#author("2024-12-24T20:19:52+09:00","","") #author("2024-12-28T19:03:27+09:00","","") *&ruby(きんだん){禁断};クリーチャー [#e4e79537] 月刊[[コロコロコミック]]2016年1月号[[付録>プロモーション・カード]]で登場した、新しい[[特殊タイプ]]である[[禁断]]が付いた[[クリーチャー]]。[[封印]]に関する能力を持つ。 片面カード版は[[DMX-23]]で初登場した。 両面のものは[[クリーチャー]]ではない面、片面のものは最初から[[クリーチャー]]の状態でそれぞれ[[封印]]され、それらをすべて取り払ってはじめて[[クリーチャー]]として運用できるのが最大の特徴(マナさえあれば[[封印]]状態を回避できる[[《禁断のドキンダム》]]は例外)。 一口に禁断クリーチャーと言っても、クリーチャー以外の面も持つ両面のものと、片面だけのものが存在し、特に両面のものは個々の[[カード]]によってルールが異なる。 [[禁断クリーチャー]]は[[無種族]]という法則があったが、[[DM23-EX2]]で種族を持つ[[《禁断樹幹 WO-ZERO》]]が登場した。 |禁断のドキンダム P 火文明 (9)| |禁断クリーチャー:(種族なし) 9999| |W・ブレイカー| |このクリーチャーが禁断解放した時、相手のパワー6666以下のクリーチャーを1体破壊する。| |このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分のシールドをひとつ相手に選ばせ、墓地に置く。| |このカードがバトルゾーン、自分の墓地、または自分の手札以外のゾーンにあれば、墓地に置く| |BGCOLOR(white):禁断解放前⇒[[《禁断 ~目醒めの刻~》]]| |禁断の影 〜ドキンダム・ソウル〜 SR 火文明 (4)| |禁断クリーチャー:(種族なし) 9999| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、封印を3つ付ける。| |このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印を2つ付ける。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)| 両面の禁断クリーチャーの共通の特徴として、[[超次元ゾーン]]には一切関与せず、ゲーム開始時の所定位置が[[非クリーチャー]]面に記載されている。また、存在できる[[ゾーン]]はその[[カード]]ごとにあらかた決められており、それ以外をゾーンに行くと所定のゾーンに移動するか、[[特殊敗北]]する能力を併せ持つ。また[[クリーチャー]]ではない面の時は[[バトルゾーン]]を離れない能力が有効な場合もある。 [[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]以外は、たとえ両面カードであっても''[[メインデッキ]]の40枚のうちの1枚にカウントされる''。 //「ゲーム開始時に」だとドキンダムも該当してしまう [[非クリーチャー]]面から[[禁断]][[クリーチャー]][[裏返す]][[キーワード能力]]として「[[禁断解放]]」がある。 片面のものは特別なルールは持たず、ゲーム上はほぼ普通の[[クリーチャー]]として扱う。 **[[両面カード]]版のルール [#jc833d65] -[[バトルゾーン]]にある場合は、[[鼓動]]・[[クリーチャー]]いずれかの片面のみを参照するが、[[バトルゾーン以外の場所]]にある場合は、必ず両面が参照される。 --例えば、[[《禁断のドキンダム》]]を[[鼓動]]面である''[[《禁断 ~目醒めの刻~》]]の面だけを参照させる形で[[マナゾーン]]に置くことはできない''。即座に[[クリーチャー]]面である[[《禁断のドキンダム》]]の[[状況誘発]]が参照されて[[墓地送り]]となる。 -[[バトルゾーン]]以外の場所に移動する場合は、基本的に[[サイキック]]や[[ドラグハート]]ではない、[[クリーチャー]]一般と同様の移動の仕方を行う。[[《禁断のドキンダム》]]のように移動先次第では移動した上でさらに[[ゾーン]]を変更するような[[カード]]も存在する。 -[[禁断解放]]して[[裏返す]]時、[[鼓動]]に[[タップ]]・[[アンタップ]]の位相の概念は存在しないため、正位置である[[アンタップ]]状態で登場する。 -[[ルール]]上、[[禁断の鼓動]]として出した時点で「[[バトルゾーン]]に出た」扱いとなり、[[禁断の鼓動]]として元々[[バトルゾーン]]に存在する場合は「[[バトルゾーン]]に出たという概念そのものが存在しない」ため、下記の通りになる。 -[[召喚酔い]]について --ゲーム開始後に、[[鼓動]]として[[バトルゾーン]]に出した[[ターン]]中に[[封印]]をすべて外して[[禁断解放]]し、[[裏返し>裏返す]]た場合、その禁断クリーチャーは[[召喚酔い]]している状態となるが、そのターンより前から[[禁断の鼓動]]としてバトルゾーンに出ていたものが[[禁断解放]]した場合は、[[召喚酔い]]はしない。 --ゲーム開始時から[[鼓動]]として[[バトルゾーン]]に存在する場合は、元々[[バトルゾーン]]にいたということで[[召喚酔い]]は発生しない。 -[[cip]][[能力]]について --[[禁断解放]]して[[クリーチャー]]になっても、「[[バトルゾーン]]に出た」扱いとならない。 ---例1.[[バトルゾーン]]に自分の[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]がいる状態で自分の[[鼓動]]を[[禁断解放]]させて[[クリーチャー]]にしても、[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]の[[cip]][[能力]]は発動しない。 ---例2.バトルゾーンに相手の[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]がいる状態で自分の[[鼓動]]を[[禁断解放]]させて[[クリーチャー]]にしても、《永遠のリュウセイ・カイザー》の強制[[タップイン]]能力に引っ掛からない。 -より細かいルールは個別の記事を参照されたし。 **その他 [#q26b5c0f] -両面のものが基本的に許可された[[ゾーン]]にしか存在できない点は[[サイキック・クリーチャー]]や[[ドラグハート・クリーチャー]]と似通っている。 しかし、一応[[敗北回避能力]]や[[置換効果]]によって本来とどまれない[[ゾーン]]に無理やりとどまることが可能といえば可能ではある点は、同じ両面カードとしては根本的に異なっているといえる。 -[[王来篇]]からは、[[禁断クリーチャー]]のリメイククリーチャーが登場しているが、それらは特殊タイプの「[[禁断]]」が抜けて普通のクリーチャーになっており、その代わり種族に「禁断」が新しく追加されている。 **参考 [#z04bc7da] -[[用語集]] -[[禁断]] --[[禁断の鼓動]] -[[クリーチャー]] -[[最終禁断クリーチャー]] -[[禁断解放]] -[[裏返す]] -[[無種族]] -[[《禁断のドキンダム》]] -[[《禁断の影 〜ドキンダム・ソウル〜》]] &tag(用語集,カードタイプ,クリーチャー,禁断 (特殊タイプ),禁断クリーチャー); &tag(用語集,カードタイプ,禁断クリーチャー,禁断 (特殊タイプ),クリーチャー,エレメント);