#author("2025-10-05T21:00:44+09:00","","")
#author("2025-10-05T21:26:34+09:00","","")
*超次元ゾーン [#vb189f44]

|>|>|>|>|BGCOLOR(white):CENTER:&br;[[バトルゾーン]]&br; |
|BGCOLOR(white):CENTER:[[シールドゾーン]]|BGCOLOR(white):CENTER:[[山札]]|BGCOLOR(white):CENTER:[[墓地]]|BGCOLOR(pink):CENTER:''超次元ゾーン※''&br;または&br;超GRゾーン|BGCOLOR(white):CENTER:[[超GRゾーン]]&br;または&br;超次元ゾーン|
|>|>|>|>|BGCOLOR(white):CENTER:&br;[[マナゾーン]]&br; |

|BGCOLOR(white):CENTER:&br;[[手札]]&br; |

//''※ここでは超次元ゾーンについて解説する''

※上記の図は[[アドバンス]]のもの。[[オリジナル]]かつ[[《偽りの月 インターステラ》]]のようにゲーム最中に[[超次元送り]]でカードが0枚から1枚以上に増えた場合には、特に定位置はない。

----

[[ゾーン]]の一つ。
[[DM-36]]より登場した[[サイキック・クリーチャー]]に対応するために新たに作られた。
[[DMR-13]]より登場した[[ドラグハート]]もこのゾーンに置かれる。
[[DMEX-18]]より登場した[[ルール・プラス]](現在[[《13番目の計画》]]のみ)もこのゾーンに置かれる。

//墓地の右横に位置する。

[[双極篇]]まではデュエマ唯一のエクストラデッキともいうべきゾーンだったが、[[超天篇]]より[[超GRゾーン]]が登場した為唯一ではなくなった。

ゲーム開始時にデッキ外に用意しなければならない[[サイキック]]や[[ドラグハート]]を設置する名目の[[ゾーン]]で、初期状態で最大8枚まで(同名カードは4枚まで)を置くことができる。

主にこの[[ゾーン]]に干渉できる[[カード]]は[[超次元]]の[[名称カテゴリ]]に所属する[[呪文]]、あるいは「龍覇」の接頭辞を有する[[ドラグナー]][[クリーチャー]]であり、その効果で[[サイキック・クリーチャー]]および[[ドラグハート]]はこのゾーンから[[バトルゾーン]]に直接移動することができる。

当時は非常にマイナーながら、「[[《超覚醒ラスト・ストームXX》]]の下に[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]などでサイキックではないクリーチャーを入れ、[[《ミスター・アクア》]]などでカードの束を直接超次元ゾーンに戻しても、含まれたサイキックではないカードはそのまま超次元ゾーンに置いて続行する」という回答は2014年時点で確立されていた。((ttps://deneblog.jp/blog-entry-3325.html))

この挙動を、公式の仕様として取り入れたのが[[《怒流牙忍法 次元隠しの術》]]であり、それを皮切りに少しずつ[[サイキック]]や[[ドラグハート]]を設置するため以外の用途が増えていっている。

ゲーム開始時にデッキレシピに記載されるタイプのカードは[[アドバンス]]でのみ使用可能だが、超次元ゾーン自体は[[オリジナル]][[フォーマット]]においても存在するものとして扱う。
よって、オリジナルでも[[《怒流牙忍法 次元隠しの術》]]などの[[超次元ゾーン]]に関するカードは問題なく使うことができる。
その場合のカード群の位置は、「墓地の隣」「バトルゾーンの端」「シールドゾーンと被ったような位置」と人それぞれ。なんにせよ、ゾーンが違うということは明確にして進行していきたい。

-[[状況起因処理]]として、[[バトルゾーン]]にある[[サイキック]]および[[ドラグハート]]が場を離れたとき、一度指定された場所に移動した後に強制的にこの[[ゾーン]]に戻るものと定義されている。
--逆に、一般の不適格なカード([[GRクリーチャー]]を除く)が置かれた場合、墓地などに置き直されることはなく、そのままそこに置かれ続ける。

-この超次元ゾーンは公開情報であり、お互いに確認する事ができる。[[デュエル]]開始前にも確認できるため、相手の[[デッキタイプ]]や[[色]]を知るためにも確認をしておこう。もちろん、それを逆手に取って超次元ゾーンの利用手段が無いデッキに[[サイキック]]や[[ドラグハート]]を用意しておく[[ブラフ]]も有用である。
--例えば、[[マッドネス]]や[[速攻]][[デッキ]]に[[《時空の雷龍チャクラ》]]を置くだけでもそれなりに有効。逆に超次元ゾーンを使わない[[速攻]][[デッキ]]が[[コントロール]]系のラインナップ([[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]や[[《超次元ガード・ホール》]]、[[《超次元フェアリー・ホール》]]で出せるものが中心)を取り揃えるだけで、油断を誘うことができる可能性が高まる。
--さらに[[DMRP-09]]より登場した[[超GRゾーン]]及び[[超GR]]を併用することで『[[超次元]]も[[超GR]]も使わないデッキ』、『超次元は使うが超GRを使わないデッキ』、『超次元は使わないが超GRを使うデッキ』、『どちらも使うデッキ』と非常に読まれにくくブラフを仕掛けやすくなった。

-ゾーンの上限枚数はない。9枚以上になってもペナルティや8枚までに減らすなどの特殊な操作はなく、そのまま続行する。
-ゲーム開始後、ゾーンの上限枚数はない。9枚以上になってもペナルティや8枚までに減らすなどの特殊な操作はなく、そのまま続行する。
--[[アドバンス]]で既に8枚ある状態で[[《双龍覇王 モルトVERSUS》]]が手札から9枚目の超次元ゾーンを置こうとしたら、ゾーン溢れで置くことができないなどは起こらない。

