#author("2024-10-28T21:43:49+09:00","","")
#author("2024-11-30T14:47:47+09:00","","")
* 真のデュエル [#df96038f]
漫画・アニメ「デュエル・マスターズ」シリーズに登場する用語。

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|#contents|

**概要 [#ga321ffd]

「真のデュエリスト」と呼ばれる者同士の決闘、または[[クリーチャー]]との決闘において発生する特殊な[[デュエル]]。
主に、実力者同士とのデュエルで発生する現象であり、
通常のデュエル・マスターズとゲーム上のルールは同じだが、真のデュエルでは''召喚された[[クリーチャー]]が実体化''し、物理的な影響をもたらす事ができる。
また、同様に[[シールド]]も実体化し、シールドが破られると''その破片がデュエリストを傷つける''。そして、ゲームに敗北したプレイヤーは高確率で''死亡する''。

運良く生き延びても、後遺症が残ったり、記憶を失ったり、トラウマによって普通にデュエルを行うことすらできなくなったりするなど、心身に悪影響を及ぼすことがほとんどで、真のデュエルで敗北した者が本当に無事で済むことは稀である。

文字通り「命懸け」の危険なデュエルであり、作中でもその危険性を恐れられる描写が度々登場している。
ただし、勝利したデュエリストが望むならば相手の命を奪わないように加減をすることもできる。また、[[エクストラウィン]]はダイレクトアタック同様に命を奪う勝利として扱われるが、何らかの外的要因で試合が中断された場合は何も起こらない。

//***勝舞編
//筆者の知識が皆無につき追記求む

***勝太編 [#b54dabf0]
このシリーズでは「真のデュエル」という用語は後述する1回を除いて登場していないが、酷似したものは登場している。

-アニメ「ビクトリー」の[[オンセン]]の「スーパー沸騰モード」発動中は[[シールド]]が[[ブレイク]]されたり、[[ダイレクトアタック]]を受けた者は傷を負ってしまう。

-アニメ「ビクトリーV3」では、「書」の影響を受けたクリーチャー達が人間や特定の物品を依代に実体化し、様々な事件を引き起こしていた。
それら実体化したクリーチャーとの戦いの場として、[[エグザイル・クリーチャー]]達や[[オラクル]]教団のクリーチャーは「デュエルゾーン」を展開できる。デュエルゾーンの中では真のデュエル同様にクリーチャーやシールドが実体化するが、デュエルゾーン内で敗北しても直接命に別状はない((あくまで「ルールとして死ぬ」ことはないだけであり、[[神の封印>《秩序の意志》]]を受けた[[《百万超邪 クロスファイア》]]や勝太とのデュエマ敗北後の[[ヨミ]]のようにデュエマの結果消滅した者自体はいる。))。

-アニメ「VSR」では第28話で[[ザキラ]]と[[バサラ]]が[[《禁断〜封印されしX〜》]]を賭けて「''真のデュエル''」を行った。こちらは真のデュエルであると明言されており、クリーチャーが実体化し、破壊されたシールドはデュエリストを傷つけた。最終的に試合は中断されたが、「敗者は命をも失う」と明言されている。
この真のデュエルでは、デュエル台が地面から浮かび上がり、そこに[[禁断文字]]でデュエリストの名前(''BASARA''と''ZAKIRA'')が記される演出があった。

-アニメ「VSRF」42話並びに漫画「VS」では、「真のデュエル」との明言こそされていないが実体化したクリーチャーによるデュエルが行われた。こちらではデュエリストへの直接的なフィードバックこそないが、''破壊されたシールドは地球に降り注ぎ、敗北は[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の侵攻=地球滅亡を意味する''という、実質的に地球を賭けた真のデュエルとなっていた。

-漫画「VS」では[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]に敗北した者は「Xの裁き」を受け[[封印]]されてしまうが、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を倒せば封印は解ける。明言はされていないが事実上の真のデュエルと言える。
同様にアニメ「VSRF」では[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]に敗北した者は最終禁断に喰われてしまうが、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]を倒せば元に戻る。
ただしこれらはあくまで「敗北」した時の代償であり、クリーチャーの実体化やシールドの破片による被害はない。

-[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]を使い、敗北した者は禁断の呪いにより、禁断のカードと共にその命を失うとされている。これは[[ダイレクトアタック]]、《禁断》の破壊による[[特殊敗北]]は問わない((ただし、「キング!」での[[切札 ジョー]]VSバサラの試合を除く。本来本編には存在し得ない対戦であったため、タイムパラドックスが起きていたものと思われる))。

-アニメ「ビクトリーV」の[[《ニヤリー》]]、「ビクトリーV3」の[[オラクル]]とその影響を受けたクリーチャー並びに[[エグザイル・クリーチャー]]、「VSRF」の[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]は実体化している。

