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#author("2024-03-07T19:42:23+09:00","","")
*&ruby(しゅぞく){種族}; [#x3dfa40e]

[[特性]]の1つ。主に[[クリーチャー]]が属している集団を表す。
「種族」の名の通り生物的な分類が主になるが、所属する組織やチーム、集団や団体、思想や観念といった、[[背景ストーリー]]上の立ち位置なども種族として示されるケースもある。
「種族」の名の通り生物的な分類が主になるが、所属する組織やチーム、集団や団体、それぞれの思想や観念なども種族として示されるケースもある。

[[カード]]名表記のすぐ下にかかれているものが種族にあたる。
[[クリーチャー]]は[[わずかな例外>無種族]]を除き原則的に何らかの種族に分類されており、複数の種族に属している[[クリーチャー]]も存在する。

当初は[[クリーチャー]]のみが持つ[[特性]]だったが、[[DM-28]]で種族を持つ[[呪文]]や[[クロスギア]]が登場した。その後も[[城]]、[[フィールド]]、[[オーラ]]、[[タマシード]]といった[[カードタイプ]]に種族を持つものが登場している。

[[デュエル・マスターズ]]において、[[クリーチャー]]という単体が「種族」という概念を持つことにより、水平方向(自分の他[[クリーチャー]])、および垂直方向(相手)にも影響を与える可能性があり、[[デッキビルディング]]にさらに奥深さを与える要因になっている。

2015年7月にリリースされた総合ルールでは、「[[種族]]は[[サブタイプ]]の下位概念であり、[[クリーチャー]]が持つ[[サブタイプ]]を種族と呼ぶ」という扱いだった。
2022年4月8日のルール改定でサブタイプが廃止され、[[クリーチャー]]以外が持つサブタイプも全て種族として扱うようになった。

**ルール [#a11c67f7]
-能力に種族名が書いてある場合、それは数え方によって何を指すかが違う。「X''枚''」と書かれていれば[[呪文]]や[[クロスギア]]も数えるが、「X''体''」と数えられていれば、[[クリーチャー]]しか数えない。[[《歌舞機ロイド・ゴエモン》]]における[[サムライ]]や[[《ザ・ユニバース・ゲート》]]における[[フェニックス]]をカウントする際にこの裁定が関わってくる。
--[[Magic:The Gathering]]では「(クリーチャー・タイプ)・クリーチャー」「(クリーチャー・タイプ)」のように使い分けられている。

-「[[コマンド]]」や「[[サイバー]]」などの一部の[[種族カテゴリ]]は、[[種族]]の名前として宣言することはできない。これらはあくまでいくつかの[[種族]]の総称である。
-逆に「[[ドラゴン]]」や「[[モンスター]]」、「[[アウトレイジ]]」のように単独の種族としても存在する種族名を指定すると、それに属する全ての種族が影響を受ける。詳しくは[[種族カテゴリ]]を参照。
//--「[[モンスター]]」は[[《秩序の邪将 ビホルダー》]]の登場により、「[[ドラゴン]]」は[[《爆流奥義 紅蓮NEXTREME》]]の登場により種族名となったため、単体で指定することが可能である。

-[[ゴッド]]や[[ゴッド・ノヴァ]]が[[G・リンク]]を持っているのは、その種族に課される[[ルール]]ではない。それらを[[リンク]]させる各[[キーワード能力]]によって参照されるだけである。[[サバイバー能力]]や[[ダイナモ]][[能力]]なども同様。
--例外として、[[コマンド]][[種族]]だけは[[クリーチャー]]として出した時に[[封印]]を外す事ができるという[[能力]]が[[ルール]]によって定められている。(厳密には[[種族カテゴリ]]の[[ルール]]だが)

**その他 [#ab6fe211]
-多くの種族には[[命名ルール]](([[進化]][[ヒューマノイド]]の冠詞「機神装甲」、非[[進化]][[エンジェル・コマンド]]の冠詞「○○の精霊」など。))があるが、[[戦国編]]のころからそれが無視された命名も増えている。また、それは[[ナイト]]、[[エイリアン]]などといった特定の[[文明]]を持たない種族を併せ持つ[[クリーチャー]]によくみられる。また同じ種族でも派閥の違いから命名ルールが異なるものもある。[[マジック・コマンド]]、[[ソニック・コマンド]]、[[DMRP-01]]で登場した[[ジョーカーズ]]を除く新種族がこれに該当する。
--命名ルールの詳細については、[[冠詞]]の記事ないし各種族の記事を参照されたい。

-有する[[能力]]が既存の[[カード]]と全く同じであるいわゆる[[同型再販]]の[[カード]]でも、[[種族]]が違う事で入るデッキが全く異なってくる事もある。顕著な例が[[《邪眼皇ロマノフI世》]]と[[《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》]]。両者は有する[[種族]]が[[ナイト]]か[[ハンター]]かの違いしかないが、入るデッキはそれぞれ違ってくる。

-複数の種族を持つカードの種族の区切りは、基本的に半角スラッシュ(/)が用いられているが、[[DM-28]]だけ区切りが全角スラッシュ(/)となっている。このwikiでは半角で統一している。また、[[サバイバー]]種族のみスラッシュではなく[]で囲まれる。