-呼び出し手段である多くの超次元呪文やドラグナーが「コストN以下の(特定の文明)の[[サイキック・クリーチャー]]or[[ドラグハート]]」といった範囲指定を持つため、[[多色]]の方が[[単色]]よりも出しやすいという逆転現象が起こる。

-[[メインデッキ]]側から呼び出す方法を用意しない限り超次元ゾーンは通常は利用出来ないが、[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]][[《時空の禁断 レッドゾーンX》]][[《蒼き覚醒 ドギラゴンX》]]は[[ディスカード]]と引き換えに超次元ゾーンから[[P侵略]][[P革命チェンジ]]を行う能力を持つ。
[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]のパーツである[[《頂上の王龍 ヴィル・ド・テラ》]][[《頂上の精霊 ミラクルスZ》]][[《頂上龍素 サイクリタ》]]の3体は手札消費なしで超次元ゾーンから直接召喚できる能力を持つ。
前者3体は侵略・革命元があれば、後者3体はどれかが召喚出来る[[デッキカラー]]ならいつでも使える擬似手札として使えるため、条件を満たしていて超次元のスペースが空いているデッキなら[[メインデッキ]]を圧迫しない入れ得カードと言って良いだろう。
いずれも[[コマンド]]であり、4/6は[[ドラゴン]]でもあるので[[種族サポート]]を受けやすいし[[侵略]]、[[革命チェンジ]]、[[封印]]外しにも使える。
--勿論こちらも敢えて利用不可能なデッキで見せて[[ブラフ]]にする事が可能。他の[[サイキック]]より簡単な条件で飛び出てくる可能性があるためブラフとしての圧も中々強い。
後者3体は1体を実際に運用しつつ残り2体も一応揃えておいて相手にだけイソレイトの完成を警戒させるというブラフも可能。

-[[サイキック・セル]]や[[ドラグハート・ウエポン]]等、超次元ゾーンに属する[[カードタイプ]]には特定の条件下でしか[[バトルゾーン]]に存在できないものがある。このようなカードは条件を満たしていない場合はすぐ超次元ゾーンに送られる。

-ゲーム開始時から非公開情報でありランダム性の求められる山札と違い、従来の「素材・サイズが統一された[[カード]]」というフォーマットに沿う事が必要とは限らない。実際にその事を考えて作られたのが[[メタルカード]]や[[3D龍解]][[カード]]であり、公式戦でも使用が可能。

-また超次元ゾーンができる前から存在していた[[ジャンボカード]]も、新たに[[サイキック]]や[[ドラグハート]]として登場したものに限り、ルールに沿ったまま実戦で使う事が可能となった。(ただし[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]の[[ジャンボカード]]は注釈文により公式大会では使用不可)

-[[超次元ゾーン]]の[[カード]]を[[バトルゾーン]]に出す手段、必要が一切無い[[デッキ]]で、[[解決]]待ちの[[cip]]の数などを示す目印となる小道具として便宜上利用するケースがある。

-図にもあるように[[超天篇]]から登場した新しい[[ゾーン]]である[[超GRゾーン]]はこのゾーンの隣に存在する。(※左右どちらに置かなければならないとは明記されていない為、置かれている順番は問われない模様。)

-一見すると『遊戯王OCG』の「エクストラデッキ」などに代表される外部ゾーンの一つであり、実際[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]など裏技を使わない限り[[サイキック]]と[[ドラグハート]]だけが入るゾーンとして用いられた。
//のだが、[[《怒流牙忍法 次元隠しの術》]]の登場以降、他TCGにおける「追放」や「除外」に似た要素を兼ねるカードが登場し始めている。
--多くのTCGには第2の墓地のようなゾーンが採用されていることが多く、特に知名度の高い呼び方に「除外」((「除外」は『遊戯王OCG』のもの。『[[Magic:The Gathering]]』では「追放領域」、『ポケモンカードゲーム』では「ロストゾーン」と命名されている。))がある。デュエマの超次元ゾーンはそのような場所として認識が改まってきた。
「カードを追放する」効果を[[超次元送り]]で再現した[[コラボカード]][[《生ける屍》]]はまさにその代表例と言える。
---各種[[超次元]][[呪文]]や[[ドラグナー]]では「[[サイキック・クリーチャー]]を〜」「[[ドラグハート]]を〜」などと書かれているため、それらではないカードが置かれてしまえば呼び出しの対象にできない。基本的には復帰できないという認識で問題ないが、一部の能力では超次元ゾーンからバトルゾーンに出したり[[実行]]したりすることができる。その一覧については「[[超次元送り]]」を参照。

**参考 [#nef4c355]
-[[用語集]]
-[[ゾーン]]
-[[公開ゾーン]]

-[[サイキック]]
--[[サイキック・クリーチャー]]
--[[サイキック・セル]]
--[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]
---[[サイキック・クリーチャー一覧]]
-[[ドラグハート]]
--[[ドラグハート・ウエポン]]
--[[ドラグハート・クリーチャー]]
--[[ドラグハート・フォートレス]]
--[[ドラグハート・セル]]
---[[ドラグハート一覧]]
-[[超次元]]

-[[超次元送り]]

-[[超GRゾーン]]

&tag(用語集,超次元ゾーン,ゾーン,公開ゾーン);