule505_6a]] [[506.1>総合ルール本文#rule506_1]])){{
:505.6a |一旦クリーチャーが攻撃クリーチャーかブロッククリーチャーとして指定されたなら、そのクリーチャーが攻撃やブロックに参加することを禁止する能力がその後で発動したとしても、そのクリーチャーを現在行われている攻撃やブロックから取り除くことはありません。ただし、何らかの効果によって攻撃クリーチャーまたは攻撃先のクリーチャーが「その攻撃」から取り除かれた場合、その攻撃は即座に終了し、攻撃終了ステップへ移行します。この時、すでに解決待ちの効果は解決されますが、(506.3d で定義される)非ターン・プレイヤーの任意で使用を宣言できる能力を新たに追加することはできません。
>
:506.3d |非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発型能力の宣言を行います。攻撃クリーチャーを指定した時点では条件を満たしていなかったものであっても、この時点で条件を満たしていれば使用宣言が可能です。
<
:506.1. |ターン・プレイヤーは攻撃クリーチャーを指定します。
::506.1a |まず、ターン・プレイヤーはどのクリーチャーが攻撃するかを選びます。(この選択は任意です) 選ぶクリーチャーは適正に攻撃できる状態でなければいけません。アンタップ状態でなければならず、また、そのターンの開始時から継続してバトルゾーンにいるか、何らかの効果によって攻撃できないことが無効になっているのでなければなりません。攻撃するために何らかの条件を必要とするクリーチャーは、その条件を満たせない状態で攻撃クリーチャーとして指定することができません。
::506.1b |ターン・プレイヤーは、自分のクリーチャーに何らかの強制(そのクリーチャーは攻撃する、あるいは何らかの条件を満たした場合そのクリーチャーで攻撃するという効果)がある場合、そのターン中にそのクリーチャーを攻撃させなくてはいけません。強制の働いているクリーチャーが攻撃に参加する順番は任意です。
::506.1c |ターン・プレイヤーは選んだクリーチャーをタップします。
::506.1d |以後、選ばれたクリーチャーは攻撃クリーチャーになります。「その攻撃」から取り除かれるか、または攻撃終了ステップまで、それは攻撃クリーチャーであり続けます。
::506.1e |ターン・プレイヤーはクリーチャーがプレイヤーまたはタップ状態のクリーチャーのどちらを攻撃するのかを指定します。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41749]]
}}}

>Q.バトルゾーンに自分のクリーチャーが1体もいない状況で[[《ミラクル・ミラダンテ》]]の「''革命0トリガー''」を使ったところ、表向きにした山札の一番上のカードが[[《ドラン・ゴルギーニ》]]でした。&br;この[[《ドラン・ゴルギーニ》]]を出し、[[《ミラクル・ミラダンテ》]]に進化できますか?&br;類似例:[[《ボルシャック・ドギラゴン》]][[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]
A.[[《ドラン・ゴルギーニ》]]を出すことはできますが、その上に[[《ミラクル・ミラダンテ》]]を重ねることはできません。&br;[[《ドラン・ゴルギーニ》]]は、山札では状況を問わずクリーチャーですので[[《ミラクル・ミラダンテ》]]の効果でバトルゾーンに出せます。その後、質問の状況では、バトルゾーンに出た[[《ドラン・ゴルギーニ》]]はクリーチャーになる条件を満たせず、「シンカライズ」を持たないタマシードになるので、その上にクリーチャーを進化できず、[[《ミラクル・ミラダンテ》]]は手札に残ったまま処理を終了します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42060]](2022.9.16)

