#author("2022-09-12T12:12:57+09:00","","")
#author("2023-01-26T20:52:40+09:00","","")
*&ruby(きゅうきょくしんかマックス){究極進化MAX};[#r66d16b7]

[[DM-35]]で登場した[[能力]]。

[[バトルゾーン]]に存在する[[究極進化]][[クリーチャー]]からのみ[[進化]]できる。

[[カード]]上では、[[カード]]左側にある[[進化]]アイコンの白黒が反転(ここまでは[[究極進化]]と同じ仕様)、さらにアイコンを囲んでいるラインが二重線になっている。

|超神羅ロマノフカイザー・NEX SR 火文明 (7)|
|進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ルナーズ・サンガイザー 25000|
|究極進化MAX−自分の究極進化クリーチャー1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを2体破壊する。その後、カードを2枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。|
|ワールド・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分の山札を見る。その中からアーマード・ドラゴンまたは名前に《ロマノフ》とあるクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。|

この能力を持つクリーチャーは主に[[DM-35]]で登場し、また[[DMEX-16]]にも新規収録された。[[《超神羅ロマノフカイザー・NEX》]]をはじめ、[[種族]]に[[ルナーズ・サンガイザー]]を持つ[[クリーチャー]]が有する。
[[冠詞]]は「超神羅」。全4体のうち2体が名前にギャラクシーを含む。

究極進化MAXまで到達するには、【通常[[クリーチャー]]→[[進化クリーチャー]]→[[究極進化]][[クリーチャー]]→これ】と計3回の[[進化]]が必要になる(もちろん、その前に通常クリーチャーを出すという過程も加わる)。そのため進化能力の中でも最高難易度を誇ると言っていい。
同じく3体の[[進化元]]が必要な[[進化GV]]がと比べても、その手間と構築難易度は比べ物にならないくらいの大きな差がある。

**ゲームにおいて [#h5994121]
進化させる過程だけでもかなりの手間だが、進化クリーチャー特有の『進化の途中で除去されてしまうと大きなディスアドバンテージになる/また1から進化し直さなければならない』『進化元と進化先をうまくデッキに同居させなければならない』というリスクも最大級。
ただでさえ腐りやすい[[進化クリーチャー]]の上の[[究極進化]][[クリーチャー]]のさらに上であるため、どんなに投入比率を整えたとしても『種となる通常[[クリーチャー]]が来ない』『中間の[[進化]]が来ない』という[[事故]]の可能性は常に付きまとう。また、[[進化]]できる可能性を最大限にするということは、[[呪文]]を投入する余地がなくなるということでもあり、デッキの柔軟性はかなり下がる。
[[バトルゾーン]]に進化元を必要としない[[墓地進化]]や[[マナ進化]]を使えば、実質[[進化]]の手間が1段階省けはする。しかしあくまで3段階のうちの1段階なので、決定的に進化しやすくなるわけではない。

//次に問題になるのが[[デッキ]]構築の難易度。[[進化クリーチャー]]、[[究極進化]][[クリーチャー]]、そしてこの[[究極進化MAX]][[クリーチャー]]を[[デッキ]]に入れる必要がある。ただでさえ、[[進化クリーチャー]]は通常のクリーチャーよりも[[手札]]で腐りやすく、それに加えて、その[[進化クリーチャー]]よりもさらに腐りやすい[[究極進化]][[クリーチャー]]、そしてその[[究極進化]][[クリーチャー]]よりもさらに腐りやすい[[究極進化MAX]][[クリーチャー]]全てをデッキに入れなければならない。それらの[[カード]]を[[デッキ]]に入れすぎると当然[[事故]]が起こりやすくなるが、かといって[[進化クリーチャー]]の比率を減らすと、それはそれで究極進化MAX達成までに必要な[[進化クリーチャー]]がなかなか[[手札]]に来ない。多ければ事故、少なければ素材不足というジレンマが生じる。
//[[バトルゾーン]]に進化元を必要としない[[墓地進化]]や[[マナ進化]]を使えば、実質[[進化]]の手間が1段階省けはするが、どちらにせよ通常[[クリーチャー]]または呪文などの比率をなるべく減らさないようにしなければならない。

少なくとも、究極進化MAXを使うことを目的としないデッキでわざわざ究極進化MAXを投入する必要性はほとんどない。
もしこれを使ったデッキを構築するのであれば、[[除去]]対策や[[進化]]プロセスの効率化を極限まで突き詰め専用デッキになるのは必至。

[[進化元]]としても[[呪文]]としても扱える[[ツインパクト]]や、[[スター進化]]、[[タマシード]]といった手厚い進化クリーチャーサポートの登場、および[[退化]]の裁定変更などによる【退化】デッキの成立により、[[王来MAX]]時点では専用構築の必要性こそ拭えないものの、以前よりは扱いやすくなっている。

**その他 [#sbef4fd8]
-テキストでは『[[究極進化]][[クリーチャー]]1体の上に置く』となっているが、[[究極進化]]は能力であり、「究極」という[[特殊タイプ]]を併せ持つ[[進化クリーチャー]]が存在するわけではないためやや不適切な表現である。能力を参照する他のテキストに合わせるなら『「[[究極進化]]」を持つ[[クリーチャー]]1体の上に置く』の方が適切だろう。

-[[カードイラスト]]に描かれている[[進化マーク]]は風車状でなくなり、デフォルメされた「超」の字となっている。

-一応これも[[究極進化]]であるので、さらに究極進化MAXを重ねることもできる。

-究極進化MAXを持つ[[クリーチャー]]は[[単色]]のみであり、[[多色]]は存在しない。

-1つの[[シリーズ]]において、そのシリーズのテーマに沿ったカードをより[[オーバーキル]]にしたものがクライマックスを飾るのは(少なくとも[[勝舞編]]では)よくあることだが、その中でも[[究極進化MAX]]は使用難度において一種の頂点と言える。
これ以降は[[覚醒リンク]]に対する[[V覚醒リンク]]、[[ドロン・ゴー]]に対する[[クライマックス・ドロン・ゴー]]などのように、クライマックスを飾る[[カード]]が必ずしも使用難度の上がったカードとは限らなくなった。

**究極進化MAXを持つカード [#n5dbc8c3]
-[[《超神羅ロマノフカイザー・NEX》]]
-[[《超神羅ギャラクシー・オペレーションθ》]]
-[[《超神羅ギャラクシー・デスティニー》]] 
-[[《超神羅ギュンター・ペガサス》]]
**参考 [#hd86ee4b]
-[[進化クリーチャー]]
-[[【ギャラクシー・デスティニー】]]
-[[【神羅ケンジ・キングダム】]]

#include(進化の一覧,notitle)

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