***ジョー編(新章) [#q1515eac]
このシリーズでは、[[デュエルマスター>DM]]と共に「真のデュエル」が再び取り上げられるようになった。このシリーズの真のデュエルは、ルールは同じだが過去のシリーズと異なる演出が用いられている。

-真のデュエルは基本的に、特定の[[クリーチャー]]の能力で開かれる、異空間に存在する塔のような専用のデュエルフィールドにて行われる。

-シールドは赤色のオーブを中心に模様入りの盾のような形で展開される。シールドがブレイクされると盾の部分が破片となって降り注いだ後、オーブが降りてきてカードとして手札に加わる。

-勝者が敗者の殺害を望まない場合、[[ダイレクトアタック]]が明確に相手を避けている事が描写されている。逆に勝者が殺害を望まなくとも、何らかの理由で[[ダイレクトアタック]]を直接受けてしまえば相手は死亡する。

作中では[[デュエル・ウォーリア]]とのデュエル、そして[[デュエルマスター>DM]]同士の(マスターとしての)デュエルは真のデュエルで行われる事になっている。すなわち、デュエル・ウォーリアとは命懸けのデュエルを強制されることになるが、[[ジョーカーズのマスター]]である[[切札 ジョー]]は殺害を望まなかったため、デュエルで敗者を手にかけた事は[[不測の>ゲジスキー]][[事態>ゼーロ]]であった一部を除いてない。

***ジョー編(キング) [#h67054b9]

アニメ「[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]」以降は勝太編のように真のデュエルが行われる事はなくなったが、こちらも酷似したものは登場している。

-アニメ「キング」では、[[《一王二命三眼槍》]]が実体化している。また、一部のデュエマで真のデュエルフィールドのCGが流用されている。

-アニメ「[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]」と漫画「キング」中盤では、[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]のクリーチャーが[[ディスペクター]]にされた事により、歴史改変が発生している。また、[[五龍神]]並びに[[《Volzeos-Balamord》]]、漫画版の勝太の[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が実体化している。

-アニメ「キング!」での[[《炎龍神ヴォルジャアク》]]と[[ボルツ]]のデュエマは、敗北すれば結晶に変えられてしまうという命懸けのデュエルだった。

-アニメ「[[キングMAX>デュエル・マスターズ キングMAX]]」では、[[《邪王来混沌三眼鬼》]]と[[《CRYMAX ジャオウガ》]]、[[《アイアンラビットンボ》]]が実体化している。

***ウィン編 [#m878ea7f]

真のデュエルという名前ではないが、[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の能力によって同様にクリーチャーが実体化し、敗者には物理的な被害が及ぶ「ジャシンデュエル」(アニメでは「邪神デュエマ」)が行われている。
当初は実際に命に関わる被害をもたらしていたが、[[斬札 ウィン]]によって《ジャシン帝》が[[カードに封印されて以降>邪神くん]]は物理的な被害は起きなくなり、代わりに恐ろしい夢(''邪神タイム'')を見せるのみに留まっている。

アニメ・漫画「[[デュエル・マスターズ WIN]]」では、[[《アビスベル=ジャシン帝》]]([[邪神くん]])と[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]([[鉄仮面]])は実体化している。また、その力を借りて[[プリンス・カイザ]]は人知を超えた力を発揮できる。
また、「[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]」では上記に加え、[[《「心」の頂天 プロフェシー》]]と[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]も実体化しており、[[リッパー教授]]や[[ウガタ]]に力を与えていた。


***ウィン編([[Duel Masters LOST ~追憶の水晶~]]) [#mbcaeef5]
クリーチャーの生息する「境界線」を超えた世界でのデュエルではクリーチャーが実体化し、敗北は死を意味する命懸けの物と定義されている。
**真のデュエルを行った事があるデュエリスト [#m40870f6]
//真のデュエルと明言されていないデュエルは含めない
-※は真のデュエルにより一時的に死亡した者。