>Q.相手が[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の「メテオバーン」で自分のシールドをすべてブレイクした際に、自分は[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]を「S・トリガー」で召喚し、「出た時」の能力で[[《百鬼の邪王門》]]を山札から手札に加えました。&br;[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の攻撃中なので、これによって手札に加えた[[《百鬼の邪王門》]]の「鬼エンド」を使えますか?&br;類似能力:「''革命0トリガー''」「ニンジャ・ストライク」
A.いいえ、使えません。ターン・プレイヤーの待機状態の効果を解決した後、まず非ターン・プレイヤーが使用宣言が必要な能力の宣言を行い、その後で非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を解決します。&br;[[《百鬼の邪王門》]]の「鬼エンド」は使用宣言が必要な能力ですので、[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]の「出た時」の能力を解決する前に宣言を行わなければ使えません。そのため、「出た時」の能力で手札に加えた[[《百鬼の邪王門》]]は使えません。
#region2(([[総合ルール]] [[506.3>総合ルール本文#rule506_3]])){{
:506.3. |次に、攻撃クリーチャーが指定されたことによって誘発する能力が誘発し、効果が待機状態となります。
::506.3a |クリーチャーが攻撃すること、またはクリーチャーに攻撃されることに対して誘発する能力は、クリーチャーが攻撃クリーチャーに指定された時点でのみ誘発します。クリーチャーが攻撃に参加した後で、そのクリーチャーの特性がその能力の誘発条件に合致するように変化しても誘発しません。
::506.3b |誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。使用する場合、まずターン・プレイヤー側が使用するものをすべて宣言します。使用宣言が必要な誘発型能力とは、ニンジャ・ストライクや革命チェンジなど、非公開ゾーンで誘発する能力を指します。(参考[[603.2e>総合ルール本文#rule603_2e]])
::506.3c |その後、ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。
::506.3d |非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発型能力の宣言を行います。攻撃クリーチャーを指定した時点では条件を満たしていなかったものであっても、この時点で条件を満たしていれば使用宣言が可能です。
::506.3e |その後、非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。この過程でターン・プレイヤー側の効果が誘発した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理し、その後非ターン・プレイヤー側の処理に戻ります。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42933]](2023.4.10)

>Q.相手が[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の「メテオバーン」で自分のシールドをすべてブレイクした際に、自分は[[《ドンドン吸い込むナウ》]]を「S・トリガー」で唱えて、効果で[[《百鬼の邪王門》]]を山札から手札に加え、攻撃中の[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]を手札に戻しました。&br;[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の「相手がこのクリーチャーを選んだ時」の能力でマナゾーンのカードを墓地に置かれた後も自分のマナゾーンに闇と火のカードがあるのですが、この時、手札に加えた[[《百鬼の邪王門》]]の「鬼エンド」を使えますか?&br;類似能力:「''革命0トリガー''」「ニンジャ・ストライク」
A.いいえ、使えません。攻撃中のクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、その後、非ターン・プレイヤーが能力の使用宣言を行えるタイミングはありません。[[《百鬼の邪王門》]]の「鬼エンド」は使用宣言が必要な能力ですので、攻撃クリーチャーを手札に戻した場合は宣言できず、使えません。&br;なお、[[《ドンドン吸い込むナウ》]]で[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]以外のクリーチャーを手札に戻した場合は、その処理が終わった後、攻撃が継続しているので[[《百鬼の邪王門》]]の使用宣言ができます。
#region2(([[総合ルール]] [[505.6a>総合ルール本文#rule505_6a]])){{
:505.6a |一旦クリーチャーが攻撃クリーチャーかブロッククリーチャーとして指定されたなら、そのクリーチャーが攻撃やブロックに参加することを禁止する能力がその後で発動したとしても、そのクリーチャーを現在行われている攻撃やブロックから取り除くことはありません。ただし、何らかの効果によって攻撃クリーチャーまたは攻撃先のクリーチャーが「その攻撃」から取り除かれた場合、その攻撃は即座に終了し、攻撃終了ステップへ移行します。この時、すでに解決待ちの効果は解決されますが、([[506.3d>総合ルール本文#rule506_3d]]で定義される)非ターン・プレイヤーの任意で使用を宣言できる能力を新たに追加することはできません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42934]](2023.4.10)

&tag(用語集,能力,キーワード能力,革命0トリガー,革命0,革命,クラッチ,被アタックトリガー,コスト踏み倒し,コンバット・トリック,山札公開,手札誘発);