#author("2025-06-24T10:25:27+09:00","","")
#author("2025-06-25T22:07:05+09:00","","")
*&ruby(やみ){闇}; [#j686078e]

[[特性]]である[[文明]]の1つ。[[背景ストーリー]]における[[闇文明]]についてはそちらを参照。
黒または紫色と、顔のようなマークがシンボル。MTGに合わせて「黒」と呼ばれることもある。
 
[[クリーチャー]][[破壊]]や[[パワー低下]]、[[ハンデス]]などが特徴。
その他の[[ゾーン]]から相手の[[カード]]を[[墓地]]に送る[[カード]]も多数ではないが存在し、「相手に[[ディスアドバンテージ]]をもたらす」ことに関しては他[[文明]]の追随を許さない。

自分の[[クリーチャー]]や[[手札]]、[[シールド]]などを犠牲にする[[スーサイド]][[能力]]やお互いに不利益をもたらす[[カード]]など、ハイリスク・ハイリターンなデザインの[[カード]]が多いのも特徴の一つである。
自分の[[クリーチャー]]や[[手札]]、[[シールド]]などを犠牲にする[[スーサイド]][[能力]]や、お互いに不利益をもたらす[[カード]]など、ハイリスク・ハイリターンなデザインの[[カード]]が多いのも特徴の一つである。

[[呪文]]が強い[[文明]]でもある。単純な[[破壊]]や[[ハンデス]]であっても、単発かつ即座に打てるだけで強力。
反面、[[クリーチャー]]の[[パワー]]は他文明より低め。特に初期はそれが顕著であった。

また、[[墓地回収]]や[[墓地進化]]、[[リアニメイト]]など、[[墓地]]を利用することも得意である。通常の[[プレイ]]とは別に、[[墓地肥やし]]によってあえて[[カード]]を[[墓地]]に送ってから利用するというものも多い。
特に[[墓地肥やし]]からの[[リアニメイト]]は初期にはほとんど存在しなかったが、[[不死鳥編]]から[[リアニメイト]]が登場したことを皮切りに、長い年月をかけて少しずつ有用なカードが増えていき、[[自然]]の[[マナブースト]]や[[水]]の[[手札補充]]に並ぶ闇の基本戦術として成立した。
何らかの[[デメリット]]と引き換えに[[カードパワー]]の低さを克服している[[クリーチャー]]もおり、デメリット持ちは他[[文明]]よりも目立つ。
一見するとアドバンテージの取り方が難しく、異質な動きを求められることもある。初心者にはその動きが難しいかもしれないが、リスクとリターンを学ぶ良い教材にもなりうる。

-[[サーチ]][[能力]]を持つ[[カード]]が非常に少なく(良くて[[《黒神龍ドボルザーク》]]、[[《ゴッド・ガット》]]等の[[ゴッド]]関連くらい)、必要な[[カード]]を持ってくるときは他の[[文明]]に頼らざるを得ないという弱点がある。[[闇]]だけで[[クリーチャー]]を持ってくるときも、[[墓地]]を介さなければいけないことが多いため、他の[[文明]]と比べるとどうしてもワンテンポ遅れてしまう。
また、[[墓地回収]]や[[墓地進化]]、[[リアニメイト]]など、[[墓地]]を利用することも得意である。
[[墓地肥やし]]からの[[リアニメイト]]は初期にはほぼ存在しなかったが、[[不死鳥編]]から[[リアニメイト]]が登場したことを皮切りに、あえて[[墓地]]に[[カード]]を送ってから呼び出すという戦術が成立。それを後押しするかのように、自分の山札を直接[[墓地送り]]にするカードが増えていった。これにより「墓地そのものを操る」ことが、[[自然]]の[[マナブースト]]や[[水]]の[[手札補充]]に並ぶ闇の基本戦術として成立した。

-何らかの[[デメリット]]と引き換えに[[カードパワー]]の低さを克服している[[クリーチャー]]もおり、デメリット持ちは他[[文明]]よりも目立つ。
一見するとアドバンテージの取り方が難しく、異質な動きを求められることもある。初心者にはその動きが難しいかもしれないが、リスクとリターンを学ぶ良い教材にもなりうる。
一方で、自分が[[アドバンテージ]]を得る、いわゆるリソース稼ぎは苦手。味方[[クリーチャー]]を[[破壊]]してその代償としてリソースを得る、[[墓地肥やし]]を介すことで[[コスト]]的に得なリソース稼ぎをするなどはできるが、直接リソースを稼ぐことに比べれば1、2テンポ遅れることになる。

-相手のカードを墓地送りにするもののうち、[[山札]]を対象とする、いわゆる[[山札破壊]]もまたこの[[色]]の特徴だったが、そういった[[カード]]は多くが[[プレミアム殿堂]]に入ってしまい、特徴と呼べるほど目立つものではなくなった。

