#author("2023-11-26T22:16:52+09:00","","")
#author("2024-02-16T18:20:55+09:00","","")
*白黒赤 [#t909d2c5]

[[光]]と、その[[敵対色]]である[[闇]]、[[火]]の3色の色構成。または、そのカラーで組まれたデッキの構成色のこと。 
-[[MTG>Magic:The Gathering]]のように中心色を中央に表記する場合「赤白黒」となる。

「''デイガ''(カラー)」と俗称されることが多い。
例:[[【白黒赤ドラグナー】]]→【デイガドラグナー】

全体[[火力]]、[[確定除去]]、高[[パワー]]の[[ブロッカー]]を持ち、相手[[クリーチャー]]への対抗手段が非常に豊富。また、[[光]]が入ることで[[呪文]]の扱いにも長ける。[[闇]]の[[リアニメイト]]と[[火]]の[[スピードアタッカー]][[付与]]で一瞬の爆発力も持ち合わせる。

しかし、[[自然]]と[[水]]が無いため、手軽な[[マナブースト]]と[[手札補充]]を扱う潤滑油に乏しいという重大な弱点がある。
[[マナブースト]]はともかく、[[速攻]]以外のほとんどの[[デッキ]]で[[手札補充]]は必要となってくるため、この構成では[[光]]の[[置きドロー]]または[[呪文]]回収か、闇の[[墓地回収]]を扱って[[デッキ]]が作られることが多い。

[[マナブースト]]と[[手札補充]]を不得手であるがゆえに、[[手札事故]]、[[色事故]]を緩和させることが難しい。序盤は後れを取りやすいことから[[ビートダウン]]を組むことも難しく、その上マナが伸びにくいゆえに中盤からの巻き返しも難しいなど、かなりの欠陥を抱えてしまう。

そのため、3色デッキの中では最も環境で活躍させるのが難しいデッキタイプである。

[[十王篇]]でようやく[[【白黒赤ドラグナー】]]として[[メタゲーム]]に食い込むことができたが、これは白赤で構成されるメインギミックに相性の良い[[パワーカード]]を足した結果として白黒赤というデッキカラーになっただけであり、それぞれの文明の特色を活かしたようなデッキではなかった。
また、上述の「事故率が高い」という欠点がかなり露骨に出るデッキでもあったため、研究が進むにつれて黒をカットしたり他の色に入れ替えた型が主流化。
まもなく環境から姿を消し、図らずも「最も環境で活躍させるのが難しい」という評価を補強することになった。

その後、[[【白黒赤ドルマゲドン】>【ドルマゲドンX】#l5e8783e]]が環境入りし、白黒赤カラーはある程度再評価されるに至った。

-[[火]]の[[手札補充]]は、数は少ないものの[[《爆走鬼娘モエル・ゴー》]]や[[《新世界 シューマッハ》]]など強力なものもある。

-[[【レッドゾーン】]]に、[[《解体人形ジェニー》]]や[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]のような妨害札の[[黒]]、[[《閃光の守護者ホーリー》]]等の[[S・トリガー]]と[[《ヘブンズ・フォース》]]の踏み倒しの[[白]]を[[タッチ]]すれば、この[[色]]の組み合わせになることがある。

-[[【アーマロイドコントロール】]]は、[[闇]]の[[墓地回収]]の他[[《光器ペトローバ》]]や[[《機動聖者ミールマックス》]]を使うために、[[【ディアブロストコントロール】]]は[[火]]の[[ブロッカー破壊]]と[[光]]の呪文墓地回収を使うためにこの色で組まれることがある。

-俗称である「デイガ」は[[Magic:The Gathering]]のカード[[《デイガボルバー》>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC/Degavolver]]が由来。後に、[[《報復するものオロス》>http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A0%B1%E5%BE%A9%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%AD%E3%82%B9/Oros,_the_Avenger]]を語源とする「オロスカラー」、タルキール次元の1色とその敵対2色の組み合わせからなる氏族の一つ、「[[マルドゥ族>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%A5%E6%97%8F/The_Mardu_Horde]]」を語源とする「マルドゥカラー」という俗称が登場した。[[デュエル・マスターズ]]においては[[シャチホコ]]に関するカードがこの色に属するため、「シャチホコカラー」と呼ばれることもある。いずれにせよ、色の組み合わせは俗称を使うより、色名で言った方が親切だろう。

-[[シャチホコ]]や[[ジェンドル]]のように敵キャラクターも使うことがあるカラーだが、各章の主人公やライバルが使う文明である[[火]]、[[光]]、[[闇]]を擁することからヒロイックなカードも多い。特に[[切札 勝舞]]・[[白凰]]・[[黒城 凶死郎]]の3人や[[切札 勝太]]・[[ルシファー]]・[[コジロー]]の3人でカラーパイを出し合った結果、この色になる事は多い。

**白黒赤のカード [#r48fa66b]
#taglist(白黒赤^3色^多色-用語集)
//ゲームオリジナルカード
#taglist(白黒赤(デュエプレ)-白黒赤)

[[《魔魂葬のサードニクス》]]や[[《天下統一シャチホコ・カイザー》]]など、能力に[[破壊]]が関わるものや、[[《希望のファンクラップソディ》]]や[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]など、癖があるが使いこなせれば強力なものがある。

[[十王篇]]からは、[[《最終龍覇 グレンモルト》]]や[[《龍覇 グレンアイラ》]]、[[王来篇]]からは[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]や[[《灰燼と天門の儀式》]]と言った純粋に[[カードパワー]]が高いカードも多数登場している。

[[王来篇]]では敵対色で構成される[[ディスペクター]]のうち、「連結」の名称を持つカードがこの色を担当しており、特徴として『「[[EXライフ]]」シールドが離れた時に能力が誘発する』など自分のシールドに干渉する能力を持つ者が多い。

-この色は、[[【5色コントロール】]]では3色[[マナ基盤]]の中ではかなり優秀。[[《フェアリー・シャワー》]]や[[《ドンドン水撒くナウ》]]、[[《天災 デドダム》]]や[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]が持っていない文明を補完できる。

-[[サイキック・クリーチャー]]を見渡せば、[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]や[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]など、器用な働きをするものが多い。これらを活用していくといいだろう。

**参考 [#t030797d]
-[[用語集]]
-[[デッキカラー]]
-[[多色]]
-[[【アーマロイドコントロール】]] 
-[[【白黒赤ソーティング・イーター】]]

-[[DMBD-14 「クロニクル最終決戦デッキ 龍魂紅蓮譚」>DMBD-14]]
-[[DMSD-18 「キングマスタースタートデッキ ジェンドルのディスペクター」>DMSD-18]]

-[[友好色]](「弧」)
--[[白青緑]]
--[[白青黒]]
--[[青黒赤]]
--[[黒赤緑]]
--[[白赤緑]]
-[[敵対色]]([[対抗色]]、「楔」)
--''白黒赤''
--[[青赤緑]]
--[[白黒緑]]
--[[白青赤]]
--[[青黒緑]]

&tag(用語集,光文明,闇文明,火文明,白黒赤,3色,多色);