#author("2025-06-21T00:03:54+09:00","","") #author("2025-06-26T09:13:45+09:00","","") *&ruby(ちょうこん){超魂};レイド [#top] [[コロコロコミック]]2025年7月号で登場した[[キーワード能力]]。 |''超魂レイド''(このクリーチャーが出た時、山札の上から3枚を表向きにする。その中からこのクリーチャーの進化元になれるカードを1枚、この下に置いてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)| この[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]が出た時に自分の[[山札の上]]から3枚を[[表向き]]にして、その中から[[進化元]]にできる[[カード]]を1枚選んで下に重ねられる。 |トレイン=ドレイジャー UC 闇文明 (5)| |NEOクリーチャー:アビスロイヤル 6000| |このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。| |''NEO進化'':水、闇、または火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)| |''超魂レイド''(このクリーチャーが出た時、山札の上から3枚を表向きにする。その中からこのクリーチャーの進化元になれるカードを1枚、この下に置いてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)| |''W・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)| この効果により主に次のような恩恵が受けられる。 +[[進化元]]をあらかじめ用意しておかなくても[[NEO進化クリーチャー]]となる([[疑似スピードアタッカー]]として扱える) +[[革命チェンジ]]や[[マナ送り]]等でクリーチャーを他の[[ゾーン]]に移動した際、より多くのカードが手に入る。 +[[超魂X]]の発動手段の一つにする。 +超魂レイドの後に[[カード指定除去]]を適用することで[[退化]]戦術を行う。 +[[《轟䡛合体 ゴルギーオージャー》]]のような、含まれるカードの枚数を参照する効果のサポートになる [[王道W]]の[[NEOクリーチャー]]は[[文明]]指定進化が多いため、色を合わせて[[フルクリーチャー]]気味のデッキで使えば無理なくNEO進化クリーチャーとして扱えるようになる。 勿論、バトルゾーンにあるクリーチャーを進化元にした上で超魂レイドを発動させるのも良い。 その場合、進化元を2枚持つNEO進化クリーチャーとして運用が可能になる。 [[ボードアドバンテージ]]を得られないので通常は避けるべきだが、超魂Xを複数発動させたり、[[《王導聖霊 アルファディオス》]]の参照枚数を増やすなど、なんらかのコンボを想定する場合なら候補となる。 **ルール [#rules] -「超魂レイド」の能力で、「[[シンカライズ]]」を持つ[[タマシード]]を山札からクリーチャーの下に置ける。 基本的に「[[シンカライズ]]」はバトルゾーンでしか機能しないが、「超魂レイド」だけ特別に山札の「[[シンカライズ]]」を参照できる。([[裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/46863/]]) -注釈[[テキスト]]が「このクリーチャーが出た時」で始まっているため、[[ジャストダイバー]]などと同じく[[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]に含まれる。 そのため、[[《地封龍 ギャイア》]]などで[[メタ]]られてしまう。 -要は[[cip]]なので、カード単体で想定する進化元とは異なる対象が仕込まれる可能性がある。例えば[[《生命と大地と轟破の決断》]]で[[《死罪非1-DA》]]→[[《戦劇エンペラー・キンタ》]]と連続で出したとすれば、超魂レイドで参照する「このクリーチャーの進化元になれる」が《エンペラー・キンタ》の持つ「進化-自分のサムライ・クリーチャー1体の上に置く。」のテキストとなるため、文明指定でクリーチャーを仕込むことができない。 -「このクリーチャーの進化元になれるカード」という指定であるため、[[進化]]能力を持たず進化元も定義されていないクリーチャーが誘発させても何も置くことができない。この場合は表向きにした山札の上3枚を好きな順番で山札の下に置くだけの空撃ち同然となる([[裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/46862/]])。 --例えば[[《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]]の[[シビルカウント]]能力で「超魂レイド」持ちクリーチャーを選ぶといった方法で、非進化クリーチャーがこの効果を[[解決]]することができる。 -誰の山札からめくるのかが省略されているが、デュエマでは試合中に本来とは異なる持ち主のゾーンに物理的なカードを移動させることはタブーとなっている(([[呪文横取り]]で、[[チャージャー]]や「唱えた後、このツインパクトをバトルゾーンに出す」を奪っても、唱えたプレイヤーのマナゾーンに置かれたり、コントロール奪取してバトルゾーンに出すということは禁止されており、本来の持ち主のところに戻る。))ことから、消去法で自分の山札からめくるものとわかる。 **その他 [#others] -現状では[[NEOクリーチャー]]と[[G-NEOクリーチャー]]のみが持つ。 理論上は通常の[[進化クリーチャー]]が持つこともありえなくはないが、その場合はそもそも超魂レイド発動前に[[進化元]]を用意することが必須なため、意味は薄い。 -超魂レイドを持つ[[G-NEOクリーチャー]]は[[《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》]]のみ。 [[G-NEO進化]]の[[除去耐性]]が超魂レイドにより確約されるという強力な[[シナジー]]の組み合わせのため、箔付けとして特別に与えられた能力なのだろう。 --ただし、疑似的なものも含めるならば[[《超愛銀河クエーサー・ラブエクスパンジョン》]]も[[G-NEOクリーチャー]]でありながら[[cip]]で自ら[[進化元]]を仕込む疑似超魂レイドと言える能力を持つ。 -細部は異なるが、[[Mデッキ進化]]とよく似た能力である。 --場に出しやすい進化クリーチャーであるので、[[《神羅マグマ・ムーン》]]など[[究極進化]]とも相性が良い。 -バトルゾーンに出てから、[[誘発型能力]]で後から下にカードを1枚追加する[[キーワード能力]]に「[[禁断スター進化]]」「[[アッパー・ゴー]]」があった。[[アッパー・ゴー]]は所持者が非進化クリーチャーであり進化元が未定義ではあるが、裏向きのまま追加するという方法で違和感を軽減している。[[禁断スター進化]]は種族指定でこちらも違和感は少ない。 -名前の由来は「超魂」([[王道W]]における進化元に関連する能力全般の冠詞)+「[[メクレイド]]」か。 [[メクレイド]]とは、「山札の上から3枚見て1枚出す」点が共通している。 **参考 [#f946c842] -[[《トレイン=ドレイジャー》]] -[[NEOクリーチャー]] -[[G-NEOクリーチャー]] -[[超魂X]] -[[メクレイド]] -[[山札の上]] -[[表向き]] -[[進化元]] -[[cip]] -[[「このクリーチャーが出た時」で始まる能力]] -[[《邪神M・ロマノフ》]] -[[Mデッキ進化]] -[[キーワード能力]] -[[用語集]] &tag(用語集,能力,キーワード能力,超魂レイド,下に置く,cip);