#author("2025-03-25T21:02:31+09:00","","") #author("2025-03-31T03:51:47+09:00","","") *&ruby(おうどうへんかんきょう){王道篇環境}; (オリジナル) [#w14b8c31] -''PREV'':[[アビス・レボリューション環境 (オリジナル)]] -''NEXT'':[[王道W環境 (オリジナル)]] -アドバンス環境を参照するなら[[こちら>王道篇環境]]。 **2024年4月から6月 [#e1d3599f] この時期は[[【黒緑アビス】]]と[[【青赤マジック】]]の二強環境であった。 [[DM24-RP1]]発売に伴い、[[《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》]]が[[【黒緑アビス】]]を強化し、無数と言える種類のクリーチャーがそちらでの呼び出し先として採用された。カウンター封じとしては特に[[ミラーマッチ]]での盤面処理に役立つ[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]が好まれた。 『[[DMGP2024-1st>公認グランプリ]]』Day2の3人1チーム戦では[[【青赤マジック】]]、[[【青黒COMPLEXコントロール】]]、[[【黒緑アビス】]]各1面使用のチームが優勝。準優勝には[[【5色蒼龍】]]3面のチームが残った。3位は[[【黒緑アビス】]]1人、[[【青赤マジック】]]2人のチーム。4位は3面[[【黒緑アビス】]]。 特に[[【5色蒼龍】]]は準優勝チームを始めとして[[《ブレイン・スラッシュ》]]を事実上のメイン[[コンセプト]]としたものが主流であった。 遅くとも5月下旬には[[《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》]]4枚積みの[[【白緑巨大天門】]]が主流となった。 5月4週の集計と5月最終週から6月初頭の集計で[[【青赤マジック】]]が2週連続入賞率30%超を記録。 [[DM24-RP2]]発売に伴い、[[《邪魂龍 ジャビビルブラッド》]]型の[[【黒単アビスロイヤル】]]が台頭。6月3週の集計では【アビス ジャガイスト】([[【黒緑アビス】]]、[[【赤黒テレスコ=テレス】]]、[[【黒赤緑アビス】>【赤黒テレスコ=テレス】#v5d86727]])が1位を奪取し、[[【青赤マジック】]]の連続入賞数1位が7周でストップ。 **2024年7月 [#k5c28fff] 7月に入ると[[《聖霊超王 H・アルカディアス》]]、[[《蒼神龍アナザー・ワールド》]]、[[《超光喜 エルボロム》]]、[[《理想と平和の決断》]]といった[[DM24-RP2]]の新規を採用した[[【白青天門】]]が台頭。既存の[[【白緑巨大天門】]]も全社2種類を獲得して強化されている上に、[[《閃光の精霊カンビアーレ》]]も獲得している。 [[【赤緑“逆悪襲”ブランド】]]は既に[[DM24-RP1]]で獲得していた[[《冒険妖精ポレキチ》]]と[[DM24-RP2]]での[[《ブレイズ・ハイパー・クロー》]]、[[《白銀妖精コユキ》]]の獲得によってそこそこの立ち位置となっている。 [[【黒緑アビス】]]も[[《深淵の瘴炉 インシネ=ロウ》]]、[[《霊淵 ヒドアノッカ=ノアドッカ》]]を獲得し、依然強化されている。 [[【白赤アーマード】]]系統は[[《ボルシャック・ハイパー・ヴォルジャアク》]]を獲得したことで、それなりの立場を築いている。 7月2週には過去最多クラスとなる49種類のデッキタイプがチャンピオンシップで上位入賞した。 [[DM24-EX1]]発売に伴い[[【白黒赤ファイアー・バード】]]や[[【白赤緑ドリームメイト】]]が各地の[[チャンピオンシップ]]を荒らし回った。この2つのデッキは、まさかこれらのデッキカラーと種族で組んでモノになるとは予想外と、多くのプレイヤーが驚愕した。また、新規[[デスパペット]]軸の[[【青黒COMPLEXコントロール】]]や[[《冥土人形ヴァミリア・バレル》]]型の[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]も結果を出した。 7月3週のオリジナルのチャンピオンシップ上位入賞実績の集計では、[[【白黒赤ファイアー・バード】]]がデッキ成立から2日にして1位を記録。 **2024年8月から9月 [#o4be6d45] 7月末から8月初週末までの統計によると、[[【白黒赤ファイアー・バード】]]が登場以降3週連続となるチャンピオンシップ上位入賞率1位。同集計では[[【白赤緑ドリームメイト】]]、【白緑ドリームメイト】、その他型が不明のものを合計した[[【ドリームメイト】]]括りで入賞率4位。一方、[[【青赤マジック】]]は新進デッキに押されて入賞率6位(4.6%)まで凋落。[[アビス]]系統も【ジャガイスト】括りでは入賞率7位(4.1%)と低迷し、[[【黒単アビスロイヤル】]]に至っては母数196件中2件とほぼ淘汰された。 8月第2平日から第2週末までの集計では[[【ヘブンズ・ゲート】]]系統が[[【白黒赤ファイアー・バード】]]から入賞数1位を奪取し、[[【白黒赤ファイアー・バード】]]の登場以来から続いた連続入賞数1位の記録は3週でストップ。 8月から[[DM24-RP3]]発売直前までは概ね[[【白黒赤ファイアー・バード】]]、[[【ヘブンズ・ゲート】]]、[[【ドリームメイト】]]、[[【青黒COMPLEXコントロール】]]の四強環境であった。 ところが[[DM24-RP3]]発売を機に[[【青黒緑マルル】]]がトップメタに躍り出た。[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]の[[殿堂解除]]以降も今一つ良いデッキ止まりという評価を引きずっていた[[【無色ジョーカーズ】>【ジョーカーズ】]]が、[[《ベイビーポンの助》]]と[[《ハイパー・ザ・ジョニー》]]の獲得によって環境中位程度にまでランクアップ。 [[《アクア・ギャクテンポインター》]]は登場から瞬く間に[[【シールドプリズン】]]系統で活躍したが、ゲーム進行の面で致命的な問題を抱えていたため、登場からわずか10日でエラッタ。事実上の[[ナーフ]]だが、直接カードテキストを修正して弱体化させられたのはこのカードが史上初。 **2024年10月から11月 [#rd5c28e9] 『[[DMGP2024-2nd>公認グランプリ]]』では下馬評通り[[【白黒赤ファイアー・バード】]]が優勝。2位は[[【白青赤ゴスペル】]]、3位は[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]]、4位は[[【青黒COMPLEXコントロール】]]。他にもベスト8に[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]]が2人、[[【青黒COMPLEXコントロール】]]が1人、[[【青黒緑ガレックゼーロ】>【青黒緑ゼーロベン】]]が1人残った。特に[[DM24-RP3]]で登場した[[《逆転の影ガレック》]]の活躍が目立ち、[[《逆転の影ガレック》]]にとっては飛躍の大会であったと言える。 11月のオリジナルは[[【白黒赤ファイアー・バード】]]、[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]]、[[【青黒COMPLEXコントロール】]]の3強の対決構造であった。一方で[[【青黒緑マルル】]]は山札確認メタで露骨にメタを張られるようになったため、その3強の1つ下に落ちた。[[【ヘブンズ・ゲート】]]系統は特別にメタカードを用意しない限り[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]]に対してブロッカーが紙切れになるため、環境中位にまで転落。 10月末から11月初週にかけての集計では、[[DM24-EX2]]基盤デッキが入賞数の過半数に達した。 **2024年12月から2025年1月 [#a5da3514] [[DM24-RP4]]発売を機に[[【青黒赤覇覇覇ジャオウガ】]]と[[【青緑ハイパーエナジー】]]が環境に進出。どちらも違和感無く[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]]対策を搭載することができ、それなりの立場を築き上げた。 1月に入ると[[【黒緑バロム】>【ターボドルバロム】]]がそこそこ流行した。 1月3週の集計では[[【青黒緑マルル】]]が週間入賞数1位に輝き、約1ヶ月に渡って週間入賞数首位であった[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]]を引きずり降ろしている。 [[DM24-EX3]]発売以降の環境は、[[【青黒緑マルル】]]、[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]]、[[【青黒COMPLEXコントロール】]]、[[【白黒赤ファイアー・バード】]]、[[【ヘブンズ・ゲート】]]、[[【白青赤ゴスペル】]]とそれなりにデッキタイプが散らばっている。 **2025年2月から2025年3月 [#w0859cdb] 2月に入った辺りからそれまでオリジナル環境相当の入賞率には届かなかった[[【青緑ジャイアント】]]が環境中位に躍り出ている。 2月第2平日から第3週末までの集計で、それまでの四強であった[[【青黒緑マルル】]]、[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]]、[[【青黒COMPLEXコントロール】]]、[[【白黒赤ファイアー・バード】]]から[[【青黒緑マルル】]]が脱落し、[[【青黒緑マルル】]]を除いた三強体制となった。 2025年3月10日殿堂レギュレーション改訂により、[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]]、[[【青黒COMPLEXコントロール】]]が構築困難となり、[[【白黒赤ファイアー・バード】]]が大幅弱体化。 [[DM24-BD5]]・[[DM24-BD6]]が発売したが、新戦力となったのは[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]や[[【ブレスラチェイン】]]、[[【白青緑ゴスペル】>【白青赤ゴスペル】]]の強化パーツとなった[[《怪盗妖精カサブランカ/「信じていたのに裏切られるなんて!」》]]程度で、後は[[《策士のシダン ニャハン》]]が登場からしばらく[[【緑零ゼニス・セレス】]]の強化パーツとして入賞を増やしたぐらいか。 2月第4週末から3月初頭までの集計では、殿堂入りによる消滅や弱体化を待つばかりの[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]]が1位、[[【白黒赤ファイアー・バード】]]が2位、[[【青黒COMPLEXコントロール】]]3位となっており、それら3つのデッキタイプで上位入賞過半数を占めた。 3月第3平日から第4週末までの集計では、1位が[[【白黒赤ファイアー・バード】]]、2位が[[【青黒緑マルル】]]、3位が[[【ドリームメイト】>【白赤緑ドリームメイト】]]と旧環境の面影を残しつつも、入賞デッキタイプが55種類を記録するなど多種多様な環境となっていた。 同月14日目に動画配信された[[デュエチューブリーグ]]後期第6節で[[【青緑キャベッジ・セッションズ】>【キャベッジ・セッションズ】]]が全勝優勝を飾って話題となり、以降しばらく流行した。 **参考 [#ha6b7e66] -[[環境]] -[[王道篇]] -[[王道篇環境]] &tag(環境,王道篇,オリジナル環境);