-ライト・ブリンガー(正しくは[[ライトブリンガー]])、アース・イーター(正しくは[[アースイーター]])など、種族名の誤植はたびたび発生している(→[[種族誤植の一覧]])。ゲームの進行にはあまり影響はないが、表記や検索の際は注意が必要である。

//-裁定変更によって、[[テキスト]]に[[種族]]名が指定されている場合、それは全て「種族に”(種族名)”とあるクリーチャー」という解釈で扱われる事となった(前述の[[ドラゴン]]や[[サイバー]]と同じ扱い)。そのため[[ジャイアント]]を指定するテキストは[[ジャイアント・インセクト]]を、[[アウトレイジ]]を指定するテキストは[[アウトレイジMAX]]をそれぞれ効果範囲に含む事となる。

-種族の[[シナジー]]を活かして組まれる[[デッキ]]を「[[種族デッキ]]」と呼ぶ。[[カード]]同士の繋がりが比較的分かりやすく、初心者にも扱いやすい[[デッキ]]として知られている。

-種族を固めることで[[《光器ペトローバ》]]などの効果を引き出しやすくなる。
逆に、種族を固めないことで[[《口寄の化身》]]などの効果を引き出しやすくすることもできる。

-[[ドラゴン]]、[[コマンド]]、ないし[[コマンド・ドラゴン]]といった[[種族カテゴリ]]に属する種族は膨大に存在する。[[デュエル・マスターズ]]の商品展開上いくつかの[[エキスパンション]]シリーズにおいて、これらは花形種族としてフィーチャーされてきたが、そうしたフィーチャーのたびに新規種族が追加されてきたことによる。

-[[ナイト]]、[[オリジン]]、[[アンノウン]]など、これまで数多くの[[特殊種族]]が登場してきたが、敵方で登場したものは[[背景ストーリー]]上で滅ぼされてしまうことが多い。シリーズが変わると[[再録]]以外ではほぼ登場しなくなってしまうので、古参種族の愛好家には酷なことである。

-漫画やアニメでは[[キャラクター]]ごとに愛用する[[種族]]が異なっており、それぞれの[[キャラクター]]の個性とも結びついている。[[勝舞編]]でもすでにこの特徴が見られたが、[[勝太編]]ではさらに顕著になっており、例えば[[エピソード2]]では[[キャラクター]]1人につき1つ以上の[[種族]]が明確に割り振られている。[[ジョー編]]に入り[[背景ストーリー]]と漫画やアニメとのタイアップが強化されてからも、こうした傾向は引き継がれている。

-[[DMR-18]]にて、ついに[[無種族]][[クリーチャー]]である[[《禁断》]]が登場した。

-[[アビス・レボリューション]]の店頭ポスターでは、「種族」という漢字に「オレら」というルビが振られていた。

-[[デュエチューブ]]で明かされた話によると、[[アビス・レボリューション]]の複合種族は開発用語で「ピボット」と呼ばれていたとのこと。[[参考>https://www.youtube.com/watch?v=MYEwiD3NTKI]]

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4つ以上の種族を有するカードは次の通り。
|10|[[《超越男》]]|
|9|[[《究極男》]]|
|8|[[《愛魂憎男》]]|
|6|[[《闇鍋男》]]|
|4|[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]|
|~|[[《「勝利」の頂 バトル・ザ・クライマックス》]]|
|~|[[《真実の皇帝 アドレナリン・マックス》]]|
|~|[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]|
|~|[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]|
|~|[[《革命の絆》]]|
|~|[[《CAPTEEEN <ヘビポ.Star>》]]|
|~|[[《マニフェストII世 <スペル.Star>》]]|
|~|[[《竜界電融 N・EXT》]]|
|~|[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]|
|~|[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]|
|~|[[《滅印連結 ヴァルハルザーク》]]|
|~|[[《恐帝接続 ネロ・グウルピオ》]]|
|~|[[《無双の超越者ファイナル・ストームXX NEX》]]|
|~|[[《無双龍騎 ボルバル・モモキング》]]|
|~|[[《DS電融 ザ=デッドNEXT》]]|

ただしこれらは特殊種族がついているために種族数が多くなっている。基本的に3種族を持つクリーチャーは大抵特殊種族を持っている。
特殊種族でない種族のみで3つの種族を持つクリーチャーには
-[[《龍仙ロマネスク》]]
-[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]
-[[《甲魔戦攻ギリメギス》]]
-[[《霊王機ブルファリオン》]]
-[[《聖電機ターコイズ・クラーケン》]]
-[[《勇王の化身ダイカイザン》]]
-[[《霊翼の宝アルバトロス》]]
-[[《無限王ハカイ・デストロイヤー》]]
-[[《希望のファンクラップソディ》]]
-[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]
-[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]
-[[《ネイチャー・グレンニャー》]]

がいる。

逆に種族を持たないクリーチャーも存在する。
詳細は[[無種族]]を参照。

**参考 [#c1f1fb5f]
-[[用語集]]
-[[特殊種族]]
-[[サポート種族]]
-[[ハイブリッド種族]]
-[[多種族]]
-[[無種族]]
-[[種族追加]]
-[[種族カテゴリ]]
-[[種族リスト]]
-[[種族デッキ]]
-[[種族誤植の一覧]]

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