#author("2023-02-15T13:19:59+09:00","","") #author("2023-02-18T14:39:40+09:00","","") //2015/7/15の裁定変更前の条件を前提とした記述となっています。適切に変更してください。 *&ruby(はな){離};れる [#oa84f1fe] 離れるとは、オブジェクトまたはそれを構成する[[カード]]が現在ある[[ゾーン]]を移動することの総称である。 |超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー SR 光文明 (6)| |進化クリーチャー:フェニックス 12500| |進化GV−自分のガーディアン、グレートメカオー、アーク・セラフィムのいずれか3体を重ねた上に置く。| |メテオバーン−このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。| |T・ブレイカー| 主に[[バトルゾーン]]から移動を指す言葉である。具体的には、[[破壊]]・[[バウンス]]・[[マナ送り]]・[[シールド送り]]・[[山札送り]]・[[超次元送り]]を総称して指す。 「[[除去]]される」とほぼ同義だが、あちらは[[進化クリーチャー]][[の下]]だけが除かれる場合にも使う等、あちらのほうがより広義的な使われ方をする。 他には[[シールドゾーン]]からの[[カード]]の移動もこのように表記されることがある。 **「離れる」「離れた」という扱いについて [#d09ecabd] -「◯◯ゾーンのカードを1枚選ぶ」など「カード」を指定する効果では[[カードタイプ]]に関係なく[[アンタッチャブル]]でない限り指定ゾーン内のどのカードでも選ぶことができる。 -[[バトルゾーン]]の[[カード]]と言った場合、対象に出来るのは[[クリーチャー]]、[[クロスギア]]、[[ウエポン]]、[[フォートレス]]、[[セル]]、[[鼓動]]である。 -[[シールドゾーン]]の[[カード]]と言った場合、対象に出来るのは[[シールドカード]]と[[城]]である。 --なお、[[城]]を直接狙うよりは[[要塞化]]してある[[シールド]]そのものを[[除去]]した方が威力が大きい。しかしカード指定除去の場合は[[シールドカード]]を指定するため、[[シールド・プラス]]によって1つの[[シールド]]を構成する枚数が2枚以上だった場合、[[城]]の[[除去]]が目的であれば[[城]]そのものを狙ったほうが良い。 -[[進化クリーチャー]]や[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]など、複数のカードによって構成されるオブジェクトをカード指定の効果で選んで移動させる場合、その構成要素から直接指定枚数選んで移動させる。 //--この場合、見かけ上は[[クリーチャー]]が[[墓地]]に置かれても[[ルール]]上の「[[破壊]]」に該当しないこともある。[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]など、[[破壊]]のみに反応する[[能力]]もあるので、以下の処理をよく把握するようにしたい。 //裁定変更で「破壊」になった -2014/01/17の裁定変更に伴い、[[テキスト]]中における「カードを○○枚」の扱いが変更された。[[バトルゾーン]]や[[シールドゾーン]]におけるオブジェクトを指定し、移動を強要した場合、まるまるそのオブジェクトすべてを移動させるのではなく、そのオブジェクトを構成するカードから直接カードを指定枚数選んで移動させることになった。 -2015/7/15の裁定変更に伴い、複数枚数で構成される[[クリーチャー]]の扱いが変更された。変更前は、複数枚数で構成される[[クリーチャー]]の一部のカードだけがカード指定除去によって移動した場合、いかなる場合でも[[クリーチャー]]として[[離れた>離れる]]とは扱われなかった。変更後は以下のとおりである。 -[[進化クリーチャー]]の場合:[[進化クリーチャー]]を構成するオブジェクトの中から、[[カード]]を1枚選んで[[除去]]することになる。 --つまり[[進化クリーチャーの一番上]]を剥がすか、[[進化元]]のどれかを引き抜くということである。 --[[進化クリーチャーの一番上]]を剥がす場合、進化元が残る残らないに拘らず、クリーチャーが[[バトルゾーン]]を離れた扱いになる。[[墓地]]に置かれた場合はクリーチャーの[[破壊]]扱いとなるので、[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]で[[ドロー]]できる。 --[[進化元]]が[[バトルゾーン]]に残る場合、[[進化元]]は分離して別個の[[クリーチャー]]となる。残せる[[クリーチャー]]の数は本来必要な[[進化元]]の数までであり、例えば[[進化V]]の場合は2体を上限にして残せる。詳しくは「[[退化]]」の項を参照。 --進化元はクリーチャーとして扱われないため、進化元を引き抜いた場合は「''クリーチャーが''破壊された時」で誘発する[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]で[[ドロー]]はできない((2022年4月8日のルール変更以前は、この状況はそもそも「破壊された」ですらなく「墓地に置いた」だけの扱いだった。))。 //進化クリーチャーの下はバトルゾーンかどうかという議論は、「離れる」とは無関係になってきたので「バトルゾーン」のページに移動 -[[G・リンク]]中の[[ゴッド]]の場合:[[クリーチャー]]が場を[[離れる]]扱いになり、[[ゴッド]]の持ち主が[[リンク]]している[[ゴッド]]から1体を選んで場から離す。 --通常の[[除去]]で[[G・リンク]]している[[ゴッド]]を[[除去]]の対象にした場合とほぼ同じ。 --違う点はカード指定除去の場合1つのオブジェクトの[[特性]]を参照して選ぶのではなく、1枚のカードの[[特性]]を参照して選ぶということ。 -[[覚醒リンク]]中の[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]の場合:[[クリーチャー]]としてではなく、''[[サイキック・セル]]1枚として[[除去]]される''。 --[[クリーチャー]]として場を[[離れる]]ことを呼び水とする[[リンク解除]]や[[《豪遊!セイント・シャン・メリー》]]などの[[置換効果]]も適用されない。 --残った1〜2枚の[[リンク]]対象も[[リンク解除]]のように[[裏返す]]わけではないので、[[サイキック・セル]]として[[バトルゾーン]]に残る。従って[[バトルゾーン]]に維持できないため、対象の[[サイキック・セル]]が[[超次元ゾーン]]に戻った後、すぐさま後を追って[[超次元ゾーン]]行きとなる。 --以上をまとめると''カード指定除去1枚で、[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]を丸ごと[[除去]]できる''。その上''[[クリーチャー]]が場を[[離れ>離れる]]た扱いにならない''。 -[[覚醒リンク]]中の[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]または合体中の[[キング・クリーチャー]]の場合:[[セル]]として場を離れる。[[クリーチャー]]が場を離れたものとしては扱わないが[[クリーチャー]]が場を[[離れる]]場合の効果が適用される。(2021/12/16付のルール変更) --[[EXライフ]]や[[《豪遊!セイント・シャン・メリー》]]などの[[置換効果]]または[[リンク解除]]がある場合、それらが適用される。 --[[リンク解除]]を適用する場合、場から離す[[サイキック・セル]]は除去対象に選ばれたものと違うものを選択できる。 -[[《ルナ・ミステリーマンション》]]などコストを参照している効果の場合、オブジェクトのコストではなく構成要素それぞれに記載されているコストを参照して移動させる。 --[[G・リンク]]している[[《龍神ヘヴィ》]]と[[《龍神メタル》]]は[[マナコスト]]が合算されて12になっているが、単体の[[マナコスト]]が5の《ヘヴィ》は[[《龍脈術 落城の計》]]の[[コスト]]6以下のカードを選ぶ効果で選ぶことができる。《ヘヴィ》か《メタル》のどちらを[[バウンス]]させるかの最終決定は持ち主が行う。 ---逆に[[《DXブリキング》]]の[[コスト]]6以下のクリーチャーを選ぶ効果では[[《龍神ヘヴィ》]]&[[《龍神メタル》]]は[[コスト]]12のクリーチャーなので破壊の対象には選べない。 --[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]の場合でも各[[サイキック・セル]]それぞれの数値を参照し、それらは0コストとして扱う。 --進化元のカードは能力を失うが、カード指定の場合は記載されている通りのコストを参照していた。しかし2017/10/06付の[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]変更において進化元のカードはカードとして特性が完全に無視されることが定義されたため、2017/10/12現在進化元のコストが定義されない=0コストと扱う事務局暫定回答が出されている。 --その後2019/7/29付の総合ルール変更で「カードを指定する場合、そのカードの特性を参照する」ことが定義され、記載されている通りのコストで判断されることになった。 -非常にややこしいが、''「複数枚で構成された対象はそれぞれのカードを別個に数える」「進化元とサイキック・セルはクリーチャー扱いでない」''というのが原則である。この2点を覚えておきたい。 -[[《デーモン・ハンド》]]や[[《アクア・サーファー》]]など、通常の[[クリーチャー]][[除去]]の場合、[[進化クリーチャー]]は[[進化元]]と合わせて1体の[[クリーチャー]]として扱う。[[バトルゾーン]]以外の[[ゾーン]]に移動させた場合、[[進化元]]ごとまとめて移動し、移動させた先で別々の[[カード]]に分離する。 --[[シールドゾーン]]ではひとつの[[シールド]]が複数の[[シールドカード]]で構成される場合があるが、これとは関係ない。[[進化クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]から[[シールドゾーン]]に移動する場合もひとつひとつ分離して置かれ、ひとつひとつ独立した[[シールド]]となる。ただし、[[シールド送り]]は原則[[進化]]が対象から外されており、この裁定が影響するのは[[《聖霊龍王 ヴィブロス・ヘブン》]]や[[《セレスティアル・アーク》]]などごく限られたカードを使用する場合に限る。 -[[封印]]もコスト制限の有無にかかわらず選べる。[[バトルゾーン]]にあるコスト0のカードとして扱われるためである。 --ただし、[[封印]]されている[[クリーチャー]]は無視され、[[バトルゾーン]]にいないものとして扱われるため、[[封印]]されている[[クリーチャー]]を構成する[[カード]]は全て選ぶことができない。 --[[クリーチャー]]以外の[[カード]]([[鼓動]]等)が[[封印]]されていてもそれは無視されないため、選ぶことができる。 -[[バトルゾーン]]から「離す」だと一体どこの[[ゾーン]]に送られるのか不明になるため、実際の[[テキスト]]では[[除去]]される側の[[クリーチャー]]でしか使われない、受動的な表現である。 -どこに移動するのかを併せて指示しなければ動作を意味する文章として機能しないため、[[キーワード処理]]ではない。 **参考 [#r39d875b] -[[用語集]] -[[クリーチャー]] -[[バトルゾーン]] -[[破壊]] -[[バウンス]] -[[エターナル・Ω]] -[[《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》]] -[[離れない]] -[[離れた時]] ---- 公式Q&A >Q.追加コストを1回支払い、[[《コスパンダメソッド》]]の「バズレンダ」のマーク能力を合計2回使える状況です。1回目で手札に戻したクリーチャーが「バトルゾーンを離れた時」に誘発する能力を持っていた場合、2回目のマーク能力と「バトルゾーンを離れた時」の能力はどちらを先に解決しますか? A.2回目のマーク能力を先に解決します。「バズレンダ」は、マーク能力を全て解決するところまでが一連の処理になります。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33408]]