-[[手札補充]]としての[[サーチ]][[能力]]を持つ[[カード]]は非常に少ない(良くて[[《黒神龍ドボルザーク》]]、[[《ゴッド・ガット》]]等の[[ゴッド]]関連くらい)。一方で[[《邪眼皇ロマノフI世》]]のように、サーチしたカードを墓地に送るタイプのカードが存在する(これも数は多くないが、そもそも他の[[文明]]ではあまり見られない)。これは[[リアニメイト]]などの[[墓地利用]]を行う闇の特色と合致している。

-[[ブロッカー]]は存在するが、クリーチャーとして脆いという設定が重視されていた黎明期は[[《さまよう者ブレイン・イーター》]]のような酷いスペックのクリーチャーが悪目立ちした。一応、[[《ブラッディ・イヤリング》]]や[[《封魔メールワスプ》]]など強力なものも存在した。
年々上記の設定は過去のものとなっていき、[[ゴッド・オブ・アビス]]に入ってからは[[《アビスベル=ジャシン帝》]][[《悪灯 トーチ=トートロット》]][[《悪縁 ガクブッチ=リッチーモア》]][[《謀遠 テレスコ=テレス》]][[《邪幽 ジャガイスト》]]など、高パフォーマンスな闇ブロッカーが大量に登場している。
--攻撃不能な[[ブロッカー]]は[[水]]と同様全く[[攻撃]]できないものが多いが、[[光]]で多く見られる、[[クリーチャー]]のみを[[攻撃]]できるものが極めて少数ながら存在する。(例:[[《貪欲の影グレイ・バルーン》]]、[[《封魔ロノヴェル》]]、[[《シルバー・ヴォルグ》]])。また、[[《零星シェダス》]]を付けたクリーチャーは「ブロッカー」能力とクリーチャーのみを攻撃できる効果を得る。
---[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[《貪欲の影グレイ・バルーン》]]と[[《封魔ロノヴェル》]]がクリーチャーにも攻撃できないよう変更された。闇のブロッカーでクリーチャーを攻撃できたのはテキストの確認漏れだったのかもしれない。[[《シルバー・ヴォルグ》]]には変更がなくクリーチャーの[[殴り返し]]が可能。

-[[山札]]から[[カード]]を[[墓地]]へ送る[[能力]]もこの[[色]]の特徴だったが、そういった[[カード]]は多くが[[プレミアム殿堂]]に入ってしまっている。(→[[ライブラリアウト]])現環境で使用できるものとしては[[《ギガザンダ》]]の[[アクセル]][[能力]]や[[《ブラッディ・クロス》]]、[[《伊達人形ナスロスチャ》]]などがあげられる。
-[[火力]]や[[ブロッカー破壊]]、[[ランデス]]、[[シールド焼却]]などは、[[火]]の得意分野だが、闇のカードが持っている場合もある。コストパフォーマンスは火とほぼ同等。
特に[[シールド焼却]]は闇も得意としており、火と同じくらいの数存在する。

-全体[[火力]]や[[ブロッカー破壊]]など、[[火]]の[[能力]]を単体で持っているものが少ないながら存在する。コストパフォーマンスは火文明とほぼ同等である。なお、[[シールド焼却]]はどちらも同じくらい所有している。

-[[火力]]に相当するものとして[[パワー低下]]がある。[[除去]]としてみると[[汎用性]]が大きいためか、同[[コスト]]で比較すると[[火力]]の範囲と[[パワー低下]]の範囲は後者のほうが数値は小さい事が多い。

-[[クリーチャー]][[破壊]]が得意な一方、[[カード指定除去]]には乏しく、[[《時空の封殺ディアス Z》]]・[[《超神龍スカイ・ガルーダ》]]・[[《オールデリート》]]といった、[[相手依存]]のものや大掛かりなものばかりである。[[カード]]を直接[[墓地送り]]にする[[除去]]はむしろ[[火]]のほうが長けている。
//--当然[[火]]なので[[墓地送り]]対象にはコスト制限が掛けられている。これはすなわち、[[《デーモン・ハンド》]]のように無制限で[[カード]]を[[墓地送り]]にする[[除去]]はほぼ存在しないことを意味する。

-[[破壊]]や[[ハンデス]]等、[[速攻]]のような極端な構成のデッキでない限りはどのデッキでも有効に働く効果を持つカードが多い。それ故に他文明との親和性は5つの文明の中でも随一。

-[[デュエル・マスターズ]]誕生当初から、主力種族を一つないし少数に絞って展開してきた他の文明に比べて、闇は[[ゴースト]]、パラサイトワーム、[[キマイラ]]、[[ヘドリアン]]、[[デスパペット]]他、統一せずにクリーチャーや進化クリーチャーが増えてきたと言える。単体[[種族デッキ]]としては[[不死鳥編]]での2[[文明]]種族である[[グランド・デビル]]と[[ゴッド・オブ・アビス]]の主役である[[アビスロイヤル]]以外、大きく[[メタゲーム]]上にあがった歴史がない。