***勝舞編 [#w2ae2759]

***勝太編 [#n6238d3a]
-[[バサラ]]
-[[ザキラ]]

***ジョー編 [#m5d5333a]
#region2(一覧){{
-[[デュエルマスター>DM]]
--[[切札 ジョー]]
--[[キラ]]※(後に復活)
--[[ボルツ]]
--[[ゼーロ]]※
--[[キャップ]]
--[[ギャップ]]
-[[ガイアハザード]]
--[[カブト鬼]]
--[[ハニーQ]]
--[[ミノマル]]/[[ミノガミ]]※(後に復活)
--[[でんでん]]
-[[デュエル・ウォーリア]]
--[[ゲジスキー]]/[[《阿修羅サソリムカデ》]]※
--[[《崇高なる智略 オクトーパ》]]※
--[[《自然星人》]]
--&ruby(くみ){組}; &ruby(たてる){立輝};/[[《ブロック・キング》]]
--[[《キラードン》]]
--[[《I am》]]
--[[《ジャババ・ハット》]]※
--[[《万年の甲 ガメッシュ》]]※
--[[《凶鬼04号 ビビム》]] ※
--[[《フレデリック・ショーイン》]]※
--[[《アラン・クレマン》]]※
--[[《コネチカット・ヤンキー》]]※
--[[《凶鬼27号 ジャリ》]]※
--[[《爆撃男》]]※
--[[トンボ]]/[[《ボントボ》]]
--[[《ビックリーノ》]]
--[[《ど・真ん中太郎》]]
--[[ルブブ]]/[[《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]
--[[アンディ・モーンズ]]/[[《螺旋塔 モナイアス》]]
--[[《ロック・クロック・六九》]]
-その他
--[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]
--[[《メッサー・シュミット》]]
--[[切札 るる]](洗脳)
}}

**実体化したクリーチャーを扱った事がある主なデュエリスト [#o7b057a3]
-上記と重複するものは含めない。※は実体化クリーチャーにより死亡した事がある者。×は自身は使用していないが、実体化クリーチャーの被害を受けた者。

***勝舞編 [#hda6d8da]

***勝太編 [#d5355b42]
-[[切札 勝太]]([[カツドン>《頼むぜ!カツドン》]]他多数)※
-[[ドラゴン龍]]/[[《流星のフォーエバー・カイザー》]]
-[[オンセン]]
-[[百獣 レオ]]([[ダママ>《一族 ダママ》]]他)
-[[べんちゃん]] ([[ロビー>《超合金 ロビー》]]、[[テック>《【問1】 テック》]])
-[[ぶっちゃけ]]([[五朗丸>《鼓笛獣 五朗丸》]])
-[[ヨーデル]]([[ニケ>《宇宙刃 ニケ》]])
-[[プラマイ 零]]([[ブータン>《豚魔槍 ブータン》]])
-[[オラクル教団>オラクル]]
--[[ゾロスター]]/[[《策士のイザナイ ゾロスター》]](自身含め多数)※
--[[ヨミ]]/[[《神人類 ヨミ》]](自身含め多数)※
--[[イズモ]]/[[《イズモ》]](自身含め多数)※
-[[ルシファー]]([[ドレミ>《タイム1 ドレミ》]]、アニメのみ、[[漫画では×>《伝説の禁断 ドキンダムX》]])
-[[ギョウ]]×([[漫画のみ>《伝説の禁断 ドキンダムX》]])
-[[コジロー]]×
-[[うつぼみかづら]]([[アクミ>《第一種 アクミ》]])
-[[ハカセ]]&[[ランボー]]×([[アニメのみ>《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]])

***ジョー編 [#g47ddb48]
-[[鬼札 アバク]]([[鬼の槍>《一王二命三眼槍》]]、[[《CRYMAX ジャオウガ》]]
-[[ジェンドル]]([[《Volzeos-Balamord》]]他)※

***ウィン編 [#b1a71456]
-[[斬札 ウィン]]([[《アビスベル=ジャシン帝》]]並びにその派生カード)((邪神タイムの被害者については数が多すぎるため省略。))
-[[プリンス・カイザ]]([[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]並びにその派生カード)
-[[リッパー教授]]([[《「心」の頂天 プロフェシー》]]
-[[ウガタ]]([[《DARK MATERIAL COMPLEX》]])
-[[マズキ]]・[[ケンドラ]]×(アニメのみ)
-[[クリスタ]]※
**余談 [#oa934b24]
-キッズステーションの情報番組「デュエマTV!!」では、禁断の力に乗っ取られた[[タカ>デュエマスター タカ]]が使用する[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の[[ダイレクトアタック]]を受けると再起不能になる(ただし、誰かがタカに勝利すれば復活できる)という、真のデュエルのような設定が存在している。
こちらは真のデュエルと異なり「ドキンダムXの」攻撃を受けなければいいので、ドキンダム以外のダイレクトアタックを受けた場合や、[[特殊敗北した場合>《爆笑必至 じーさん》]]は封印される事はない。[[ダイキ>デュエマボーイ ダイキ]]は前者で、[[シールじーさん>ヴィッキー]]は後者で封印を免れている。

-アニメ「VSR」以降は命をかけたデュエルや実体化したクリーチャーの関わるデュエルには、「VSR」の[[《業火の禁断エリア》]]のCG、「VSRF」の[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]のCG、新章「デュエル・マスターズ」の真のデュエルフィールドのCGのいずれかが流用される事が多い。

**参考 [#i0c52165]
-[[デュエル]]/[[デュエマ]]
-[[《「これは命懸けのデュエルなのです」》]]

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