-[[超次元]][[呪文]]は他の[[文明]]よりも[[重い]]傾向がある。他の[[文明]]の[[軽い]][[サイキック・クリーチャー]]を大量に出すか、重くパワフルな[[サイキック・クリーチャー]]を出すかのどちらかが主な戦略となる。

-[[エピソード2]]では[[ヒューマノイド]]、[[エンジェル・コマンド]]、[[ガーディアン]]と他文明の3つもの[[種族]]が闇[[文明]]としてフィーチャーされた。

//-[[コスト踏み倒しメタ]]は4コストのものが充実しているが、2コストのものは[[《マタドール・マルクーゼ》]]のような[[耐性]]面で[[カードパワー]]が控えめのものしかない。コスト踏み倒しに反応して[[除去]]する先の[[ゾーン]]が[[墓地]]([[破壊]])であり、元々[[墓地回収]]や[[除去]]などで粘り強く戦える都合上耐性のある2コストのカードが登場しては困るという開発側の判断はあろうが、これは色の役割と割り切るしかなかろう。

-[[デュエル・マスターズ]]のゲームにおいて、[[赤単]]や[[青単]]などの[[単色]]をコンセプトにした[[デッキ]]ならまだしも、[[多色]]の[[デッキ]]において、[[闇]]が入らないということは基本的に相手の戦術の妨害がほとんどできないことを意味する。[[環境]]等にも左右されるが、自分の[[デッキ]]における戦術で相手を圧倒するような状況が難しければ、[[タッチ]]だとしても[[闇]]の[[除去]]や[[ハンデス]]などを加え、積極的に[[アドバンテージ]]を取りに行くことを考慮するべきだと言えるだろう。他の[[文明]]と比較すると[[グッドスタッフ]]色の強いカードの割合も高い。
//-[[デュエル・マスターズ]]のゲームにおいて、[[赤単]]や[[青単]]などの[[単色]]をコンセプトにした[[デッキ]]ならまだしも、[[多色]]の[[デッキ]]において、[[闇]]が入らないということは基本的に相手の戦術の妨害がほとんどできないことを意味する。[[環境]]等にも左右されるが、自分の[[デッキ]]における戦術で相手を圧倒するような状況が難しければ、[[タッチ]]だとしても[[闇]]の[[除去]]や[[ハンデス]]などを加え、積極的に[[アドバンテージ]]を取りに行くことを考慮するべきだと言えるだろう。他の[[文明]]と比較すると[[グッドスタッフ]]色の強いカードの割合も高い。
//ドラゴン・サーガから多文明で改善された点なのでコメントアウト

**主な役割 [#bee62a56]
|[[スレイヤー]]|[[《嘆きの影ベルベットフロー》]]、[[《魔龍レットイッド》]]など|
|[[ハンデス]]|[[《ゴースト・タッチ》]]、[[《解体人形ジェニー》]]など|
|[[クリーチャー]]の[[破壊]]|[[《デーモン・ハンド》]]など|
|[[墓地肥やし]]|[[《ボーンおどり・チャージャー》]]、[[《オタカラ・アッタカラ》]]など|
|[[リアニメイト]]|[[《インフェルノ・ゲート》]]、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]など|
|[[シールド回収]]|[[《福腹人形コダマンマ》]]など|
|[[墓地回収]]|[[《ダーク・リバース》]]など|
|[[ブロッカー]]|[[《ブラッディ・シンバル》]]、[[《白骨の守護者ホネンビー》]]など|
|[[パワー低下]]|[[《ファントム・バイツ》]]、[[《罪無 スピンナ極》]]など|

**闇の種族 [#tca98b93]
-[[アビスロイヤル]]
-[[鬼札王国]]
-[[ガーゴイル]]
-[[キマイラ]] 
-[[グランド・デビル]]
-[[月光王国]]
-[[ゴースト]]
-[[ジャイアント・ドラゴン]]
-[[ダーク・ナイトメア]]
-[[ダーク・モンスター]]
-[[ダークロード]]
-[[チーム零]]
-[[ディープ・マリーン]]
-[[ティラノ・ドレイク]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]
-[[デスパペット]]
-[[デビルマスク]]
-[[デモニオ]]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[ナイト]]
-[[ハンター]]
-[[パラサイトワーム]]
-[[パンドラボックス]]
-[[ファンキー・ナイトメア]]
-[[不死樹王国]]
-[[ブラック・コマンド・ドラゴン]]
-[[ブレイブ・スピリット]]
-[[ブレインジャッカー]]
-[[ヘドリアン]]
-[[魔導具]]
-[[マフィ・ギャング]]
-[[ムーゲッツ]]
-[[リビング・デッド]]

**参考 [#a2a3adcb]
-[[文明]]
-[[闇文明]]
-[[デッキカラー]]
-[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]]

&tag(用語集,文明,闇文明);